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2006年10月31日 (火)

必修科目の履修偽装問題

文科省の発表によれば、公立校の履修漏れは289校ということです。この数字は本当でしょうか?

なにしろ教育委員会というところは、毎年100名を超す生徒が自殺していても「いじめによる自殺はゼロ」という報告を平気でしている組織です。履修漏れに関しても、なるべく申告しないように圧力をかけて、それでも申告があった分をしぶしぶ報告しているのではないでしょうか。履修漏れかどうかの判定を高校に委ねていれば、多くの高校は可能な限り拡大解釈をして履修漏れはなかったという判断をするだろうと思います。

こういう調査は利害関係のない第三者がはいって徹底的に調べないと本当の実態はわからないと思います。このままでは、正直に申告した高校が処分されて隠蔽した高校はお咎めなしという、なにやらどこかであったような結果になってしまいそうな予感がします。東北に履修漏れの高校が多いというのも、それだけ東北には実直な高校が多いというだけのことかもしれません。

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2006年10月30日 (月)

自民党の造反議員の復党問題

日本経済新聞社の世論調査によれば、

自民党支持層
 賛成 38%
 反対 47%

公明党支持層
 賛成 31%
 反対 65%

民主党支持層
 賛成 22%
 反対 71%

無党派層
 賛成 32%
 反対 47%

という結果になったそうです。

わたしは復党させるべきだと思います。郵政問題(=自民党の権力闘争)はもう終わったことだからいいじゃないですか。でも、造反議員が自民党に復党したら、喜ぶのは民主党だと思います。民主党としては選挙戦が戦いやすくなります。民主党の支持層に賛成が少ないのが不思議です。もし来年の参院選を「郵政造反組の復党の是非を問う選挙」に持ち込めれば圧勝間違いなしです。

ただ、民主党は追い風のときほど慎重に行動しないと、折角のチャンスに自分で自分の首を絞めるいつものパターンを繰り返すことになるかもしれません。自民党はピンチをチャンスにかえるのが得意ですが、民主党はチャンスをピンチにしてしまうのが得意です。この悪癖を克服しない限り、民主党が政権を奪取するのは難しいと思います。

わたしは無党派ですが、自民党には投票したくないと思いつつも、積極的に民主党に投票する気にもなれません。そこでどちらがよりマシかという苦しい選択をいつも迫られることになります。ただし、棄権は絶対しません。権利だからな。最終的には、有権者をナメてると感じる度合いが高いほうの政党にそっぽを向くことにしています。

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2006年10月29日 (日)

「すみだ川」

永井荷風というと、ドケチの助平オヤジというイメージなんですが、これはあくまでも個人的なイメージです。間違っているかもしれません。でも、千葉の市川から浅草のストリップ劇場に通って楽屋のストリップ嬢と仲良くしていた変態オヤジであったことは確かです。ストリップ嬢のみなさんが優しかったからよかったものの、今風にいえばほとんどストーカーです。

なぜ突然永井荷風かというと、先日、島倉千代子の廉価版のCDアルバムを買ったら「すみだ川」(1969年)という曲が収録されていました。調べてみたら、戦前(1937年)の東海林太郎の代表作に島倉千代子が挑戦したカバー曲でした。もともとこの曲は永井荷風の小説「すみだ川」をテーマにした曲だそうです。

  島倉千代子 → 東海林太郎 → 永井荷風

この繋がりが意外でした。東京の下町情緒に魅せられて永井荷風の小説を愛読している人でも、小説「すみだ川」が歌に歌われていて、しかもその歌を島倉千代子が歌っていたとはよもや知らないでしょう。ちなみに、東海林太郎の読み方は「とうかいりんたろう」ではなく「しょうじたろう」です。

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2006年10月28日 (土)

今日は健康チェックのため江ノ島に行ってきました

江ノ島弁天橋を渡って、江ノ島に入り、階段を上って、階段を下りて、島の先端の岩場まで行きました。岩場で一休みして夕日を眺めて帰ってきました。帰りの上り階段は足腰がなまっていると途中で息切れがします。一気に上りきれれば健康状態は良好といえます。今日はまずまずでした。

