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2009年9月23日 (水)

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」・最終回を観る

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」もとうとう終わってしまいました。このドラマは、土壇場で菜月を口説き落とした宇都宮さんのブザー・ビート(ブザー・ピーター)が見事に決まった物語でした。あとはクソ面白くもない予定調和のハッピーエンドでした……なんだかなあ。

山下智久くんは演技は下手だけどなかなかいい顔しているね。北川景子さんも演技は下手だけど素人っぽくていいね。相武紗季さんはなんだか気の毒な役でした。相当印象が悪くなってしまいました。貫地谷しほりさんは30歳になっても40歳になっても女優として活躍できると思います。期待される若手女優の第3位にランクインしておきました。溝端淳平くんもよくみるとなかなかいい男です。でも顔がでか過ぎるような気がします。

夏の終りに「Мr.サマータイム」をどうぞ。菜月のテーマソングです。

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2009年9月16日 (水)

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」・第10話を観る

第10話は「最終章・別れ」となっていたのでてっきり最終回かと思っていました。でも、まだ続きがありました。来週が本当の最終回でした。恒例(?)の再放送や拡大スペシャルがなかったのでおかしいとは思っていたんですけど……。こういうフェイントはやめてもらいたいです。あせるじゃありませんか。

このドラマで、莉子(北川景子)のバイオリニストとしての才能が認められて……なんていう展開だけは遠慮して欲しかったです。リアリティが一気に失われてしまいます。夢は叶わないから夢なのであって、夢を追いかけて悪戦苦闘しているどこにでもいそうな等身大の姿が莉子の魅力でした。莉子の身の上に突然現実離れした「成功物語」が始まるというのは最悪のパターンです。残念無念です。

莉子のコンサートに花束を持った黒いスーツ姿の男がやって来ました。逆光で顔がよく見えません。黒いスーツに花束といえば誰だって川崎さん(伊藤英明)だと思ってしまいます。「うっ、また川崎さんが現れたか!?」と思ったら直輝(山下智久)でした。よく見ると花束はバラではなくて向日葵でした。ひどいなあ。JCアークスの記者会見で直輝がスーツを着ていましたが、あれは直輝だってスーツくらい持っているしいざとなれば着ることだってあるんだぞ、という伏線だったのかもしれません。

「ブザー・ビート」というドラマは、直輝の愛が信じられない莉子の不安、莉子と菜月の間で揺れる直輝の心、菜月の浮気と直輝への未練、川崎ヘッドコーチの莉子への思いなど、それぞれの心が絡まり合った人間模様が魅力でした。ところが第10話では、今までのゴタゴタがウソのように消えてしまって複雑に絡まり合った人間模様がすっきりと整理されてしまいました。

帰国した川崎さんは妙に諦めのいい淡白な人になっていました。莉子を抱きしめた第9話のラストシーンはいったい何だったのでしょうか。衝撃の展開を期待してソンしました。川崎さんは女性に関してはもっと強引で手段を選ばない人だと思っていました。

それに莉子の不安や疑惑はどこへ消えてしまったのでしょうか。直輝の揺れる心はどうなったのでしょうか。ハッピーエンドもいいけれどこれではあまりにもご都合主義ではありませんか?

あの代々木廉(金子ノブアキ)も突然人格が変わってしまって、直輝を励ます何だか「いい人」になっていました。

依然として悪女ぶりを発揮していたのはあの菜月(相武紗季)だけです。直輝の病室の外で莉子が聞いているのを知っていながら、嫌味たっぷりに「あたしは直輝の家族ともこんなに親しいのよ」といわんばかりのパフォーマンスをしていました。直輝に寄り添って最後までイヤな女として頑張っていました。そんな菜月も来週は「いい人」になってしまうのでしょうか……。

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」は来週が最終回ですが、ドラマとしては今週でもう終わってしまったような気がします。あとは「消化試合」です。驚愕の大逆転は期待できそうにありません(内心は嬉しい誤算を期待しています)。そもそもこのドラマのの発端は菜月の浮気が始まりでした。あの菜月の浮気って何だったのでしょうかね。

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2009年9月 9日 (水)

