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2007年1月24日 (水)

アイ・エックス・アイが民事再生法申請

アイ・エックス・アイがすごいことになっています。増収増益を続けていて配当までしていた銘柄が、突然「実は債務超過でした」というのではほとんど詐欺ですね。

12月29日、1月4日と二日連続ストップ安の後、5日から監理ポスト入り、1月19日はなぜかストップ高で、21日に民事再生法申請という流れですが、この間の株価の動きはなんとも怪しげです。

監理ポスト入りしてから、GS証券はアイ・エックス・アイについて立て続けに3回も「中立」のレーティングを発表しています。上場廃止の可能性のある監理ポスト銘柄のレーティングが「中立」というのはどう考えてもおかしいです。普通ならレーティングの対象外だと思いますけどね。さらにひどかったのは、UBS証券です。すでに監理ポスト入りしていたアイ・エックス・アイを東証1部指定の最有力候補としてあげていました。株式投資が自己責任なのはもちろんですが、だからといって証券会社が無責任なリポートを発表していいということにはならないと思います。

GS証券はなぜアイ・エックス・アイのレーティングを「中立」として繰り返し3回も発表したのか、UBS証券はなぜアイ・エックス・アイを東証1部指定の最有力候補としてリストアップしたのか、そのあたりの事情ををきっちりと説明してもらいたいものです。

今回のアイ・エックス・アイ関連の報道については、株式新聞が一番まともでした。1月4日に監理ポストに割り当たられた3銘柄(東日カーライフ、大気社、アイ・エックス・アイ)について、大気社は上場廃止回避を予想、残りの2銘柄については「上場廃止のリスクはぬぐえず、(中略)様子見が賢明との見方が複数聞かれた」と、実態に近い(と思われる)内容を伝えていました(株式新聞紙上の「様子見が賢明」という言い回しは、日常用語に翻訳すると「絶対手を出すな」という意味です)。

今回、運悪くアイ・エックス・アイを保有していた人は授業料だと思って諦めるしかありませんが、ただ、転んでもタダでは起きないしぶとさも必要です。今後に備えてこの間の情報の流れと株価の動きを徹底的に検証しておくといいと思います。

2年前(2005年2月)、日本システム技術が架空売り上げの計上(有価証券報告書の虚偽記載)で監理ポスト入りしたことがありました。日本システム技術の場合は架空売り上げそのものが大きくなかったことと、発覚してからの対応が迅速だったことからその後監理ポストは解除されましたが、そのときはホルダーだったため地雷を踏んだような嫌な気分を味わいました(損切りした)。

日本システム技術の月足チャートを見るとそのときの傷跡がくっきりと残っています。
保有銘柄が突然の赤字転落という経験は過去に何度かありましたが、監理ポスト入りしたというのはこのときが初めてでした。高い授業料を払って株の怖さを身をもって体験させてもらったという感じです。おかげで少しだけ賢くなりました。

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