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2006年10月22日 (日)

耐震偽装問題(偉大なる大審問官)

きっこさんの「きっこの日記」がとりあげている「耐震偽装問題」が局地的に大きな波紋を呼んでいますが、なぜか大手のマスメディアはほとんど音なしの構えです。

しかし、インターネットというのはありがたいものです。いろいろ調べていたら、この問題に、江川紹子氏が、客観的立場から一般論として次のような見解を述べていました。大変良識のある発言だと思います(詳しくは→http://www.egawashoko.com/)

偽装を見抜けなかったのは、他の民間検査機関もそうだったし、自治体も同様だった。見落としが発覚して問題となった4民間検査機関が国土交通省から処分を受けている。ただし、確認検査機関としての指定を取り消されたのは、イーホームズだけだ。国交省側は、同社がもっとも見逃し件数が多かったなどと説明しているが、最初に事実を明らかにした者が、最も重い処分というのは、果たして適切な対応と言えるのだろうか。

これって、イーホームズに持ち込まれた偽装物件の件数が一番多かったというだけで、国交省側の言い分はほとんど説明になっていませんね。本来なら「見逃さなかった件数」を問題にすべきだと思います。国交省側の説明を意地悪く解釈すれば、

 「偽装を発見して告発するような検査機関は検査システムから排除する」

といっいるように思えてきます。これでは事前に発見できなかった偽装に後日気がついたとしても、確認検査機関は何とか隠蔽しようとするのではないでしょうかね。

 1.偽装は事前に発見して善処せよ。
 2.手遅れの場合は隠蔽せよ。
 3.問題を国交省まで持ち込むな。

こうした隠蔽体質が今回の事件でより強固になってしまったような気がします。

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