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2008年5月31日 (土)

最近の笑ってしまったニュース

知らない女、天袋に住み着く!? 住居侵入容疑で逮捕 粕屋署
5月29日7時7分配信 西日本新聞

 押し入れの中に、見ず知らずの女が住み着いていた!? 福岡県警粕屋署は28日、同県志免町の男性(57)宅に忍び込んだとして、住居侵入の現行犯として住所不定、無職堀川タツ子容疑者(58)を逮捕した。押し入れ内の天袋にマットレスを持ち込み、生活までしていたという。

 同署によると、男性は1人暮らし。以前から家の食べ物がたびたびなくなることを不審に思い、人影に反応すると画像が携帯電話にメールで送られる仕組みの警報装置と監視カメラを室内に設置。この日午後2時すぎに外出すると、十数分後に不審者が写った画像を受信した。男性の110番通報で署員が駆け付け、天袋に隠れていた堀川容疑者を発見。午後3時10分ごろ現行犯として逮捕したという。いつから、なぜ住み始めたのか調べている。

=2008/05/29付 西日本新聞朝刊=

「以前から家の食べ物がたびたびなくなることを不審に思い」というのがいいですね。殺伐とした事件が多い中で、こういうほのぼの(?)とした事件は貴重です。被害者が訴えなければ罪にならないと思うので、「二度とするなよ」ということで許してあげましょう。親戚か知り合いだったのではないでしょうか。

笑えるニュースと言えば、こんなのもありました。

フリーダイヤル500回 「女性の声で興奮」男を逮捕
5月26日7時50分配信 産経新聞

 自動音声で女性の声が流れるフリーダイヤルに約500回も電話をかけていた男が25日、群馬県警高崎署に偽計業務妨害の疑いで逮捕された。男は女性と会話するのが苦手だったといい、調べに対し、「自動音声ガイダンスの女性の声を聞きたかった」と容疑を認めている。

 逮捕されたのは、東京都西東京市新町、配管工、野本浩幸容疑者(38)。

 調べでは、野本容疑者は平成17年7月から18年11月にかけて、約500回にわたり、母親名義などの携帯電話から高崎市内の食品製造販売会社の通信販売用フリーダイヤルに電話をかけ、同社に約3100時間分の通話料金約380万円の損害を与え、業務を妨害した疑い。

 通話時間は1日最大十数時間に上り、野本容疑者は「ガイダンスの音声を聞くと興奮する」などと供述。「他にも4、5社のフリーダイヤルに電話していた」と余罪をほのめかしており、同署で追及している。

 同署は当初、嫌がらせ目的の犯行とみて捜査していたが、事情聴取の結果、「自己満足」の犯行だったことが判明。署員は「初めてのケースで理解できない」とあきれている。 

最終更新:5月26日7時50分

約16ヶ月間で3100時間ということは、1ヶ月平均で200時間弱、1日平均6時間超です。1日6時間超というのは1日だけでもすごいですが、このペースをを16ヶ月間維持していたというのが驚きです。逮捕されていなければどこまで続けていたか・・・世の中には不思議な人がいたものです。
結果的に業務妨害になったとしても、フリーダイヤルというシステムを利用しただけでこれを犯罪といえるのかちょっと疑問です。厳重注意で不起訴処分ではないでしょうか。そにしてもなぜもっと早く手を打たなかったのでしょうか。放置していた方にも落ち度があると思います。

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2008年5月28日 (水)

浅野妙子の「ラスト・フレンズ」を観る

録画して3週間分溜まっていた「ラスト・フレンズ」をまとめて観てしまいました。面白かったです。このドラマはDV(ドメスティックバイオレンス)、ストーカー、匿名による中傷行為、性同一性障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など、現代社会の病理が錯綜した愛憎の世界を描いています。ハッピーエンドで終われるはずのないドラマですが、いったいどういう結末になるのか楽しみです。

脚本家が気になるテレビドラマなんてめったにないですが、だれが「ラスト・フレンズ」の脚本を書いているのか気になって調べたところ脚本は浅野妙子という人でした。さらに調べたところ映画の「NANA」の脚本も浅野妙子でした。なるほどです。「ラスト・フレンズ」を観ていて雰囲気が「NANA」に似ていると感じている人は多いのではないでしょうか。

