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2006年8月23日 (水)

冥王星は月よりも小さい

子供のころ、太陽系の惑星を、

 すい きん ち か もく どっ てん かい めい

というふうに、なにやら呪文のようにして覚えた記憶はありませんか。

太陽系の宇宙空間を感覚的にイメージできるように、地球の直径を1.0mmとして、この縮尺で各惑星の直径と平均公転半径を計算してみました。

        直 径   平均公転半径
太陽   109.1mm  
水星     0.4mm     4.5m
金星     0.9mm     8.5m
地球     1.0mm    11.7m
火星     0.5mm    17.9m
  小惑星帯
木星    11.2mm    61.0m
土星     9.4mm   111.8m
天王星    4.0㎜   225.1m  
海王星    3.9㎜   352.6m
  エッジワース=カイパー・ベルト(小惑星群)
冥王星    0.2㎜   463.6m

普段はあまり馴染みのないこういう数字を簡単に入手して太陽系の宇宙空間を感覚的にイメージできるというのもインターネットのおかげです。

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E7%B3%BB

便宜的に平均公転半径を太陽からの平均距離と考えると、直径109.1mm(10.91cm)の太陽から4.5m離れたところに直径0.4mmの水星があることになります。8.5m離れたところに直径0.9mmの金星があり、11.7m離れたところに直径1.0㎜の地球があります。一番外側の冥王星は直径わずか0.2㎜(月よりも小さい)で太陽からは463.6m離れています。冥王星の軌道は極端な楕円軌道のため海王星よりも太陽に近づくこともありますが、唯一まだ探査機の近づいていない惑星です。今年アメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げた「ニュー・ホライズンズ」は人類初の冥王星探査機です。しかし、この探査機が冥王星に到達するのは2015年になるそうです。

 うーむ、宇宙は広いな大きいな。

最近、国際天文学連合という組織が、太陽系の惑星を従来の9個から12個に増やす新しい定義案を発表しました。もし、この定義案が採用されると次の3つが新たに太陽系の惑星として承認されることになります。

セレス
火星と木星の間の小惑星帯にある総数数百万ともいわれる小惑星のうちの一番大きい小惑星です。発見は1801年です。

カロン
冥王星の衛星とみなされてきましたが共通の重心が両星の中間にあるため冥王星との二重惑星と考えられています。発見は1978年。

2003UB313
太陽系の外周の小惑星群にあり冥王星よりも大きいです。正式名称はまだありません。発見は2005年。

正式な惑星と小惑星の違いについては、冥王星を惑星から小惑星に格下げしてしまうと一番すっきりすると思うのですが、冥王星の歴史的な重みを考慮するとそういうわけにもいかないらしいです。

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