江ノ島における階段の詳細は次のようになっています(江ノ島神社は無視して、東側の階段で先端の岩場を目指した場合)。

175段上り(15・12・9・9・14・6・6・8・6・7・7・7・12・12・10・6・17・12)。

中津宮にたどりつきます。

57段上り(15・13・9・10・10)。

江の島植物園にたどりつきます。ここまではエスカレーターもあります。

129段下り(18・12・12・9・6・7・14・14・7・8・12・10)、54段上り(18・5・14・12・5)。

奥津宮にたどりつきます。

208段下り(28・25・12・20・15・19・12・13・16・14・8・8・18)、5段上り、8段下り。

最後の休憩所「稚児ヶ淵レストハウス」があります。ここはいつ行ってもサザンオールスターズの曲が流れています。正面に岩屋に続く岩屋橋があります。橋は渡らずに右手の階段を下ります。

35段下り(18・17)。

これで岩場の海岸にたどり着きます。満ち潮のときは最後の35段は下りられなくなります。でも、夕日を見るつもりで行けばたぶん大丈夫です。帰りは階段の上りと下りが逆になります(当り前か)。江の島植物園までの上りがハードです。

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2006年10月27日 (金)

株式会社ゼロスタートコミュニケーションズ

この会社はライブドアの元幹部(山崎徳之、羽田寛)が立ち上げた会社です。日経新聞によれば、「歌手や作家を志望する人が作品をサイトに投稿し、閲覧者が点数をつけて新人発掘につなげる事業」を手掛ける会社とのことです。

早速ホームページをのぞいてみると、夕刊フジ協賛の「グラビアアイドルーオーディション」というのをやっていました。歌手や作家を志望する人のコーナーはまだ準備中のようです。原点(オン・ザ・エッヂのころ)に戻ってゼロからスタートしたいという思いが社名に込められているようです。

かつてのライブドア・ファンで現在のライブドアに不満を感じている人は、この会社を応援するといいのではないでしょうか。事業が軌道に乗るかどうかは未知数だしいろいろ大変だと思いますが、日経新聞も、「かつてならライブドアが手掛けたような事業をOBが先取りした」と好意的な評価をしています。採算のとれるビジネスモデルが確立できれば、ライブドアの再上場よりもゼロスタートコミュニケーションズの上場のほうが早いかもしれません。

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2006年10月26日 (木)

キムタクももうすぐ中年だね

突然ですが、辞書によると「晩秋」とは陰暦による9月の別称だそうです。そんなこといわれてもピンときません。太陽暦では秋の終わりは11月です。ほとんどの人が11月を晩秋と考えてそのようにこの言葉を使っているのではないでしょうか。みんなが晩秋は11月だと思えば、それはそれとして認めなければいけません。なにしろ言葉の世界は多数決ですから。

似たような現象は「初老」という言葉でも起きています。もともと「初老」というのは四十歳の別称でした。でも、いまどき四十歳の人を初老の人とはいいませんよね。初老のイメージとしては、65歳ぐらいがふさわしいように思います。

これと関連して、「中年」という言葉の意味も辞書で調べてみました。辞書によれば、中年とは、青年と老年の中間、つまり40歳前後を指す言葉だそうです。これも感覚的には???です。なんとなれば、50歳になっても60歳になっても中年と言い張っている人が多いからです。昨今では中年と呼ばれる年齢層が異様に分厚くなってしまったような気がします。いくつになっても老人と呼ばれたくないというのが人情のようで、そのうち「老年」とか「老人」という言葉は差別用語として使用禁止になってしまうかもしれません。

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2006年10月25日 (水)

哀愁の応援歌

近くのダイエーのお店に行くと、いまだにホークスの応援歌が流れているときがあります。でも、歌詞の一部が差し替えられていて、かつての「ダイエーホークス」のところがやや字余り気味に「ソフトバンクホークス」と歌われています(音としては「ソフバンホークス」と聞こえる)。ダイエーのお店でこの歌を聞くと、勇ましい応援歌であるだけに、かえって盛者必衰の物悲しさを感じます。

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2006年10月24日 (火)

吾妻ひでお・「失踪日記」

新宿の紀伊国屋に行ったら平積みされていました。ビニールカバーがしてあって立ち読みできなくされていましたが、購入してレシートをみると、「評論・随筆・詩歌」の分類になっていました。ところが、パラパラめくってみるとやっぱりマンガでした。マンガで描いた私小説といった感じです。随筆でマンガは書けないし、小説でもマンガは書けません。ところが、マンガなら、マンガで随筆も描けるし、日記も描けるし、自伝も描けるし、小説も描けます。これがマンガの恐ろしいところだと思います。

