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2006年8月28日 (月)

言葉のニュアンス

「ほれる」という言葉で「恋い慕う」という切実な心情がストレートに表現できた時代の歌詞というのは、どうも「ほれる」という言葉を安易に使いすぎたのではないかという気がします。

 ほれているなら

 ほれたってだめよ

 ほれちゃならない

 ほれているのに

 ほれていながら

などなど、あまりにも乱発して使われたため言葉の鮮度が落ちてしまって、この言葉ではもはや切実な恋心を表すことができなくなってしまいました。今この言葉を使うと何やら滑稽感さえともなってくるような気がします。

もし、あーたが詩人なら、詩作に際して、時代の変化とともに色褪せてしまう恐れのある言葉をつかうのは極力避けたほうがいいと思います。特に叙情詩の場合、言葉の選択を誤ると時代の変化とともに言葉の意味がずれてきてせっかくの力作がボロボロになってしまうかもしれません。

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