小沢氏側が西松建設に献金請求書
2009年3月4日(水)14時57分配信 読売新聞
小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、同会が準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)のOBを代表とする二つの政治団体から献金を受ける際、同社に請求書を出していたことが、同社関係者の話でわかった。
その後、献金は2団体名義で、請求書の金額通りに行われ、陸山会側からは2団体あてに領収書が発行されていたという。東京地検特捜部も同様の事実を把握しており、小沢代表側が政治団体からの献金は西松建設からのものと認識していた可能性が強いことを示す事実とみている。
これが事実だとすると小沢代表としてはピンチですね。陸山会が西松建設に請求書を出して、その通りの金額が二つの政治団体から献金されていたとなると、たとえザル法でも「知らなかった」は通らないと思います。いくらなんでも請求書はまずいでしょう。これで証拠として請求書の現物が出てきたりしたら言い逃れはできなくなります。
民主党は小沢一郎抜きで総選挙を戦う覚悟を決めて、体制を早く立て直したほうがいいのではないでしょうか?自民党だってボロボロなんだからいい勝負です。悲壮感を漂わせて戦えば自民党にうんざりしている有権者はけっこう民主党に同情してくれるかも知れません。ポイントは追い込まれて小沢代表が辞任するのではなく、追い込まれる前に、民主党が自浄作用を発揮することではないでしょうか?
民社党の執行部は、請求書の件について早急に事実関係を確認して、もし事実であれば、小沢代表に対して「辞めてくれと」はっきり言うべきだと思います。早くしないと……。
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コメント
つれづれ日記様
情けないのは、こんなときこそ、一致団結して外敵から組織防衛するのが民主党議員団の義務なのに、逆にグラグラしてるのが何人もいる。
私が応援している新人のほうが、よっぽど腹が据わっています。
「風に乗って飛んできた票」に乗っかって当選した、修羅場を経験してない人たちが多いってことを今回はつくづく思い知らされましたよ。
それでも、政権交代は今の日本にとって必要です。
投稿: 「気弱な地上げ屋」 | 2009年3月 6日 (金) 17時50分
気弱な地上げ屋さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
>それでも、政権交代は今の日本にとって必要です。
そうですね。このまま自公政権が続くくらいなら、ダメモトで政権は交代したほうがいいと思います。
世はまさに大不況です。小手先の財政政策ぐらいでどうなるというものでもありません。下手な財政政策で傷口を広げるくらいなら何もしないほうがマシです。政治がしばらく機能不全を起こしたとしてもどうということはないと思います。
投稿: むぎ | 2009年3月 6日 (金) 21時17分