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2007年6月20日 (水)

年金制度はめちゃくちゃだ

今さらですが、日本の年金制度はめちゃくちゃです。

四年制大学を卒業して1992―1996年に就職した会社員の大部分で、大学時代の国民年金の加入記録が基礎年金番号に統合されていないことが明らかになった(6月18日付日経新聞)

この未統合は社会保険庁の怠慢でもなければミスでもありません。「申請主義」を悪用したほとんど確信犯的な「詐欺行為」だと思います。

1.二十歳から国民年金加入を学生にも義務付ける
2.その後就職して厚生年金に加入してしまえばそれまでに納めた数年分の国民年金が宙に浮く
3.数十年後の年金給付のころには証拠もなくなっているだろうし本人も忘れてしまう

納付だけさせてそれに見合った給付はしない、そういうやらずぶったくりのカネを意図的に集めようとしたとしか考えられません。

申請主義はもちろんのこと、受給資格を得るための納付期間が極端に長かったり、受給する権利に時効があったり、年金制度には国民の権利を無効にする仕組みが多すぎます。その一方で、転職や就職時などあるいは結婚して姓が変わったり転居で住所が変わったりした時などに、申請しないと年金が宙に浮いてしまうことを政府は積極的に国民に知らせようとはしてきませんでした。ひどい話です。

政府・自民党は今回の騒動であわてふためいて年金時効撤廃特例法案を国会に提出しました。ふざけるなと言いたいです。そんな簡単に時効が撤廃できるなら何で今まで時効があったのか、その理由を納得がいくように説明してもらいたいです。

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