「ラスト・フレンズ」の主要な登場人物4人(ルカ、ソースケ、タケル、ミチル)について感想を述べます。

ルカ(上野樹里)は性同一性障害に苦しんでいます。上野樹里が演じるルカは、嘘をつく辛さや本当のことが言えない切なさを実によく表現しています。あらためて上野樹里の演技力はすごいと思ってしまいました。名優ですね。性同一性障害というのは本人が悩んでいるほど周囲は気にしないものです。すべて問題が解決するわけではありませんが、思い切って本当のことを打ち明けてしまったほうがスッキリすると思います。家族や友人などは事実を知ってちょっとびっくりするかも知れませんが「なんだそうだったのか」ぐらいの反応ではないでしょうか。早いとこ発表してしまいましょう(人ごとだと思って無責任?)。

PTSDに苦しめられているタケル(瑛太)はルカの秘密を知らずにルカに愛を告白して拒絶されてしまいます。女性を愛せなくなっていたタケルの一縷の望みが断ち切られてしまいました。拒絶するルカも本当の理由がいえません。傷心のタケルはどうなってしまうのでしょうか・・・いい奴なんですけどね。でも、秘密を打ち明けるきっかけを失ってしまったルカも事態は深刻です。タケルとルカの二人の関係はあまりにも残酷です。お互いに好意を持っていながら、近づき過ぎると血が噴き出してきます。

ソースケ(錦戸亮)のDVには救いがありません。暴力と優しさが交互にやってくるあの二重人格はDV人間に固有の特徴らしいですが、ほとんど病気です。ソースケのミチルに対する虐待は暴力場面を描かないほうが怖さが伝わってきます。自分も他人も不幸にしてしまうソースケの性癖は死ぬまで治らないのかもしれません。正気に戻った時に罪悪感や自己嫌悪が起きそうなものですが、ソースケはあくまでも自分の正当性を確信しています。DVだけでなく、ストーカー行為も匿名による誹謗中傷も卑劣だとは思っていないようです。本当に愛していればだれだって自分のようになるはずだと考えているのかもしれません。ルカの秘密を真っ先に見抜いたのはソースケですが、これも愛の力なのでしょうか?この男の内面は実に不可解です。インタビューでソースケ役の錦戸亮も当然のことながらソースケの気持はわからないと言っています。ただ、精神的DVもあるという意味のことも言っていて、ソースケほど極端ではないにしてもソースケ的心情というのは多かれ少なかれだれの心の中にもあると考えて頑張っているようです。

ミチル(長澤まさみ)は両親が離婚して母親が別の男をアパートに連れ込んでくるような乱れた家庭で育ちました。でも、ミチルの孤独や淋しさは4人の中ではまだまだ軽症のほうです。今後の展開がどうなるのかわかりませんが、ミチルとタケルの関係はあまり深くはならないだろうと思います。ミチルは見えない鎖でソースケに繋がれています。でも、ソースケとの腐れ縁が断ち切れない限り、行きつく先は心中しかありません(キッパリ)。その前にソースケが事故死でもするのでしょうかね。次回(5月29日)が楽しみです。

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2008年5月25日 (日)

07年版 女が選ぶ嫌いな女ワースト10

最近、街を歩いていると、ひと頃に比べて太った女性が増えてきたのではないかという気がします。甘ったるいドーナツ屋に長蛇の列ができたり、メガ丼やメガバーガーが登場したり、世の中のトレンドが変わってきているのかもしれません。モテるモテないはともかくとして、同性に嫌われないためには太ってしまうのが早道です(例外もある)。あるいは、太っていてもモテる人はモテるということになれば、無理に痩せる必要もないということになります。

さて、ちょっと古い話になりますが、週刊文春が去年の11月8日号で、「女が嫌いな女」ランキング(2007年版)を発表しました。ワースト10は以下の通りでした。

 1 沢尻エリカ (圏外)
 2 細木数子  (1)
 3 和田アキ子 (3)
 4 神田うの  (8)
 5 西川史子  (8)
 6 久本雅美  (18)
 7 田中真紀子 (圏外)
 8 工藤静香  (20)
 9 さとう珠緒 (2)
10 長澤まさみ (圏外)

