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2006年7月20日 (木)

天下御免の無法者

「ヒルズ黙示録 検証・ライブドア」(大鹿靖明著・朝日新聞社)という本を読みました。面白かったです。この本は徹底的に事実を取材をしたというよりも、事実かどうかはともかくとして取材で得た情報の断片を有機的に結びつけることによって個々の事件の全貌を浮かび上がらせるといった構成になっています。

したがつて、一応ノンフィクションですが、その面白さはどちらかというと小説的な面白さです。実名で登場する人物はそのキャラクターが極端に誇張されていて、好意的に描かれている人とそうではない人の違いがかなりはっきりしています(登場人物の中には名誉毀損といわないまでもかなり気分を害している人もいるのではないでしょうか)。

本の帯には、

 ヤツらはどんな「ワル」だったのか? 

と煽りのフレーズがデカデカと書かれています。しかし、ライブドア関係者についてはあまり悪く書かれていないという印象を受けます。情報提供者に対する遠慮があるのでしょうかね。

ところで公判中のライブドア事件ですが、これだけ多くの証拠と証人を撒き散らしながら当事者に違法行為の認識があったとすれば、あまりにも大胆不敵です。偽計にしろ風説の流布にしろ、酔っ払いが交番の前に違法駐車をして、交番の前を千鳥足でふらふら歩いているといった感じです。

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