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2008年10月31日 (金)

ハングル版・「つれづれ日記」

この「つれづれ日記」のハングルバージョンがあるのを発見しました。なんでこんなのがあるのか不明です。全文そっくりそのままハングルに訳されているみたいです。だれがどういうつもりでやっているのでしょうか・・・・・・不気味じゃ。

ハングルの勉強をしている人はどうぞ

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http://j2k.naver.com/j2k_frame.php/korean/mugigicat.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-18e6.html

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2008年10月29日 (水)

中村星湖の「二葉亭四迷を想う」を読む

中村星湖(なかむら・せいこ) は「早稲田文学」の記者だった人で山梨県河口湖町出身の文学者です(1884年~1974年)。知っている人は相当マニアックな人です。

中村星湖の「二葉亭四迷を想う」は明治40年(1907年)4月上旬に初めて二葉亭四迷を訪れたときのことが書かれています。訪問日を4月10日ということで計算するとそのとき二葉亭四迷は満43歳、中村星湖は満22歳です。

中村星湖の「少年行」が「早稲田文学」の懸賞長編小説に当選して、そのときの選者が二葉亭四迷でした。自分の小説を選んでくれた文壇の大家・二葉亭四迷を歓び勇んでドキドキしながら訪問した中村星湖は、作家としての心構えについてアドバイスを二葉亭に求めました。

先生(二葉亭四迷)はやはり非常に謙遜した態度で自分には文学のことは全然解らないが、昔ゴーゴリの「肖像画」という短編を翻訳した事がある。あの中には文学や芸術を以って身を立てようとする若い人などに教訓になりそうな事が書いてあったと思う。折りがあらば、あれを見て御覧なさいと言われた。

そこで中村星湖はゴーゴリの「肖像画」という小説が載っている雑誌を必死に探したそうです。「肖像画」とはどんな小説だったかというと、ある天才画家が「人気に任せて濫作して、華々しい贅沢な生活をするような身分になったが、持って生れた天才を何処かへ振り落として、つまらない通俗画家に堕落した」という内容の小説だったそうです。

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2008年10月27日 (月)

日経平均、バブル崩壊後最安値

10月24日の日経新聞の「大機小機」というコラムに米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏のデリバティブ(金融派生商品)取引に関する見解が紹介されていました。

このコラムを参考にしてデリバティブ(金融派生商品)取引の要点を整理すると、

1.デリバティブ取引はゼロサムゲームである。取引の一方が利益を出せば他方は損失を蒙る。
2.デリバティブ取引の損益は複雑な数学モデルによって推計される。その推計は将来の経済変数の想定を多少いじるだけで大きく変動する。
3.双方がそれぞれ自分に都合の良い評価モデルを使って損益の推計をしていれば、決済されるまでは双方が儲かっているような幻想が生れる。

35歳を過ぎたら習得できないといわれているような金融工学の難しい理論は分からなくても、素人としてはこれだけ知っていれば十分です。要するに、競馬の馬券を買った人が自分が予想した通りのレース展開になることを信じてみんながみんな自分が儲かった気になっているのと似たようなものだと思います。競馬の馬券の場合はすぐに結果が出て厳しい現実を思い知らされますが、デリバティブ取引の場合は10年を超えるような長期契約もあるそうです。そして長期のデリバティブ取引が決済されるころには(つまり巨額の利益計上が幻想であったことがバレるころには)、高額の報酬を得ていたデリバティブ会社のCEO(経営最高責任者)やディーラーは退職してしまっています。デリバティブ会社のCEOやディーラーといった人たちは金融工学に精通した金融取引のスペシャリストだと思います。しかしこれではほとんど詐欺師とかわらないですね。もちろんゼロサムゲームですから本当に利益を上げているすご腕の人もいるんでしょうけど・・・。

それを保有することのリスクの大きさから、ウォーレン・バフェット氏は「デリバティブは金融上の大量破壊兵器」と指摘していたそうです。

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2008年10月24日 (金)

浅野妙子の「イノセント・ラヴ」を観る

ヒロインの佳音(堀北真希)は19歳です。13歳のときに両親が何者かに惨殺され、家は放火で全焼してしまいました。その当時ひきこもりだった5歳年上の兄・耀司(福士誠治)は親殺しの罪で少年刑務所行きになりました(この親殺しはどうも冤罪らしい)。

両親は惨殺され兄は少年刑務所行きということで、佳音は「さあ同情してくれ」といわんばかりの不幸な境遇の少女です。でも同情を強要されると白けます。なんだかなぁ。それより両親の死後13歳から19歳までを佳音がどうやって生きていたのかが気になります。中学校は卒業したのでしょうか?