( )内は昨年の順位

こういうのは忘れた頃に眺めると風情があります。沢尻エリカが圏外から堂々の第一位になっているのは、そういう時期だったんですね。一昨年はさとう珠緒が集中的に嫌われたようです。全体的にほぼ納得のランキングですが、工藤静香と長澤まさみはちょっと気の毒な気がします。今年は誰が嫌われることになるのか半年後が楽しみです(悪趣味?)。

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2008年5月21日 (水)

織田作之助の「猿飛佐助」を読む

信州上田の郷士鷲塚佐太夫にドラ息子がいました。名前を佐助といいます。武骨でむさ苦しい身の丈6尺3寸(191cm)の大男でしたが、和歌などを詠み上品典雅のみやび男を気取っていました。しかし残念なことに佐助の顔は醜いアバタ面でした。さすがの佐助もこの顔では女にモテないと悟ったのか、世をはかなんで山奥の洞窟の中に身を隠してしまいました。

ある日のことです。佐助が鹿も通わぬ山奥で剣術の稽古に励んでいると、佐助の前に戸沢白雲斎が現れました。白雲斎はヨボヨボのお爺さんです。しかし、三町四方の蚤の飛ぶ音も聴こえるという甲賀忍法の達人でもあります(1町は約109メートル)。また、仙人のような風貌にも似合わず白雲斎は少し食い意地が張っているところがあって蝮蛇の頭が大好物でした。その蝮蛇の頭が佐助の洞窟にはたくさんあります。そこで手持ちの蝮蛇の頭を白雲斎に食べさせてあげたところ、佐助はすっかり白雲斎に気に入られてしまいました。そんなわけで佐助は白雲斎から鳥人の術を教えてもらえることになったのです。

鳥人の術というのは、飛行の術、それに火遁、水遁、木遁、金遁、土遁の忍術のことです。特に飛行の術は甲賀忍法の中でも戸沢家だけに伝わる秘法中の秘法です。この術をマスターすれば超高速で空が飛べるようになります。その日のうちに江戸の仇を長崎で討つこともできます。

戸沢白雲斎の訓導のもと3年の月日が流れて佐助は鳥人の術の極意を会得します。

「人と交わるや、人しばしばその長所を喜ばず、その短所を喜ぶものと心得べし。即ち、汝のアバタ面は人に喜ばれようが、鳥人の術は喜ばれざる故に、心して用うべし。さらばじゃ」

別れ際にこんな言葉を残して白雲斎は去っていきました。かくして佐助は鳥人の術の免許皆伝となり、山奥暮らしに別れを告げて下界に下りていきました。やがて佐助はその鳥人の術が認められて真田幸村の家来になり、猿飛の姓を賜わって猿飛佐助と名乗るようになります。

さて、お城勤めにも慣れ白雲斎の教えを守って城中で人気も出てきた猿飛佐助ですが、この武骨な大男には楓(かえで)ちゃんという幼馴染みの美少女がいました。楓ちゃんは佐助のアバタ面などものともせずにひたすら佐助を恋い慕っていました。佐助も楓ちゃんだけにはなぜかモテるのです。しかし、佐助は自分の醜いアバタ面を恥じていました。真田幸村に仕えるようになったものの上田の城中に楓ちゃんがいることを知ると、佐助は楓ちゃんにアバタ面を見られたくないばっかりに城中を飛び出してしまいました。大男のくせにナイーブなんですね。

特に行く当てのなかった佐助は日本全国武者修行の旅をすることにしました。そんな佐助を楓ちゃんはどこまでも追いかけていきます・・・。

この織田作之助の「猿飛佐助」は、真田十勇士も出てきますが、間抜けな大泥棒の石川五右衛門と鳥人の術を使う猿飛佐助との対決がメインになっています。増長した佐助が師匠の白雲斎に術を封じられてしまったり、五右衛門の手下に捕まって囚われの身となった佐助を楓ちゃんが救出したり、「大興奮の忍者活劇」です。原典(?)を読んでいないのでどのあたりが織田作之助の創作なのかわかりませんが、とにかく文章が軽妙洒脱で面白いです。特にダジャレの好きな人におススメです。

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2008年5月20日 (火)

