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2007年4月24日 (火)

裁判官の給料

「狂った裁判官」(井上薫・冬幻舎新書)は、裁判官らしくない裁判官だった著者が、裁判官という職業や裁判制度の「非常識」な実態を紹介している面白い本です。どんな職業にもそれなりにその職業特有のおかしなところがあるものですが、裁判官という職業もなかなか人間的で奥が深いです。

意外だったのはその裁判官の給料です。当初(日本国憲法発足当時)は「判事の最低給料が中央省庁の事務次官と同じと決められた」そうです。裁判官は判事補からスタートして10年後に再任されればだれでも判事になれるそうですが、当初は「千人を軽く超える判事全員」に官僚組織のトップである事務次官の給料以上の給料が与えられていたといいますから驚きです。その後司法優位の状況は徐々に是正されましたが、それでも平成13年7月現在で事務次官よりも給料の多い裁判官が251人もいるそうです。

この事実を知ってどう考えるかはいろいろ意見がありそうですが、この著者は、「仕事のほとんどを判例尊重で片付けていて、創造的思考を使わない仕事に、高給は不要」と断じています。

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