晩夏(夏の終わり)
夏の終わりは何か物悲しいものがありますね。衰えゆく夏の暑さに諸行無常を感じてしまったりします。
小学生のころ、40日間の夏休みが始まると休みが永遠に続くような気がして嬉しくて嬉しくて興奮して眠れなかったものです。別に学校がきらいだったわけではないのですが、夏休みの解放感はやはり格別でした。でも、夢中になって遊び呆けていると40日なんてあっという間に過ぎてしまいます。夏休みも終盤になるとだんだん宿題が気になってきます。
最初は7月中に宿題を終わらせて・・・などど考えてはみるものの、「休みはたっぷりあるんだ。そんなに慌ててなくてもいいだろう」という気になってきて、いつのまにか「明日できることは今日するな」という方針に変わってしまいます。そして最後に地獄の日々をむかえることになります。クラスには宿題を全然やってなくても平気な顔をしている大バカヤローもいましたが、わたしはそこまで神経が図太くなかったです。やるべきことをやらないのに、何とかごまかして「良い子」ではいたいと考えるセコイ子供だったようです。
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