2012年5月14日 (月)

脚本・尾崎将也の「梅ちゃん先生」・下村梅子の誕生日は?

4月21日放送の第18回に下村梅子の卒業証書が出てきました。その卒業証書には梅子の誕生日が記されていました。梅子の誕生日は昭和4年3月5日です。この誕生日をもとに梅子の履歴書を作ってみました(NHK広報の制作発表資料によると、昭和20年、終戦直後の東京で暮らしていた梅子は17歳ということになっていました。昭和4年3月5日が誕生日なら、終戦直後の満年齢は16歳ですが、数え年なら17歳です)。

下村梅子の履歴書(転校はなかったものとします)

 学 歴
昭和10年4月 △△尋常小学校入学
昭和16年3月 △△尋常小学校卒業
昭和16年4月 ○○高等女学校入学
昭和21年3月 ○○高等女学校卒業 ←この卒業証書に生年月日が記されていた
昭和21年4月 城南女子医学専門学校入学
昭和22年4月 城南女子医学専門学校2学年に進級

 職 歴 
アルバイト若干(体温計売り・コーラ作り・ダンスパーティ入場券販売)

 賞 罰
 な し

 特 技
 な し

 特 徴
字が汚い。絵がヘタ。よく勘違いをする。いつもボーッとしている。
 
 
 
5年だった高等女学校の修業年限は昭和18年の「高等女学校規定」で4年を上限とすると改められました。梅子は昭和16年に入学しているので微妙です。ドラマでは(計算上)5年通ったことになっています。

もうひとつ疑問だったのは尋常小学校の入学年齢です。満年齢が基準になっていたのでしょうか、それとも数え年が基準になっていたのでしょうか。昔は一般的には満年齢よりも数え年が主に使われていました。あまりにも数え年が横行するので、満年齢を普及させるために「年齢のとなえ方に関する法律」が作られたくらいです(1950年1月1日施行)。

昔のことだからいい加減で(「おらの息子は来年からにすっぺ」とか)だったのかもしれないと思いつつ、尋常小学校の入学年齢について調べてみると、辞書には、はっきり、「満6歳以上」と明記されていました(昔の政府をなめてはいけない?)。
 
 
さて、昭和22年になって梅子は満18歳(数え年では19歳)になりました。「梅ちゃん先生」で年齢が判明しているのは今のところ梅子だけです(たぶん)。そこで登場人物の年齢をいろいろ推定してみました。だいたい俳優・女優の実年齢(あくまでもプロフィール上の)よりマイナス5歳が基準です。

昭和22年4月現在の登場人物の推定年齢(満年齢)

堀北真希(23)     下村梅子(18)
高橋克実(51)         建造(46)
南果歩(48)           芳子(43)
倍賞美津子(65)       正枝(65)←若くできなくてごめん。
ミムラ (27)           松子(23)
小出恵介(28)        竹夫(22)

片岡鶴太郎(57)    安岡幸吉(52)
大島蓉子 (57)         和子(52)
松坂桃李(23)          信郎(18)

徳永えり(24)       澤田弥生(18)  
黒川智花(22)      須藤雪子(18)
西原亜希(24)      瀬川典子(?)←4歳の子どもがいる
白鳥久美子(30)    園田江美(19)←4月生まれということにしておきます

大和田伸也(64)    扇田先生(59)
田中要次 (48)     柴田先生(43)

鶴見辰吾(47)      立花陽造(42)
 
宇野実彩子(25)   矢吹あかね(23)←キャバレーの歌手。若すぎてはいけない。

満島真之介(22)    山倉真一(22)

岩崎ひろみ(35)     三上康子(30)

高橋光臣(30)      松岡敏夫(24)←病気で三年間休学している。

平岳大(37)        真田伸吉(29)←松子とあまり年が離れていてはいけない。

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2012年5月13日 (日)

「家族のうた」は「家政婦のミタ」である?

