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2007年2月10日 (土)

バナーズ関連銘柄・理経が第三者割当増資

東証2部銘柄の理経が、新規ビジネスの初期投資と既存ビジネスの業容拡大を目的として第三者割当増資を発表しました。割当先はキャノンマーケティングジャパン、カシオ計算機、沖電気で、それぞれ42万株です。発行価格は294円。

こういう(行儀のいい?)増資なら自分が株主であったとしても賛成できます。この増資は買収防衛策という側面もあるのではないでしょうか。

経営の独自性を確保しつつ大手企業に安定株主になってもらって、がっちり資金調達(約3.6億円)もするという経営戦略はなかなか優れていると思います。

年間配当10円で株価309円というのは、株価に減配や無配に転落するリスクが織り込まれていると思います。しかし、大手企業が増資を引き受けたということは、よほどのことがない限り配当は維持されると考えられます。株価の頭を抑えていた最大の懸念材料が払拭されたともいえるわけで、週明けに相当注目されるのではないでしょうか。万一減配になったときは交通事故だと思って諦めて、

  今年の運試しにどうでしょうか。

参考資料)
1月30日にバナーズが提出した関連銘柄の大量保有報告書から、今回の「騒動」の全貌がおぼろげながら見えてきました。カッコ内はバナーズの保有株比率の変動です。

リード(13.38% → 3.29%)
1月15日   20000株 処分
1月17日   55000株 処分
1月18日 1350000株 処分

片倉チッカリン(8.51% → 2.30%)
1月15日   11000株 処分
1月16日  100000株 処分
1月17日  137000株 処分
1月18日 1199000株 処分

理経(6.20% → 4.74%)
1月16日  146000株 処分
1月17日   99000株 処分

ボーソー(8.82% → 1.97%)
1月16日  130000株 処分
1月17日  738000株 処分
1月18日 1100000株 処分

春日電機(10.67% → 3.69%)
1月15日   15200株 処分 
1月17日  164800株 処分
1月17日    1000株 取得
1月18日 1306100株 処分
1月19日 1303600株 処分

森尾電機(5.78% → 1.69%)
1月16日  309000株 処分
1月18日  583000株 処分

赤阪鐵工所(6.42% → 4.18%)
1月16日  208000株 処分
1月17日   92000株 処分

宮入バルブ(15.86% → 9.14%)
1月18日 2660500株 処分
1月19日  514100株 処分
1月22日  207000株 処分
1月23日  150000株 処分
1月24日  150000株 処分
          43000株 取得
1月25日  154000株 処分
          37000株 取得

中国工業(21.61% → 2.84%)
1月15日  324000株 処分
1月16日  242000株 処分
1月17日 3196000株 処分
1月18日 2726000株 処分

自己株式
1月19日  784500株 処分

宮入バルブ以外はすべて保有比率が5%未満に低下しました。理経については1月17日現在でバナーズの保有が675500株(4.74%)となっていますが、その後すでに売却処分は完了しているかもしれません。

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