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2007年2月22日 (木)

イーエムシステムズ・最近の株価の動き

イーエムシステムズ(4820)は15日に四半期決算の発表がありました。これを受けて16日、19日と株価が急落しました。ただ決算自体はそこそこで株価が急落するような内容ではなかったと思います。材料出尽くしで売られたにしてもちょっと限度を超えています(ストップ安はないでしょう)。

        株価   前日比    売買高
2月13日 3770  ▼110  30700
2月14日 3860  △ 90  34700
2月15日 3840  ▼ 20  23400 第3四半期決算発表
2月16日 3340  ▼500 113500 ストップ安
2月19日 2940  ▼400 484300
2月20日 3060  △120 202900
2月21日 2950  ▼110 105300

この急落はいったいどうしたことでしょうか?その背景をちょっと考えてみました。

最近、割高に買われていた銘柄が、これといって納得できる理由がないままにストーンと急落するケースが目立つような気がします。あえて理由を探せば「割高だったから」ということになりますが、じゃあ何で今まで割高の株価が維持されていたのかという疑問が残ります。

こうした急落銘柄は特に小型株に目立ちます。別に悪材料があるわけではなく、さあこれからという時に突然梯子を外されたように急落するのです。

あくまでも推測ですが、かつての中小型株ブームの中で小型株に特化したファンドが多数設設定されました。こうしたファンドから資金の流出が起きているのではないでしょうか。本来なら売るつもりのない保有銘柄まで追い詰められたファンドが無理矢理売っているのではないかという印象を受けます。

真偽の程はわかりませんが、解約に対応したファンドの売りと考えると頻発する不自然な急落にも少し納得がいきます。かつてファンドが好んで物色したような銘柄は証券会社や株式専門紙がいくら買い推奨しても、なぜか株価は下に向かっていきます。これでは証券会社や株式専門紙はファンドに格好の売場を提供するために買い推奨をしているのではないかと思いたくなります。でも、悪気があるわけではなく、結果的にそうなってしまうのが今の相場(大型株主導の相場)なんだろうと思います。

株式新聞に掲載されている「国内主要オープン投信」の一覧表によれば、小型株に特化している投信は、国内小型バリュー30本、 国内小型ブレンド18本、国内小型グロース60本となっています。これらの投信がパフォーマンスの悪さに痺れを切らした投資家から解約を申し込まれてその対応に追われていると考えれば、イーエムシステムズの急落もなんとか説明がつくような気がします。ちなみに、イーエムシステムズの投信の保有比率は12.3%(2006年9月)です。

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