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2009年5月10日 (日)

「アベーロード」のBecause(=民主党)について考える

「桑田佳祐の音楽寅さん」で演奏されたビートルズの「アビィロード」のソラミミ版「アベーロード」が変な方向に波紋を広げています。一部の人は小沢一郎批判の歌詞が気に入らないらしく、その部分だけを取り出してきてなにやらインネン(?)をつけているようです。しかし、「アベーロード」の小沢一郎批判は全体のごく一部です。しかもその批判は、反論の余地のない核心を突いたものです。

例の西松献金事件については、

この時期に家宅捜索はないだろう → yes
小沢一郎の公設第一秘書は無罪だ → yes
検察は犯罪事実とは関係のないネガティブ情報を垂れ流した → yes

ここまでは民主党の検察批判に賛成します。でもね。犯罪事実や時効云々とは関係なく、

 ゼネコン金(かね)づる

この批判に民主党の小沢代表は何の説明もしていません。そうだったと認めて反省するでもなく、違うといって反論するでもなく、だんまりを決め込んでいます。問われているのは違法性云々ではなく政治家としてのモラルです。

 ゼネコン金(かね)づる

先生に叱られた小学生の悪ガキのように「だって何とかちゃんもやってるよ」などと言い訳しても、なるほどそうかと納得する人はいません。自民党の何とかちゃんはどうでもいいから自分の説明責任を果たさなくてはいけません。

 ゼネコン金(かね)づる

説明不足を認めながらその後いつまでたっても公の場で納得できる説明をしないから、無党派層は小沢代表(および民主党執行部)に失望しているのです。政権交代を望んでいる無党派層の立場からすると、小沢代表はまるで「政権交代」を人質にして代表の座に居座り続けているような印象さえ受けます。

 民主党
 Because

Ah…
Ah…

違法? 小沢 譲らん
Because the world is round

異端児微妙…
it turns me on

違法? 小沢 剛腕
Because the world is round

Ah… 「偽装」でいいんですかい?
Ah… Because the wind is high

一郎…。不満ない!?
it blows my mind

「偽装」でいいんですかい?
Because the wind is high…

Ah… ゼネコン金づる
Ah… love is all, love is new

特捜もナタ振るう
Love is all, love is you

民主党の時代いつ来る
Because the sky is blue,

夢燻(くす)み暗い
it makes me cry

民主党の時代 いつ来る
Because the sky is blue……

あ~、あ~、あ~、あ~…
Ah, ah, ah, ah

この日本語の歌詞を好意的に解釈すれば「民主党よ、頼むから自浄能力を発揮してくれ」と訴えているように聞こえます。欲をいえば、「特捜もナタ振るう」のところだけが玉に瑕です。ここは「ゼネコン金づる」のリフレインのほうがよかったと思います。そうすれば内容的にも完璧でした。

もっともこういう風刺ソングは政治的にどうこうというよりも、基本的にはおちょくり半分の言葉遊びだと思います。

細かいことに目くじらを立てるよりも、ビートルズの原曲のイメージを忠実に再現しつつ、ソラミミソングとしてまとめようとした発想の豊かさと、それを実現しようとした根性(魂)と、それを実現してしまった力量に素直に感動したいです。

懐かしさがこみ上げてきて、忘れかけていたビートルズの「アビィロード」が急に聴きたくなったという人も多かったのではないでしょうか。

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