« ダイトエレクトロン・音なしの構え | トップページ | 「週刊文春」のT&Gニーズに関する記事 »

2006年12月 7日 (木)

クリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」

まだ実際に観ていませんが、非戦を強く訴えている映画のようです。アメリカにこういう映画を作られてしまったことを日本は恥じるべきだと思います。日本のマイナーな監督がこういう映画を作ってもおそらく無視されただろうと思います。しかし、クリント・イーストウッドが監督で渡辺謙が主演となれば、それだけで話題性は十分です。無視はできませんね。

この映画のキャンペーンだったのでしょうか、渡辺謙と桝添要一があるテレビ番組で同席していました。本当の戦争とは何か、つまり戦争のリアリティについての話題になったときです。ふたりの見解に、戦争を上から見下ろしている人間と戦争を下から見上げている人間の認識の違い、言い換えると戦争をやらせる人間と戦争をやらされる人間の戦争観の違いがはっきり現れていました。

桝添要一は後方支援や兵站など戦争の技術的な全体像を語ることが本当の戦争を語ることだ思っていたようです。これに対して、渡辺謙は戦場を離れれば一市民にすぎない兵士の視点から戦争を語っていました。不意を突かれたのか、非戦を訴える渡辺謙の意見に反論できないであの饒舌な桝添要一が沈黙してしまったのが印象的でした。

 「現実を見ろ!」

とはよく言われる言葉ですが、「現実とは何か?」についての理解は人それぞれのようです。

|

« ダイトエレクトロン・音なしの構え | トップページ | 「週刊文春」のT&Gニーズに関する記事 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/122218/4454693

この記事へのトラックバック一覧です: クリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」:

« ダイトエレクトロン・音なしの構え | トップページ | 「週刊文春」のT&Gニーズに関する記事 »