この「失踪日記」は3部構成になっています。

その1・仕事を投げ出してホームレスになった話
深刻で悲惨な話なのになぜか笑えてきます。ホームレス生活のディテールが実に具体的でリアルです。実際に体験しないとここまでは描けないですね。冬の寒さと夏の暑さ以外に、雨もけっこうホームレス生活には大敵なんだということを学びました。

その2・配管工になって勤労に目覚めていく話
肉体労働によってもたらされた健康的生活の記録です。どんな仕事でも仕事の中に面白さや楽しさを見つけてしまわずにはいられない人間のサガのようなものが描かれています。額に汗して働くと、メシがうまい、夜よく眠れる、朝の目覚めもスッキリ、健康的で規則正しい生活が送れます。

その3・アル中になって入院する話
禁断症状に苦しむアル中の人が読むと身につまされるのではないでしょうか。アル中病棟の患者は大人の幼稚園児のようです。ここでの集団生活は看護婦さんが美人でなかったら地獄です。酒は飲んでも飲まれるな。

この三部作のどれを一番興味深く感じるかによって、その人の人生観や価値観を占うことができると思います。わたしはホームレスの話が一番好きでした。

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2006年10月23日 (月)

村上ファンド事件

ライブドア事件ほど注目度は高くありませんが、16日に村上ファンドの証券取引法違反(インサイダー取引)も公判前整理手続きがはじまりました。時事通信は、村上被告がいったん認めていた起訴事実の否認を決めた経緯を次のように伝えています。

関係者によると、弁護団は村上被告に対し、検察側の主張通りにインサイダー取引と認めれば、一般の株取引の実務に与える影響が大きいとの意見を伝えた。同被告はこれを受け、「裁判所の判断を仰いだほうがいい」との考えを固めたという。

本音はともかくとして、大義名分としてはなかなか気が利いていると思います。
株の売買は狐と狸の化かし合いのようなところがあって、部外者が入手できる100%確実な極秘情報などめったにありません。ニッポン放送株では村上ファンドは運よく儲けることができましたが、場合によってはライブドアに嵌められて大損するケースだって起こりえます。公表しない限り、虚偽の情報を教えたとしても、不正取引の目的や意図を否定すれば証券取引法違反にはならないと思います。したがって、入手した情報にどの程度の信憑性があるかを判断するのは、まさに投資家の自己責任です。そこには当然リスクがあります。部外者が入手する怪しげな連中の怪しげな情報のレベルまでインサイダー規制の対象とするのはちょっとやり過ぎのような気がします。どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、たしかに裁判所の判断を仰いだほうがいいと思います。

世間では村上ファンドは違法行為でぼろ儲けをした極悪ファンドのようなイメージを抱いていますが、ほとんど誤解だと思います。村上ファンドがスタートした同じ時期に株を買っていれば、サイコロを転がして銘柄を選んでも、分散投資のバイ&ホールドで村上ファンドと同じくらいのパフォーマンスは確保できていたと思います。つまり、市場平均並みのパフォーマンスを達成するのに村上ファンドは四苦八苦していたというのが実態だったのではないでしょうか。

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2006年10月22日 (日)

耐震偽装問題(偉大なる大審問官)

きっこさんの「きっこの日記」がとりあげている「耐震偽装問題」が局地的に大きな波紋を呼んでいますが、なぜか大手のマスメディアはほとんど音なしの構えです。

しかし、インターネットというのはありがたいものです。いろいろ調べていたら、この問題に、江川紹子氏が、客観的立場から一般論として次のような見解を述べていました。大変良識のある発言だと思います(詳しくは→http://www.egawashoko.com/)

偽装を見抜けなかったのは、他の民間検査機関もそうだったし、自治体も同様だった。見落としが発覚して問題となった4民間検査機関が国土交通省から処分を受けている。ただし、確認検査機関としての指定を取り消されたのは、イーホームズだけだ。国交省側は、同社がもっとも見逃し件数が多かったなどと説明しているが、最初に事実を明らかにした者が、最も重い処分というのは、果たして適切な対応と言えるのだろうか。

これって、イーホームズに持ち込まれた偽装物件の件数が一番多かったというだけで、国交省側の言い分はほとんど説明になっていませんね。本来なら「見逃さなかった件数」を問題にすべきだと思います。国交省側の説明を意地悪く解釈すれば、

 「偽装を発見して告発するような検査機関は検査システムから排除する」

といっいるように思えてきます。これでは事前に発見できなかった偽装に後日気がついたとしても、確認検査機関は何とか隠蔽しようとするのではないでしょうかね。

 1.偽装は事前に発見して善処せよ。
 2.手遅れの場合は隠蔽せよ。
 3.問題を国交省まで持ち込むな。

こうした隠蔽体質が今回の事件でより強固になってしまったような気がします。

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2006年10月21日 (土)