オダギリジョー主演「家族のうた」は、視聴率回復の兆しがみられないままとうとう打ち切りが決定してしまいました。残念ながら6月3日放送分が最終回です。

オダギリジョー主演「家族のうた」 8話で打ち切り決定

スポニチアネックス 5月12日(土)18時1分配信

 オダギリジョー(36)主演のフジテレビ系連続ドラマ「家族のうた」(日曜後9・00)が第8話で打ち切りになることが分かった。6月3日放送分が“最終回”となる。

 平均視聴率は初回が6・1%、第2回は3・6%、第3話は3・4%、第4話では最低の3・1%を記録。この3・1%という数字は、00年以降にプライム帯(午後7~11時)で放送された民放の連続ドラマでは、03年1月期の日本テレビ「メッセージ」(真中瞳主演)第6話、同10月期の「ライオン先生」(竹中直人主演)最終回と並ぶ低視聴率となった。

 4話までの平均は4・2%で、「メッセージ」の全話平均4・4%という最低記録を下回っていた。

 かつて爆発的な人気を誇ったものの、今や落ちぶれたロックミュージシャン・早川正義(オダギリ)が突然現れた子どもたちとの同居をきっかけに、人として父親として成長していく姿を描く熱血ファミリードラマ。撮影前には「パパはニュースキャスター」(TBS、87年放送)の脚本家から類似点を指摘され、フジが一部内容を変更する事態になっていた。

早川正義が「人として父親として成長していく姿を描く熱血ファミリードラマ」だったらしいですが、第4話までを観た限りでは早川正義に成長の兆しはまったくありませんでした。だいたい人として成長するということは、ロッカーとしては堕落するということです。すでに36歳の立派な大人である主人公が、今さら(精神的な)成長はムリです。

このドラマは、ロックンローラーとしての主人公を強調するあまり、主人公の内面的な弱さや淋しさや苦しさをあえて描こうとはしませんでした。その結果として、主人公がヘラヘラした単なる大バカ野郎にしか見えなくなっていました。オダギリジョーに親近感を持っていない一般の視聴者には、とても見られたドラマではなかったと思います。
 
 
思うに、「家政婦のミタ」の亜須田恵一(長谷川博己)も、浮気が原因で妻を死に追いやり、それが子どもたちにバレて家を追い出され、勤めていた会社もクビになってしまったダメ男でした(それでも本気で自分の子どもを愛せない自分に苦しんでいた)。

ダメな父親と子どもたち、主人公に思いを寄せる美女(?)、変な老人、斉藤和義の主題歌、カゾークノウタとカセーフノミタ……こうして並べてみると「家族のうた」は「家政婦のミタ」と実によく似ています。ただし、「家族のうた」にはミタさんが出てきません。「家族のうた」はミタさんの出てこない「家政婦のミタ」です。

もうヤケクソです。この際だから松嶋菜々子にお願いして最終回は「家族のうた」にもミタさんが家政婦としてやってくることにしたらどうでしょうか。業務命令なら何でもやってしまうミタさんと業務命令を無視する早川正義のトークバトルは絶対受けると思います。話題沸騰です。

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2012年5月 5日 (土)

「ATARU」の視聴率が急落した理由

「ATARU」視聴率急落6%減 「家族のうた」は続落3・4%

デイリースポーツ 5月1日(火)13時9分配信

 4月29日に放送された、TBSの中居正広主演ドラマ「ATARU」(日曜・午後9・00)の第3回放送分の視聴率が、関東地区で前週比6・0%減の10・9%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 また同時間帯で視聴率が低迷していた、フジテレビのオダギリジョー主演ドラマ「家族のうた」は前週比0・2%減の3・4%と、さらに続落する結果となった。

 同時間帯は視聴率の激戦区となっている。

 一方で、テレビ朝日は「日曜洋画劇場」で放送した「相棒‐劇場版‐絶体絶命!42・195キロ」が15・3%をマーク。日本テレビが午後7時から3時間スペシャルで放送した「世界の果てまでイッテQ!SP」が15・0%と、高い数字だった。

視聴率的には好調にスタートした中居正広主演ドラマ「ATARU」が早くも失速してしまいました。

このドラマの視聴率が急落した理由ははっきりしています。ストーリーとはほとんど関係なくうんざりするくらいチョコザイ(主人公)の奇行を強調したからです。多くの視聴者は中居正広のわざとらしい演技に辟易していると思います(たぶん)。決してそういう意図はなかったとしても、北村一輝と栗山千明が展開するコメディタッチのドラマの中で、軽々しく知的障害者を誇張して演じてしまうと、知的障害者をおちょくっているのではないかという印象を視聴者に与えてしまいます。気分を害して見るのを止めてしまった視聴者が多かったのではないでしょうか。
 
チョコザイの奇行が視聴率稼ぎのつもりだったとしたら逆効果でした。もっと真面目にドラマの面白さで勝負しないと……。

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