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2007年10月 9日 (火)

人生とは言い訳を探す旅である?

日曜日の日経新聞に安岡崇志の「言い訳が良い訳」と題した含蓄のあるコラムがありました。原稿が遅れた文士の言い訳の数々からはじまって言い訳の効用が力説されています。短いコラムだし面白かったので全文引用したいところですがそうもいきません。

 ♪坂田三吉 端歩もついた
   銀が泣いてる 勝負師気質~      

と、歌にもうたわれた将棋の坂田三吉ですが、一手損するとわかっていながらなぜ無意味な端歩突きをしたのか、それは負けたときの言い訳のためだったというのが内藤国雄九段の解釈だそうです。坂田三吉の「謎の端歩突き」は、負けたときの言い訳のために稀代の勝負師が考えた究極の一手だったのかもしれません。

「言い訳は人を人格崩壊から守り幸福へ導いてくれる、生き方の技らしい」というのがこのコラムの結論ですが、言い訳の得意な人ほど幸福な人生を送れるというのは確かなようです。うまく言い訳ができない人は、人生における節目節目で自分の決断や行動について常に後悔と自責の念に苛まれることになります。

  言い訳力 + 鈍感力 + 忘却力

人生においてこの3つを兼ね備えている人は幸福になるために生れてきたようなものです。何が起きても人生はバラ色です。

このコラム自体が言い訳のためのコラムではないかと考えるとなかなか奥が深いです。

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