ちょっと気になる話

先日、クラリオンのホームページで「公開買付けの賛同に関するお知らせ」を確認しょうとしたところ、次のような警告文があってギョッとしました。

本件について、このホームページ上で当該情報を閲覧された方は、当社による社外発表(2006年10月11日午前9時30分)から12時間を経過するまで(2006年10月11日午後9時30分まで)は、証券取引法第167条第3項及び同施行令第30条の規定により、内部者取引(いわゆるインサイダー取引)規制に関する第一次情報受領者としてクラリオン株式会社の株券等の売買が禁止されますので、十分にご注意ください。

ネット上で閲覧できる情報でも、閲覧してしまうとその時期と内容によっては第一次情報受領者ということになってしまうようで、これにはびっくりです。証券取引法第167条を厳密に適用すると、TOBがらみの株の売買はここまで神経質にならないといけないということなのかもしれません。

そこでちょっと気になったことがあります。証券取引法第167条に「公開買付者等関係者」という文言がでてきます。この「公開買付者等関係者」というのは、その中に公開買付者自身も含まれるのでしょうかね。

もし、「含まれる」とすれば、公開買付け発表前のキューサイ株の急騰は明らかにインサイダー取引だと思います。もし、「含まれない」としても、買っていたのが公開買付者自身でなければ、やはりインサイダー取引の疑いが濃厚です。こういうのって、証券取引等監視委員会は調べないのでしょうかね。

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2006年10月20日 (金)

2006年10月16日の物価

スーパーで買い物をするとレシートをくれます。16日の買い物は以下の通りでした。

食パン・超芳醇6枚       119円
野菜ジュース・200ml       69円×4
焼豚・85g               209円
メンマ・110g              100円
麦とろ納豆・50g×3        99円
フィリピン産バナナ・3本     179円
絹豆腐・300g             45円
生ラーメン・3食入り        139円
冷凍ギョーザ・12個入り    170円×2
コーヒーミルク・5ml×20    100円
焼き鳥お買い得パック・5本  398円
レジ袋                   6円

あんまり買いすぎるとレジ袋(有料)に入りきらなくなるので、だいたい1回の買い物は2000円前後にしています。

このお店は近隣のスーパーの中でも特に格安です。特売でなくても安いです。ただ、生鮮食品は鮮度管理に難点があるようでやや購入意欲が減退します。村上春樹がどこかの小説の中で「明治屋のレタスは長持ちする」という話をしていました。何度も出てくるので印象に残っているのですが、これは気のせいではなくて、おそらく鮮度管理がしっかりしているからだと思います。わが近隣のスーパーの中では、ヨーカ堂の野菜が一番長持ちするような気がします。生鮮食品だけは回転率が良くて鮮度管理のしっかりしたお店で買わないと、せっかく安く買っても冷蔵庫の中で腐らせてしまいます。スーパーがどんなに増えても、生鮮食品を扱う八百屋さんや魚屋さんなどの個人商店が元気なのは、鮮度で勝負できるからではないかと思っています。特に八百屋さんの場合、近くの畑で採れた野菜なら、産地直送どころかそのまま堂々の産地販売です。裏通りの立地の悪いお店でも野菜だけはあそこで買おうということで繁盛しているお店もあります。

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2006年10月19日 (木)

ライブドア裁判・「無罪を、しからずんば実刑を!」

17日の第16回公判に検察側証人の熊谷被告が出廷しました。産経新聞は検察官と熊谷被告のやり取りを次のように伝えています。

検察官「堀江被告をどう思っているか」

熊谷被告「(堀江被告が粉飾を)全く知らないことはないと思う。報告しながら進めていたから。いまだにその部分を見て見ぬふりをしているのか、人のせいにしているのか分からないが、『知らない』というのは非常にショックだ」

「堀江被告を今も尊敬している。(主張は)分かるところもある。実際は検察側のシナリオとかなり違う部分もある。でも、15億円の粉飾は堀江被告の管轄部門の赤字の穴埋めを部下が気を利かせてやったもの。それを『知らない』というのは正直、悔しい」

新聞報道にもいろいろニュアンスがあるので、なにが正しいのかという議論もありますが、ここでは上記の報道が正確であるという前提で考えて見ます。

熊谷被告の立場からすれば、「自分が認めているのにどうして堀江さんは認めないのか」ということになるし、堀江被告の立場からすれば、「俺が否認しているのにどうしてお前は認めてしまうのか」ということになります。