薄幸の少女・佳音の趣味は、幸せそうな家族やカップルの写真を部屋の壁にベタベタ貼り付けて、ひとりひそかに写真の中の笑顔を眺めることです。街で気に入った笑顔に出会うとこっそり写真に撮ったりします。つまり盗撮です。これはかなり変態趣味だと思います。女子高生のスカートの中を盗撮してその写真を壁に貼り付けて鑑賞している人がいるかどうかわかりませんが、変なものに癒されるという点では似たようなものだと思います。

一方、佳音が横浜で出会うことになる音楽家の長崎殉也(北川悠仁)も相当に変な人です。どういういきさつがあったのかわかりませんが、恋人の聖花(内田有紀)は寝たきりの植物人間状態になっています。自分の恋人が植物人間状態になってしまったら、あんなにヘラヘラしてはいられないと思うのですが、聖花を自宅の開かずの間(?)に軟禁して恋人ごっこを楽しんでいます。

「イノセント・ラヴ」の公式サイトのインタビューで主演の堀北真希が、

「本当に自分の思うがままに人を好きになったときに、例えば、理性とか常識とかが一緒に共存できるかっていう、とても人間らしい素直な愛が描かれるんだと思います」

と答えていました。

堀北真希の説によれば、「イノセント・ラヴ」というタイトルは「純愛(pure love)」というよりも「人間らしい素直な愛」(つまり「剥き出しの愛」、「本能的愛」、「激情的愛」など)を指しているらしいです。でも、もしそうだとすると、DV(ドメスティック・バイオレンス)などもイノセント・ラヴの一形態ということになってしまいます。

前作「ラスト・フレンズ」の中で、それを「純愛」というかどうかはともかくとして、「愛するということは、その人のために自分を犠牲にすることだ」と、だれかが言っていたと思います。これは浅野妙子の脚本に一貫して流れている愛についての思想です。堀北真希もまだこのドラマの結末を知らされていないのかも知れません。

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2008年10月13日 (月)

驚愕の数字・日米自動車メーカーの株式時価総額

12日(日)の日経新聞に日米自動車メーカーの株式時価総額というグラフが載っていました(10日の終値ベース、1ドル=100円で換算)。グラフだけで金額が抜けているところを補うと次のようになります。

トヨタ    11.10 兆円
ホンダ    3.87 兆円
日 産    2.10 兆円
三菱自    0.61 兆円
フォード   0.45 兆円
マツダ    0.41 兆円
G M    0.277兆円(GМは6月末現在で5兆7000億円の債務超過)

ゼネラル・モーターズ(GM)の時価総額はわずか2770億円です。GMは米国が誇る世界最大の自動車メーカーですが、その時価総額はなんとトヨタ自動車の40分の1です。

市場の評価はすでにGMの破綻を示唆していますが、救世主は現れるのでしょうか?

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2008年10月12日 (日)

日経平均大暴落

かつて日本の金融危機のとき、日本政府の政策対応は米国から何度も何度も何度も「Too Little, Too Late」と批判されたものでした。この「Too Little, Too Late」という批判は、今回の米国の金融危機に対する政策対応にも当てはまります。日本政府は米国に対してここぞとばかりに「Too Little, Too Late」といってあげましょう。

米国の経済規模を大雑把に日本の3倍とします。かつて日本が金融危機を克服するために処理した不良債権は最終的に100兆円といわれています。金融危機のレベルが同じだとすれば、米国は最終的に300兆円程度の不良債権処理が必要になると思います。

今回の米国の金融安定化法によって米政府が不良資産の買取りのために用意する公的資金は最大7000億ドルです。この7000億ドルというのは日本円で約70兆円です。米政府は資本注入についてもこの7000億ドルでまかなうつもりのようです。しかし、不良資産の買取りについても資本注入についても具体的なことはまだ何も決まっていません。

(米国の)不動産価格が下げ止まらない限り米国の金融機関の損失は拡大を続けます。

1.米国の不動産価格はいついくらで下げ止まるのか。
2.そのときに金融機関がかかえる不良資産の規模はどのくらいになるのか。

とりあえずこのふたつについて、米国政府はマーケットが納得できる具体的数字(米国政府の危機意識が反映された数字)を明示すべきです。どんなに恐ろしい数字でも不透明感が払拭されて事実が事実としてはっきりするとマーケットは安心するものです。少なくとも疑心暗鬼の逆バブルは防止できます。

金融安定法の公的資金7000億ドルをマーケットは全く評価していません(その実効性を疑っている)。さらに今回の金融安定法がマーケットの神経を逆なでしているのは、「証券取引委員会(SEC)に金融機関への時価会計ルール適用を一時停止する権限がある」と明記していることです。だれが何の目的でこういう条項を法案に盛り込んだのかわかりませんがひどい話です。時価会計ルールを停止するということは、投資家に目隠しをして正確な実態を教えないということです。これでは「金融機関の株は買うな。クソもミソもいっしょになって暴落せよ」といっているのと同じことです。

このままだと「米国版失われた10年」が始まってしまいます。世界中が迷惑です。

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2008年10月 2日 (木)

浅野妙子の「イノセントラヴ」を観よう

10月20日(月)午後9時からフジテレビの連続テレビドラマ「イノセントラヴ」が始まります。

脚本は「ラスト・フレンズ」の浅野妙子で「ラスト・フレンズ」のスタッフが再結集だそうです(主題歌も宇多田ヒカルの「Eternally」)。何だか二匹目のどじょうを狙っている感じがしますが、二匹目だろうと三匹目だろうと面白ければいいです。「イノセントラヴ」に期待したいと思います。堀北真希・北川悠仁主演の純愛物語だそうです。

個人的に史上最強の純愛物語は伊藤左千夫の「野菊の墓」だと思っていますが、現代社会の純愛物語を「イノセントラヴ」がどういうかたちで提示してくるのか楽しみです。

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