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2007年2月12日 (月)

大量保有報告書を読む(バナーズの場合)

東証2部市場には一日の売買高が1万株に満たないような銘柄がゴロゴロしています。こうした銘柄は1000株の売買でも苦労することがよくあります。買おうとすると自分の買いで株価が上がってしまい、売ろうとすると自分の売りで株価が下がってしまうからです。成り行きではとても注文は出せません。売るにしても買うにしても指値をしてじっと待つことになります。

自分で売り注文を出した株を直接自分が買うというのは違法行為(相場操縦)だと思いますが、複数の証券会社を使えば、一般的にはこの違法行為が発覚することはまずないと思います(証拠がない)。ところが、売買高が極端に少ない銘柄でこの「自作自演」をやるとどういうことになるでしょうか。

1日の取引で、ひとりの投資家が銘柄Aを500株売って500株買ったとします。この場合、通常の取引ならその日の売買高は最低でも1000株になるはずです。もし、その日の売買高が1000株ではなく、たとえば500株しかなかったとしたら、それはこの投資家が自分で売った株を自分で買っていることを意味します。そうでなければ、ひとりの投資家の1日の処分株数と取得株数の合計が1日の売買高を超えてしまうことはありえないと思います。

   処分株数+取得株数≦1日の売買高

正常な取引であれば必ず上記のようになるはずです。ところがバナーズが提出した理経株の大量保有報告書をチェックしていると、処分株数と取得株数の合計が1日の売買高を超えているケースが散見されます(11/13、11/16、12/11)。これはどうしたことでしょうか。

わたしの誤解であれば謝りますが、金融庁は大量保有報告書が提出されたらただ受理するだけでなくその内容を厳しくチェックして不審な点は問いたださなければいけないのではないでしょうか。細かくチェックしていくと、同じ日の取引記録が報告書によって違っていたり(11/27)、保有株数の推移と取引記録に整合性がなかったりしています。

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