熊谷被告としては親分に裏切られたという心境なのかもしれません。でも、これは誤解です。ホリエモンの主張は「俺だけは無罪だ」といっているのではなく、「全員無罪だ」といっているのです。親分が無罪だと主張しているのに、自分だけ検察に擦り寄って罪を認めてしまうというのは、こちらのほうがむしろ親分に対する裏切り行為です。熊谷被告は、検察から何を言われても、「認めれば罪が軽くなるかもしれない。でも、親分が否認しているんだから自分だけが認めるわけにはいかない。これは理屈ではなく仁義の問題だ」と開き直ってしまえばいいのに・・・。

ただ、この15億円の粉飾については、「検証・国策逮捕」(東京新聞特別取材班・光文社)によれば、堀江被告の高井弁護人も次のように述べています。

「客観的に見て粉飾があった。金の動きはあったが、翌期に行われた仕事を繰り上げて計上する『期ずれ』があったり、作業実体のない取引があったりした。会計担当者に対するヒアリングでも裏付けられた。ただ、これは違法な会計処理ではなく『不適正な』会計処理だ。だが、本人は悪くないと思っていても、裁判所は認めてくれないと判断したため、争わないことにした。これは堀江の意思ではない。弁護人が勝手に決めたことだ」

この部分は素直に罪を認めたとしても、粉飾といえばいえないこともないという程度の話で、微罪で執行猶予になると思います。それを、あえて100%無罪を主張して検察の横暴と戦うホリエモンは、カッコイイといえばいえなくもありません。最終的な量刑は度外視して、あくまでも全面対決の姿勢で臨んでいるのが図太くてよいです。

来月7日から堀江被告の本人尋問が始まりますが、そこでホリエモンがどういう主張をするか注目したいと思います。

参考)
オウム事件では、地下鉄サリン事件の実行犯でありながら公判での真摯な態度(被害者の遺族からさえ憎しみを消し去ってしまうほどの反省ぶり)が認められて無期懲役になった被告もいれば、直接の実行犯ではなかったものの反省の色が全くないということで死刑の判決を言い渡された被告もいます。

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2006年10月16日 (月)

ムツゴロウ動物王国が崩壊危機

スポニチによれば、

(ムツゴロウ動物王国は)世間の注目度も高く、当初は年間50万人の集客を見込んでいたが、1年目は約12万人。2年目は10万人と、目標とは大きくかけ離れた現実が待っていた。

とのことです。

一方、旭川市の旭山動物園の入園者は、平成15年度82万人、16年度144万人、17年度206万人と年々増え続けて、なんと今年度は、

10月3日,4月からの入園者数が昨年度1年間の入園者数を上回りました。現在,同じ日の比較で昨年をおよそ56万5千人上回る入園者数となっております。

なんだかすごいことになっています。動物園にもポリシーがあると思うので入園者数が多ければいいというものでもないかもしれません。しかし、商売としてやる以上は経営が存続できないほど入園者が少ないというのは問題です。偉そうなことをいわせてもらえば、ムツゴロウ動物王国は「ムツゴロウ」のブランドに頼りすぎて商売として甘えていたのではないかと思います。

「ムツゴロウ動物王国」の名前は知っていてもそれが東京のあきる野市にあることを知らなかった人も多かったのではないでしょうか。それと、一度行くと何度も行きたくなるような魅力が動物王国にあったのかどうか・・・。

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2006年10月15日 (日)

F&Aアクアホールディングス

5日に中間期連結業績予想の修正発表がありました。ところが、13日になって、みすず監査法人より繰延税金資産の回収可能性に関する判断について「方針変更の申し入れ」があったようです。再度業績予想の修正が発表されました。

              従来の予想  → 5日の修正  → 13日の再修正
売上高(百万円)      27000      26200      26200
経常利益(百万円)      1600        1500         1500
当期利益(百万円)       350         550        ▲150

中間最終損益が2億円の積み増しから一転して赤字に転落です。会計上の税負担の先送りに対する監査が厳しくなったということなのか、それともF&Aアクアホールディングスが監査法人の申し入れに素直に従う「誠実」な会社ということなのか、見方は分かれると思います。しかし、会計不信がくすぶっているおりでもあり、市場の評価は、