夏目漱石の「虞美人草」を読む

「虞美人草」は美貌のヒロイン藤尾を巡る3人の男の物語です。いや、女性も3人出てくるので3人の男と3人の女が繰り広げる義理と人情の「恋の空騒ぎ」といった感じの小説です。結末が唐突で悲劇的です。思わずのけぞってしまいました。

「虞美人草」は夏目漱石の作品としてはあまり高く評価されていません。失敗作であるとも言われています。確かに、純文学的(?)立場からすると物語があまりにもドラマチックで登場人物のキャラクターも類型的です。善人と悪人の役割分担がハッキリしていて勧善懲悪的な匂いもします。

「虞美人草」は明治40年6月から朝日新聞に連載された夏目漱石の初めての新聞小説です。教師の職を辞して朝日新聞に入社した漱石が職業作家としてやっていけるかどうか、それを占う試金石ともいうべき作品だったと思います。

専属作家として破格の好待遇で迎えてくれた朝日新聞の期待に応えるためにも、とにかく面白いものを書かなくてはいけないという重圧は相当なものだったと思います。職業作家としていちばん怖いのは移り気な一般読者からの不評です。本格的作家生活に踏み出すに当たって、漱石としては読者からの不評だけは何としても避けたかっただろうと思います。

当時の新聞小説で一世を風靡していたのは泉鏡花の「婦系図」でした。漱石は「婦系図」のどこが読者に受けるのかを徹底的に研究したと思います。「虞美人草」には「婦系図」の影響が色濃く反映されています。どこがどうというのは難しいですが、「虞美人草」を読んでいるとなぜか「婦系図」を連想します。情念のドラマというか全体の雰囲気が非常によく似ています。

「虞美人草」は夏目漱石の小説としては異色ですが、漱石の作品だと思わないで当時流行した通俗小説だと割り切って読むのがいいと思いますす。少なくとも「坊っちゃん」(中学生が先生を演じている童話)よりはマシです。

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2008年5月15日 (木)

ゴミの分別してますか?

今年の4月から地元でゴミの出し方が変わりました。資源ゴミや不燃ゴミのほかに包装容器プラスチックを燃やすゴミから分別して出すようになったのです。めんどくさいです。でもリサイクルだの環境対策だのといった錦の御旗を振りかざされてしまうと抵抗できません。善良な小市民としては覚悟を決めて分別を心がけています。

さて、いざ分別してみると、いつも出していた燃やすゴミというのはそのほとんどが包装容器プラスチックだったことがわかりました。生ゴミなどの燃やすゴミは少ししかありません。燃やすゴミで一番多いのはタバコの吸い殻だったりします。なるほどこれなら面倒でも分別したほうが合理的です。自分の分別努力が確実に燃やすゴミを減らしていることが実感できます。「うるせえ」とかいって分別を無視している人ははやく悔い改めたほうがいいですよ。

今のところ回収日は燃やすゴミがこれまで通り週3回、包装容器プラスチックの回収は週1回になっています。回収が週1回だとうっかり出し忘れて2週間分(ときには3週間分)溜まってしまうことがあります。でも、包装容器プラスチックというのは踏ん潰して詰め込むといくらでも小さくなります。

  ゴミの分別は楽しい。目指せ、ゴミ出し優良市民!

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2008年5月11日 (日)

太宰治の「桜桃」を読む

貧乏文士の太宰さんはお酒が大好きです。わずかばかりの原稿料もみんな飲んでしまうので、家庭の台所は火の車です。奥さんの苦労はたまったものではありません。いつも金欠状態で貧しい暮らしをしています。

夏のある日のことです。太宰さんの家族(父と母と幼い3人の子ども)が破れ畳の3畳間に集まってにぎやかに食事(夕食)をしていました。暑いのでしきりに汗をかきます。そのとき賢妻が愚夫に言いました。

「お父さんは、お鼻に一ばん汗をおかきになるようね。いつも、せわしくお鼻を拭いていらっしゃる。」
 父は苦笑して、
「それじゃ、お前はどこだ。内股かね?」
「お上品なお父さんですこと。」
「いや、なにもお前、医学的な話じゃないか。上品も下品も無い。」

