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2007年6月29日 (金)

こういう童謡を知っていますか?

  1.唄を忘れたカナリヤは~
    
  2.母さん お肩をたたきましょう~

  3.てんてん手鞠 てん手鞠~

これらの童謡はすべて西条八十の作詞です。島倉千代子のデビュー曲「この世の花」や最強の代表作「りんどう峠」も作詞は西条八十です。調べだしたらきりがないですが、森村誠一の「人間の証明」に出てくる「母さん、ぼくのあの帽子どうしたでしょうね」で始まるあの有名な詩も西条八十の作品です。

なんで西条八十かというと、株式新聞の「アマチュア相場師列伝」(鍋島高明)の第2回がこの西条八十(1892~1970)でした。

時は大正のバブル景気のころです。「3000円で買った日活株がわずか半年で7万円に膨らみ、買い乗せていくと、30万円の巨利を博した」ということで、スタートは絶好調だったようです。大雑把に当時(大正9年)の貨幣価値を現在のの500倍と考えると、30万円は1億5000万円に相当することになります。ここでやめておけばよかったのですが、西条八十は欲をかいてしまいました。

このとき八十は50万円に殖やして詩人会館を建て、どんな貧乏詩人でも、そこへ来れば深々としたアーム・チェアに腰をおろし、高級ウイスキーや葉巻きを味あわせたいと夢を膨らませた。

で、どうなったかというと、待っていたのは歴史的大暴落です。

30万円はたった2日間で吹っ飛び、詩人会館は空中楼閣に終わり、八十の手に残ったのはわずか30円だった。

西条八十の若き日の相場師体験はなんとも豪快です。天才詩人らしくていいですね。

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