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2006年9月16日 (土)

確定申告の威力

かつては、選挙があってもほとんど投票に行きませんでした。そのくせ選挙結果には関心があって、開票速報などのニュースは好きでした。「選挙で棄権する奴に政治を批判する資格はない」と言われても、「余計なお世話だ」と思っていました。

ところが数年前に確定申告をするようになって、自分で申告して所得税を納めるようになってからというもの、納税者意識がむらむらと芽生えてきました。納税者意識に目覚めると、どういうわけか選挙に行こうという気になってきます。実質的影響力はともかくとして、一般の国民にとって政治に対する意思表示をするのは選挙のときの「清き一票」しかありません。たとえ自己満足に過ぎないとしても投票に行こう(=権利を行使しよう)という気になります。

以来、国政選挙であろうと地方選挙であろうと、とにかく選挙があれば必ず投票に行くようになりました。特に支持政党があるわけでもなく、最初はよく知らない候補者に投票するのに抵抗がありました。それでも、間違えたら次に投票するときに改めればいいと割り切って、深く考えるよりもまず投票するということに決めています。

選挙に対する参政権意識というのは、納税方法によって大きく影響されるというのが体験的実感です。確定申告で納税している自営業者と源泉徴収のサラリーマンとでは、自営業者のほうがはるかに投票率が高いのではないでしょうか。政治的無関心を生む諸悪の根源は納税意識を希薄にする源泉徴収制度です。この制度は、

 サラリーマンをバカにした愚民政策である

と断言できます。

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