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」・第9話を観る

あのさあ。直輝(山下智久)が寄り道していたとしても、せいぜい10分か20分程度の話ですよ。それ以上は何もなかったと思うのですがね。練習が早く終わったとしたら、多少寄り道したとしても約束の時間には間に合ったのではないですか。それにあの公園はアパートの部屋から見えるんだから、莉子(北川景子)がわざわざ土砂降りの雨の中で傘を差して待っているというのは不自然ですよ……まあいいか。

ところで、いくらお寿司が好きでも毎日お寿司ばかり食べていればたまにはラーメンが食べたくなりますね。それが人情というものです。でもね。そういう現実的な人間の心理(浮気心やスケベ心)を恋愛ドラマ持ち込んでしまうと、身も蓋もなくなってしまいます。

 誤 → 純愛ドラマはキレイごとじゃない

 正 → 純愛ドラマはキレイごとだ

優れた小説というのはパーツはすべて虚構であるのにその虚構の積み重ねがひとつの真実を表現していたりします。テレビドラマだって事情は同じです。現実にはありえない「キレイごと」にいかにリアリティを与えるか、それが恋愛ドラマの肝です。奇を衒って意表を突くだけのドラマが面白くないのはリアリティがないからです。ここでリアリティというのは、虚構の積み重ねが生み出す真実味のことです。
 

さて、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」・第9話ですが、莉子にとっては大変つらい展開になってきました。直輝に抱きしめられたときの感触を思い出してニタニタしていられたのはほんの数週間のことでした。つかの間の幸せでした。好きな人(直輝)が何を考えているのか分からなくなってしまった莉子は疑心暗鬼に苛まれます。

莉子の疑心暗鬼は決して根も葉もない思い過ごしではありません。直輝が口でなんと言おうと、直輝自身が自分の本当の気持に気がついていないということもありえます。

(莉子の不安を視聴者に共有してもらうために)、直輝のこんな独白がありました。

「このときオレの頭の中には、莉子の笑顔じゃなくて菜月(相武紗季)の小さな後姿が浮かんでいた」

そりゃないでしょう、直輝くん!!

それから代々木廉(金子ノブアキ)の菜月評に直輝が激怒するシーンもありました。

「お前、よくあんな女と何年も続いたな。あいつやっぱ疲れるよ。みんなの前じゃ優等生気取りなのに中身はもろビッチだし……超性格悪いし、やっぱオレ無理だ……どこがそんなよかった?やっぱ顔?」

ビッチというのは、「不良、ふしだら、淫乱」という意味です。直輝に通じたかどうかわかりませんが、女性に対しては最大級の蔑みの言葉です。ここで廉に挑発された直輝は廉と殴り合いの大喧嘩をしてしまいます。直輝の無意識が「菜月が好きだ」と叫んでいます。

直輝の気持が信じられなくなって自分の不安や疑念を真正面からぶつける莉子に対して、直輝の言葉はあまりにも残酷でした。

 「莉子は……オレと菜月のこと知らないだろ」

そりゃないでしょう、直輝くん!!

菜月によって植えつけられた不安が莉子の心の中で膨らんでいきます。月9のようなテレビドラマでそういう展開が許されるかどうかわかりませんが、小説の世界では不安定な恋愛状態に耐えられなくなってやがては発狂したり自殺したりというのはよくあるパターンです(村上春樹の小説とか)。特に莉子のような真面目な女性は気をつけなくてはいけません。

ところで、今回、なんといってもかっこよかったのは麻衣(貫地谷しほり)です。

 「とにかく、莉子を不幸にするようなことがあったらあたし許しませんから」

こう言って、キッと直輝を睨んだときの顔がすごくよかったです(うーん、寝てみたい)。秀治(溝端淳平)にはもったいないですね。

今回も悪女・菜月は全開でした。あの神をも恐れぬ底意地の悪さには恐れ入ってしまいます。ただ菜月も宇都宮さん(永井大)といるときだけは何だか別人のように素直です。宇都宮さんの片想いの人って、ひょっとすると菜月かもしれませんね。

川崎ヘッドコーチ(伊藤英明)は予定を繰り上げて帰国してきました。そして突然亡霊のように莉子のアパートに現れました。莉子は直輝が好きであることをはっきりと告げてプレゼントの指輪を返そうとします。そういうことならと半ば諦めかけた川崎ヘッドコーチでしたが、直輝に本当に愛されているのか、莉子のこころは確信が持てずに揺れていました。ラストは莉子の一瞬の心のすきを突いて、川崎ヘッドコーチが莉子を抱きしめてしまうシーンでした。それを拒絶できない莉子というのはあまりにも悲しすぎます……見たくないシーンでした。