   「疑わしきは罰せよ」

ということになりそうです。めったにないチャンスとばかり売りのターゲットにされるかもしれません。残念ながらわたしは信用売りはやりません。さらに残念なのは、この銘柄のホルダーでもあります(無念)。

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2006年10月14日 (土)

3時間の失踪

小田原の駅ビルに好運樓という中華惣菜のお店があります。このお店でチャーハンとあんかけ焼きそばがセットになった中華弁当が売られています。お買い得でっせ。あんかけは焼きそばが見えないくらいたっぷりかかっているしうずらの卵も入っています。チャーハンにはエビが乗っかっています。ボリュームがあってしかも低価格(580円)、人気ナンバーワンのキャッチフレーズも納得です。この中華弁当を買って、小田原城址公園に行きます。夕暮れ時の人影もまばらな鄙びた公園のベンチでこの中華弁当を広げると浮世の憂さを忘れた気分になれます。

一時間以内で小田原に行ける人は、騙されたと思ってぜひ一度試してみてください。

1.好運樓で中華弁当を買う。
2.小田原城址公園へ行く。
3.青空と木々の緑に囲まれた公園のベンチで中華弁当を食す。

たったこれだで命の洗濯ができます。

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2006年10月13日 (金)

愛国心通知表???

小学校には「愛国心通知表」なるものがあるそうです。

 「糞を食べろ。糞が嫌いなものは愛国心がない証拠だ」

    喜んで全部食べたもの            A
    少し食べたが残してしまったもの      B
    嫌がって食べようとしなかったもの     C
    判定基準に文句を言ったもの        D

こういう通知表だそうです。

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2006年10月12日 (木)

2匹目のどぜう

日立製作所がクラリオンを子会社するためTOBの実施を発表しました。主な内容は、

 1.TOB価格230円(10/10の終値151円)。
 2.目標は50%超の取得が目標。ただし、応募株券はすべて買い付ける。
 3.現時点では完全子会社化せず、上場は維持する方針。

なんだかよくわからないTOBです。上場維持の方針なら、なんで応募株券をすべて買い付けるのでしょうかね。しかも、TOB価格は盗人に追い銭のような高さです。

上場銘柄で、日立製作所が筆頭株主になっている銘柄は20銘柄あります。このうち、14銘柄はすでに子会社化(50%超の株式を所有)しています。クラリオンを除くと残る5銘柄は以下の通りです。

6210 東洋機械金属
6581 日立工機
6665 エルピーダM
6756 日立国際電気
6992 国産電機

この中に2匹目のどぜうがいるかもしれませんね。

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2006年10月11日 (水)

日本核武装論?

1933年、国際連盟臨時総会で日本軍の満州からの撤退を勧告する決議案が42対1で可決されました。反対の1はもちろん日本です。

国際社会の中で孤立化の道を歩んでいる北朝鮮の暴挙に、追い詰められた戦前の日本の姿が重なってきます。

戦前の日本の侵略行為を正当化している人たちは、今度の北朝鮮の核実験をどう考えているのでしょうかね。北朝鮮の核武装を容認するかわりに日本も核武装すべきだという主張になるのかな。

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2006年10月10日 (火)

セントラルユニの妥当株価は?

TOB価格1083円、TOB後に株価が650円(10/2終値)に戻ると仮定した場合(A)と700円になると仮定した場合(B)について、応募比率による妥当株価を計算してみました。

応募比率(%)   妥当株価(A)  妥当株価(B)  
  100          867円      892円
   90          891円      913円
   80          921円      939円
   70          959円      974円

TOB発表後のセントラルユニの株価(終値)は、

10月2日   650円
10月3日   750円 ストップ高 
10月4日   850円 ストップ高 
10月5日   938円
10月6日   920円

10月6日現在で920円というのが市場の評価ですが、今後どうなりますかね。

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2006年10月 9日 (月)

サルにスイカを丸ごと与えるとどうするか?

旭山動物園の小菅正夫園長の話によれば、

「サルはスイカを割りません。歯で穴を開け、手を突っ込んでまずは種だけ食べるのです。サルの主食は雑穀です。最初は雑穀に似た種だけ食べる。そのうち果肉のおいしさに気づいて最後は全部食べてしまう」

うーむ、本当かどうか確かめてみたいですね。

閉園の危機に直面していた旭山動物園の園長が考えたのは、「行動展示(動物の行動する様子を見せる)」というアイディアでした。このアイディアによって何がどうしてどうなったのか、旭山動物園は「日本の動物園を変えつつある」といわれるまでの大盛況の動物園に変身してしまいました。日本全国はもとよりアジア諸国からの来園者も増えているとか。