むきになって反論しているバカおやじに大笑いしたものです。「♪だざいさーん、だざいさん、だざいさーんはゆかいだなー(サザエさんの節で)」

しかし、この会話には続きがあります。

「私はね、」
 と母は少しまじめな顔になり、
「この、お乳とお乳のあいだに、……涙の谷、……」
 涙の谷。
 父は黙して、食事をつづけた。

昔(若いころ)「桜桃」を読んだときは、ユーモラスなところだけが印象に残って主人公(=太宰治)のことを「家庭を顧みないなんて悪いオヤジだ」と思ったものです。名作だといわれてもピンときませんでした。このたび「DS文学全集」の裏ダンジョンに収録されている「桜桃」を読んでみました。「桜桃」は文庫本で10ページ程度の短編ですが、なるほどこれは名作です。よき夫やよき父親を演じることに疲れたら、太宰治の「桜桃」を思い出して読んでみるといいです。勇気がわいてきます(無理か?)。

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2008年5月 4日 (日)

「蟹工船」悲しき再脚光 異例の増刷、売り上げ5倍

小林多喜二の「蟹工船」が5月2日付け読売新聞夕刊の一面トップでとりあげられて話題になっています。「(新潮文庫版が)今年に入って“古典”としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れている」そうです。「蟹工船」のひそかなブームが大ブームに発展しそうな勢いです。

「ワーキングプア」が社会問題化しつつある格差社会で「蟹工船」が注目されているのはわかるとして、なぜあの「読売新聞」が大々的に取り上げたのでしょうか。「赤旗」でも「朝日新聞」でもなく「読売新聞」というのがなかなか興味深いです。

「蟹工船」の岩波文庫版の解説によると、「蟹工船」が「戦旗」(日本無産者芸術同盟の機関誌)に発表された当時(1929年)、これを一般的文壇の立場から高く評価したのが読売新聞紙上においてだったようです。

『蟹工船』は当時ただに左翼的批評家によってばかりでなく、ひろく一般の文壇からもみとめられ、八月の読売新聞紙上では、この作が一九二九年度上半期の最大傑作として多くの文芸家から推された。(岩波文庫版の解説)

読売新聞には、左翼系機関誌(「戦旗」)に掲載された「蟹工船」の芸術性(?)をいち早く評価したという伝統的自負があったのかもしれません。それに読売新聞のナベツネ(渡辺恒雄)だって学生時代は日本共産党の党員でした。人は見かけによらないものです。今やイメージがすっかり老害の象徴のようになってしまったナベツネですが、独裁者(?)というのは孤独なものです。内心では過ぎ去りし遠い過去にひそかな郷愁を感じているかもしれません。

何はともあれ「蟹工船」再脚光といったような記事を読売新聞が親分(ナベツネ)に無断で一面トップに掲載するというのは考えにくいです。転ばぬ先の杖と思って担当者(?)がお伺いを立てたところ、ナベツネから「大いに結構だ。一面のトップにしろ」なんて檄を飛ばされていたかもしれません(あくまでも推測です)。

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2008年5月 3日 (土)

ぎっくり腰の話

2月21日にぎっくり腰になった。ちょっと腰に負担がかかると激痛が走る。2足歩行ができない。しばらく仰向けに寝ていたらトイレに行きたくなった。壁を伝ってよたよた歩いてトイレに行った。便座に腰をおろすまではよかったが、立ち上がるのがひと苦労だった。左手をドアのノブにかけ右手を壁に置き、腰に負担がかからないようにして恐る恐る腰を浮かせた。ちょっと力の入れどころを間違えると腰に激痛が走る。壁を伝ってなんとか布団に戻り再び仰向けにひっくり返った。仰向けに寝いてるのが一番楽だ。2日寝ていたら何とか回復した。

その後2ヶ月が経過して4月28日に再びぎっくり腰になった。症状は前回よりも軽かった。1日寝ていたら回復した。回復したといってもまだ何となく腰のあたりがすっきりしない。立ち上がるときや座るとき、あるいは体をひねったりするときはおっかなびっくりである。

天気予報によればゴールデンウィークに雨は降らないはずだった。しかし5月2日は雨だった。腰痛に雨は大敵である。湿度が上がるからである。2回のぎっくり腰は2回とも風呂場で起きた。風呂場は湿度が高いのでぎっくり腰が起きやすいのかもしれない。以後気をつけよう。

     腰痛持ちの人は入浴前に準備体操を!

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