2009年7月 9日 (木)

鳩山兄弟の黄昏・いいかげんにしろ!!

鳩山由紀夫の「故人献金」は本人も認めている明らかな虚偽記載です。検察はなぜ動かないのでしょうか。これこそ秘書が逮捕されたって文句はいえないと思うのですがね。

さて、兄・由紀夫の政治資金収支報告書がでたらめであることははっきりしました。では、弟・邦夫のほうはどうでしょうか。ネットで調べていたら阿比留瑠比さんという人のブログを見つけました。

阿比留瑠比さんは、週刊ポスト4月3日号(3月23日発売)に掲載された「鳩山大臣『母から息子へのトンネル献金』という記事を要約して次のように述べています。

 政治資金規正法22条は、個人が一つの政治団体に献金できる金額の上限を「年間150万円」と定めている→邦夫氏の母と姉は、邦夫氏の資金管理団体「新声会」に150万円ずつ献金している。それはいい→ただ、母と姉は邦夫氏の他の3つの政治団体「鳩山邦夫後援会」「新政策科学研究会」「鳩友会」にもそれぞれ年間150万円ずつ献金している→この3政治団体は母と姉から受けた献金を「新声会」に再献金している→つまり、邦夫氏は実質的に母と姉から個人献金の上限をはるかに超える年間600万円ずつの献金を受けており、この手法で鳩山氏に流れた〝家族献金〟は2000年から2007年で総額5200万円に達する。

しかも、資金管理団体と3政治団体の事務所はみな同じビルの1室におかれ、会計責任者も同一人物が兼ねている。→「新政策科学研究会」と「鳩友会」はいずれも収入は母と姉からの献金合計300万円だけで、事務所経費はなく、寄付は団体をスルーしただけでそっくり新声会に寄付されている。

詳しくは → http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1115458/alltb/

一個人から1500万円の献金を受けたければ、政治団体を10個作ってそれぞれに150万円ずつ献金してもらえばいいのでしょうか?これで違法にならないとしたら、政治資金規正法とは一体何なんでしょうか?これをザル法と呼んだらザル法にたいして失礼というものです。

こんな法律を根拠に虚偽記載だの何だのと因縁をつけられて小沢一郎の公設第一秘書は逮捕・起訴されてしまいました。検察は明らかに変です。不公平にも限度というものがあります。同レベルの厳しさ(?)で検察が動けば、鳩山由紀夫も鳩山邦夫も事務所が家宅捜査を受けて秘書が逮捕されていなければおかしいです。

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2009年7月 8日 (水)

南沢奈央の「命のバトン~最高の人生の終わり方」

「命のバトン~最高の人生の終わり方」は、変な女子高生につきまとわれてしまったワケアリじいさんのお話です。

星野京介(小林稔侍)は大手レンズメーカーの重役でしたが、海外へ単身赴任中だった6年前に妻を亡くし、板前で割烹店を経営している一人息子とは絶縁状態になっています。

産業戦士から足を洗って会社を辞めた京介は都会(広尾のマンション)での暮らしに見切りをつけて故郷(ふるさと)に引っ越してきました。京介の故郷は府中あたりの多摩川の辺(ほとり)です(ドラマでは川の流れや緑の多い周辺の自然が強調されていますが、実際はそれほど田舎ではありません)。

京介は心臓に持病があって放置しておくと心筋梗塞や心不全を惹き起こす恐れがありました。しかし京介は手術を受けようとしません。いつも多摩川の流れをぼんやりと見つめています。京介はすでに死を受け入れてしまっていて生きようとする努力を放棄していました。残り少ない人生の終の棲家として故郷の多摩川べりを選んだようです。

ひょんなことから京介と親しくなる有我仁子(南沢奈央)は医者(勤務医)の一人娘です。裕福な家庭で育ちましたが両親の夫婦仲は冷え冷えとしています。親子のコミュニケーションもうまくいっていません。