この小菅園長の話は「企画書は1行」(野地秋嘉・光文社新書)に出てきます。この本には発想のヒントになるような興味深いエピソードが満載されています。一気に読んでしまうのはもったいないくらい面白いです。追い詰められた環境の中で、ピンチをチャンスに変えた人の発想というのは、ジャンルを問わず何か共通したものがあるような気がします。壁にぶち当たって出口を模索している人にぜひおすすめの一冊です。

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2006年10月 8日 (日)

若者よ、煙草を吸いなさい

インターネットを使ったリサーチを行うディムスドライブのアンケート調査によれば、日本における年代別喫煙率は以下の通りです。

   喫煙率(%)
          男      女
  20代   25.0   19.3
  30代   40.2   23.8
  40代   42.7   23.6
  50代   42.6   20.0
  60代~  26.7   12.0

       詳しくは → http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/enq/060711/

50代以下で特に目立つのは20代男性の喫煙率がガクンと下がっていることです。その背景に健康志向のブームを見るのが一般的ですが、もうひとつの大きな理由として、

 「煙草を吸う男は女にモテない」

という風潮が若者の喫煙者を減らしているという指摘もあります。でもこの風潮は思い込みではないでしょうか。煙草を吸うから嫌いというのは口実で、

 「好きな人なら吸っても好き。嫌いな人は吸わなくても嫌い」

これが女心だと思います。

昔は高校生になると、タバコやパチンコは当り前でした。高校生になってもタバコも吸わなければパチンコもやらないという奴は、むしろ奇人変人の部類に属していたものです。今はどうなんでしょうかね。

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2006年10月 7日 (土)

連続放火魔の正体

8月のことです。明け方に、けたたましいサイレンの音で目を覚ましました。空襲警報ではないかと思うくらいの大音量です。「朝っぱらからうるせえなあ」と思って外を見ると遠くで一筋の黒煙があがっていました。しばらくして消防自動車のサイレンが聞こえてきました。火事だったようです。

数日後、町内会だか自治会だかのビラが郵便受けに入っていました。市内で放火と見られる不審火が多発しているらしく、「気をつけてくださいね」とのことでした。

きのう、その放火犯が捕まりました。小中学生の3人組だったようです。

 「面白半分でやった。火をつけたらすっきりした」

と話しているとのこと。参ったね。

子供には線路の置石や放火は一歩間違えると大惨事になるということを徹底的に教えないとまずいです。面白半分でやるのは万引きぐらいにしてもらいたい。いや、万引きもいけません。不良になりたかったら煙草を吸いなさい・・・これもまずいか。

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2006年10月 6日 (金)

NHK富山放送局長が5千円相当を万引

万引きしたのはボールペンやひげそりだそうです。

悪いこととは知りつつ、わけもわからずどうしてもやりたくなってしまう性癖というのは人間だれしも多少は持っていると思います。でも、社会的地位のある裏街道の人生でない人が、犯罪であることをわかっていながら万引きをしてしまう心理はどうしても理解できません・・・謎です。

借りただけで返すつもりだったと言ってもダメですよ。

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2006年10月 5日 (木)

ライブドア裁判・金を借りるとはどういうことか

借用証書のないお金のやりとりは、「貰った(あげた)」または「恐喝した(恐喝された)」または「盗んだ(盗まれた)」などというのではないでしょうか。

貸したほうは貸しっぱなしで、借りたほうは借りっぱなし。金利もなければ、返済期限の約束もない。1000円、2000円の話じゃないんだから本当に借りたんなら借用証書がないとおかしいです。

ライブドア裁判はきのうから中村長也被告への弁護側の反対尋問が始まりました。その模様を共同通信は次のように伝えています。

中村被告は「PTIへの送金は野口さんへの報酬で、その中から野口さんの了承を得て約4000万円を借りた。(宮内被告と)半分にわけ、1300万円くらいを生活費に使ったと記憶している」と証言した。残りはLDの役員に貸したという。

 野口さんへの報酬について、中村被告が「堀江さんの了承を得ていた」と述べた際、堀江被告は違うとばかりに「おーい」と口走り、被告席でのけぞった。

こうなってくるともう爆笑・ライブドア裁判ですね。信憑性のない証言をする中村被告は検察側の証人というよりもむしろ弁護側の証人ではないかと思えてきます。何だか馬鹿馬鹿しくなってきました。

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2006年10月 4日 (水)

