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2007年9月16日 (日)

安倍首相入院・沈黙は金

安倍晋三がとうとう入院してしまいました。機能性胃腸障害だそうです。こいうときは弁解や言い訳をするよりも入院して黙っていたほうが得策です。周囲がいろいろ好意的に解釈して擁護してくれます。病人を攻撃すれば血も涙もない悪人にされかねません。

自民党の総裁選は麻生太郎と福田康夫の一騎打ちになりました。麻生太郎が本命だと思っていたら、麻生派以外の派閥はすべて福田支持になってしまいました(弱小派閥の悲哀)。

麻生太郎の誤算は、

1.安倍辞任を2日前に知っていたと言ってしまったため、腹黒いと思われてしまった。
2.安倍が辞めれば次は自分と単純に思い込んでいた。
3.安倍総理の辞任については幹事長の自分も連帯責任があるという自覚がなかった。
4.平沼赳夫の無条件復党の方針が小泉チルドレンの反発を招いた。ひとりひとりは非力でも数が多い。
5.頼みの党員投票が封印されてしまった。
6.最大派閥(町村派)に独自候補を立てられてしまった。

深読みすれば、安倍総裁の辞任表明は党員投票が時間的に出来ないという麻生太郎にとっては最も都合の悪い時期を選んで表明されたともいえます。小沢一郎に対する当てつけ辞任のようでありながら、実は麻生太郎に対する当てつけ辞任だったのかもしれません。少なくとも、安倍晋三が総裁の座を麻生太郎に引き継いでもらおうと考えていたら、代表質問直前という異例のタイミングでの辞任はなかったと思います。

ハシゴをはずしたつもりがはずされた。一寸先は闇。キツネとタヌキの化かし合い・・・権力闘争というのはまるでミステリー小説のようです。

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