仁子は非行に走るようないわゆる不良少女ではありませんが、甘やかされて育てられたせいかちょっとわがままです。親の言うことを聞きません。高校2年生ですが不登校中です。仁子の不登校は言葉ではうまく説明できない内面のモヤモヤが原因のようです。

思春期というのは、本人が真剣に生きようとすればするほど、人生というものがわからなくなって悩んだり迷ったりするものです。また、この年ごろの特徴として、家では反抗して親を困らせたりしますが、外の知らない人にたいしては人格が変わったように明るく天真爛漫な自分を演じてみたりするものです。

人生の終着間際になって死に方を考えている65歳の京介と人生のスタート地点で自分の生き方を模索している高校2年生の仁子とがふとしたきっかけで親しくなり、心の交流を重ねていきます。

「命のバトン」のキャッチコピーによれば、

“生きる”とは何か?登場人物たちが悩みながらも何かを見つけようとする姿を通して、生きることの素晴らしさを伝えます。

だそうです。

このドラマのラストは、多摩川の流れを眺めながら京介が眠るように死んでいくシーンでした。

故郷の多摩川の流れは昔のままだし、幼馴染みの勝一郎(伊東四朗)も元気でした。親切だったヤクルトレディの翔子(斉藤慶子)も有我医師(田中実)も実在していました。でも、仁子はどこにもいません。有我医師にはもともと子どもはいなかったのです。勝一郎に聞いても、翔子に聞いても、仁子を知っている人はだれもいませんでした。「京介さん」と親しげに呼びかけてくれたあの仁子という女の子は、京介の願望が生み出した幻だったのかもしれません。

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2009年7月 3日 (金)

桜庭ななみの「ふたつのスピカ」

光は1秒間に約30万km(地球を7まわり半)進みます。その光が1年間に進む距離を1光年といいます。地球から太陽までの距離が光速で8分20秒(約1.5億km)ですから、1光年というのは気が遠くなるほどの距離です。想像を絶します。

それでも1光年などは宇宙全体からみれば芥子粒ほどにもなりません。人類の叡智が解明した「膨張する宇宙の姿」というのはこんな感じです。

「今我々が見ることができる最も背後にみえる光は、約137億年前に約4000万光年離れた空間から放たれた光である。そしてその空間は現在470億光年先にあり、光は137億年かけて137億光年の道のりを旅してきた」(Wikipedia)。

地球から260光年離れたところにスピカという一等星が輝いています(宇宙全体から見れば260光年程度の距離は目と鼻の先です)。スピカはおとめ座の星です。日本ではその美しさから「真珠星」とも呼ばれています。スピカは「連星」といって、二つの星が引力によって引きあっていて、ひとつの星のように見えているのだそうです。だったらどうして衝突しないのだろうか……まあ、詳しいことはよくわかりません。

桜庭ななみ主演のNHKドラマ8「ふたつのスピカ」は、宇宙学校を舞台に宇宙飛行士を目指す5人の若者が励まし合いながら成長していくという近未来の学園ドラマです。

主人公の鴨川アスミ(桜庭ななみ)が一期生として入学した国立東京宇宙学校の宇宙飛行士養成コースは、全国から宇宙飛行士を目指す秀才が集まってくる超難関のコースです。難関を突破して入学しても、宇宙飛行士になれるのはその中の「誰か」でしかありません。教官の佐野先生(田辺誠一)は生徒に向って「宇宙に行きたかったら仲間を蹴落せ」などと、ド根性ドラマのような教育をしています。

近未来とはいうものの「ふたつのスピカ」の全体の雰囲気は何となく20世紀っぽいです。全国の秀才が集まる宇宙学校でもトップの成績を誇る鈴木秋(中村優一)が生活費と学費を稼ぐために酒屋でアルバイトをしていたりします。なんだかよくわからない設定です。どうやら鴨川アスミの優しく素直な性格に感化されて周囲の人たちがみんな善人(?)になっていくという物語のようです。

憧れの彼女と同じ高校に行きたくて、劣等生のわが身に鞭打って必死に勉強したという経験のある人(または今がそうだという人)にはおススメのドラマです。

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