ライバル・相手がいなければ今の自分はない

国体・高校野球の決勝戦が宿命の対決になってしまいましたね。斉藤君と田中君はお互いに相手をライバルと認めて切磋琢磨を続けているうちに、いっしょにレベルアップしてしまったような気がします。

高校野球にとっての国体というのは、真剣勝負という感じがしません。選手もリラックスして楽しんでいるような感じです。プロ野球のオールスター戦みたいですね。でも、因縁の決勝戦はちょっと意味合いが違います。両チームの闘争本能に火が付くのではないでしょうか。

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2006年10月 3日 (火)

TOBいろいろ

きのう、キューサイがMBO(経営陣による企業買収)による株式の非公開化を発表しました。TOBの買付価格は1株1920円で、前日の終値1905円とほとんど変わりません。この1920円というのは、要するに1600円の2割増ですね。

最近のキューサイの株価と出来高の推移をチェックすると、

      株価(終値)   出来高
9月11日  1629   67700 
9月12日  1615   39000
9月13日  1645   42900
9月14日  1761  411900 
9月15日  1811  557000
9月19日  1799  173900
9月20日  1845  200400
9月21日  1827  133400
9月22日  1810  159800
9月25日  1831  197000
9月26日  1847   94000
9月27日  1906  204800
9月28日  1902  173300
9月29日  1905  139800
10月2日  1913  699800

9月14日から出来高を伴って突然上がりだした様子がくっきりと読み取れます。そして1900円をやや上回ったところで株価の上昇が止まっています(場中は1920円超もあった)。何かセコイ感じもしますが、事前に安値で買えるだけ買っておこうという作戦だったようです。

一方、グリーンホスピタルサプライもセントラルユニに対するTOBの実施を発表しました。きのうの終値650円に対して買付価格はなんと1083円です。こちらはいきなりのTOBのようです。ただし、応募が買付予定総数(51%)を超えた場合は、あん分比例方式で決済して、TOB後もセントラルユニの上場は維持する方針のようです。

 1.確実に子会社化する
 2.上場は維持する

このふたつの目的を同時に達成しょうとすると、こういう条件のTOBになるんでしょうかね。

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2006年10月 2日 (月)

ライブドア裁判・検察は何を根拠に強制捜査をしたのか

ライブドア裁判は実に面白いですね。同じ裁判の模様を伝えるのでも立場によって報道のニュアンスが大きく違っています。検察よりの代表が朝日新聞だとすると、弁護よりの代表はライブドアニュースです。足して2で割ったスポーツ新聞あたりの報道が一番中立なのかもしれません。

29日の公判で、弁護側は捜査の経緯を明らかにするため、東京地検の大鶴基成特捜部長と、宮内被告を取り調べた検事2人の証人申請を行いました。29日の段階では保留ということになっていますが、この申請が認められるためには、弁護側は司法取引の存在を証明する物的証拠の提示が必要なんだそうです。物的証拠の提示というのはほとんど不可能ですが、状況証拠はあります。

検察は宮内被告の特別背任罪を見逃しています。宮内被告の「借りただけ。横領ではない」という説明で納得したとしたらいかにも不自然です。こんな言い訳が通用すればこの世に特別背任罪など存在しなくなります。万引きで捕まった少年が、「借りただけで返すつもりだった」と言えば許されるのでしょうか。

  検察は横領を認識していながら摘発していない

これが何よりの証拠です。少なくとも、認識していながらなぜ摘発しなかったのか、その理由を検察は説明すべきです。

全面否認を主張しているホリエモンが100%無実だとは思いませんが、強制捜査をしてしまった手前、何が何でもホリエモンを極悪人の首謀者に仕立て上げようとしている検察の強引さにはかなり無理があるような気がします。

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2006年10月 1日 (日)

ディープインパクト

昔から競馬をやっている人に聞くと、武豊が登場してからというもの競馬場に学生風の若僧やお姉ちゃんが増えてきて、競馬場の雰囲気が悪くなったといいます。人生の吹き溜まりのようなうらぶれた雰囲気が好きだった人には、新しいタイプの競馬ファンが目障りのようで、

 「ここはてめーらのくるところじゃねえ!」

なんだそうです。

わたしは競馬は全くの門外漢で、馬券もほとんど買ったことがありません。でも、ディープインパクトぐらい話題になると、凱旋門賞を観てみたいという気になりす。そこでフランスまで出かけることにしました(うそ)。

 テレビで観戦します。

久しぶりにNHKは偉いと思った今日この頃です。

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