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2006年7月12日 (水)

毎月分配型投信について

最近は毎月分配型投信が人気だそうで、6月末でその純資産残高が20兆円を突破したそうです。前年比で約6割の増加です。毎月分配金がもらえるという「エサ」をぶら下げるだけで、決して有利なわけではない投資信託がここまで爆発的に売れるというのは、これはもう完全に売り手側の作戦勝ちです。

この絶好調の投信にあえてケチをつけさせてもらうと、毎月分配型投信というのは毎月自分の預金を少しずつ引き出しているのとほとんど変わらないと思ったほうがいいです。いや、コストも税金もかからないだけ預金の引き出しのほうがマシかもしれません。

売り手がどういう説明をしょうと、買い手の側から見た投資信託というのは、

1 購入時に手数料がかかります。
2 運用期間中には信託報酬がかかります。
3 運用に失敗して損失が発生すれば、それはすべて買った人の自己責任です。

という性格の金融商品です。目先にどんな「エサ」をぶら下げようと、本質的な商品性格は変わりません。どこをどういじくっても信託報酬は必ず発生するし、損失はすべて買い手の自己責任です。売り手にとってこれほど都合のいい金融商品はありません。

投資には楽して儲かるスタイルはないので、投資信託でハイリターンを目指そうなどと甘いことは考えないほうが無難です。

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