このドラマも来週は「最終章」ということです。もう終わってしまうのでしょうか。再来週(9月21日)まであると思っていたのですが……。
 

最後に一言。北川景子って、すっぴんのほうがかわいいのではなかろうか、清楚な感じで。

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2009年9月 7日 (月)

ど素人のお料理教室

その1・アサリの味噌汁の作り方

最近アサリの味噌汁に凝っています。スーパーで売っているシジミは砂抜きしていないことが多いですが、アサリならだいたい砂抜きしてあります。身が食べたかったらアサリがおすすめです。

アサリを買ってきたら、よく洗って必要な分だけ使えるように小分けして冷凍しておくと便利です。アサリの味噌汁は、沸騰したお湯に冷凍アサリをぶち込んで味噌を加えれば出来上がりです。薄味がおいしいです。アサリの味噌汁が優れているのは、余計なものは一切加えずにアサリの味だけで勝負できるところにあります。簡単です。

 

その2・フレンチトーストの作り方

フジテレビの月9ドラマ「ブザー・ビート」第8話で、直輝が莉子にフレンチトーストのレシピを渡していました。料理好きの直輝のレシピは生クリームやバニラエッセンスを使っていて本格的です。

ここでは、一応食べられればいいということでシンプル・イズ・ベストをモットーにフレンチトーストのレシピを考えてみました。簡単なフレンチトーストならこれでOKです。

材料

食パン  2枚
牛乳 100cc
タマゴ  2個
砂糖   少々 (10gぐらい)
バター  適量

1.ボールに牛乳、タマゴ、砂糖を入れてかき混ぜる。
2.食パンを三角形に8ツ切りにする(パンのミミはもったいないので切り落とさない)。
3.1に食パンを漬けてしみこませる。
4.3をフライパンにバターをしいて弱火で焼く。

その3・めんつゆの作り方

市販の濃縮タイプのめんつゆは量が多すぎて使いづらいと思っている人はいませんか。そういう人のために、必要なときに必要な量だけ作ればいい簡単なめんつゆの作り方を教えます。

1.醤油とみりんを1対1で混ぜる
2.1を水で適当に薄める
3.削り節などを加える

これでOKです。

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2009年9月 2日 (水)

「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」・第8話を観る

いつもの公園で秀治(溝端淳平)が麻衣(貫地谷しほり)に「このシュートが決まったら僕と付き合ってください」といっていました。秀治がいくらベンチ要員でも一応プロなんだからそりゃあ決まるでしょうよ。ずるいなあ。でも秀治のやることはどこか愛嬌があって憎めません。今さら付き合ってくださいもないと思いますが、「頑張れ秀治くん」です。

さて、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」も第8話になりました。ストーリーは着陸前の旋回状態に入ってきました。終わろうと思えばいつでも終われるのに、まだ終わるわけにいかないので着陸を引き延ばして旋回している感じです。

直輝(山下智久)は合宿中に関節内剥離で右足首を傷めています。ときどき思い出したように痛くなります。できれば手術したほうがいいのですが、手術してしまうとリハビリに時間がかかって今年1年を棒に振ってしまいます。

直輝はプロのバスケットボール選手として今年が3年目です。今年の契約更改時に、直輝は自分の置かれている立場がいかに厳しいかを思い知らされました。今年結果が残せなければおそらく来年はありません。JCアークス(直輝の所属チーム)からは解雇されるだろうし他のチームからのオファーも期待できません。直輝にとって今年は選手生命を賭けた最後の年です。手術は先送りして右足首に爆弾を抱えたままラストチャンスに賭けるしかありません。まさに崖っぷちです。

直輝がプロとしてなかなか頭角を現せないのは、技術的な問題よりもむしろ精神的な弱さに原因があります。いざという時にプレッシャーに負けて実力が発揮できないのです。この精神的弱さを克服しない限り結果は残せません。愛か憎しみか開き直りか、とにかくプレッシャーに弱い過去の自分と決別して精神的なタフさを手に入れる必要があります。直輝が選手として活躍するためは、エネルギーを奪っていく菜月(相武紗季)よりもエネルギーを充電してくれる莉子(北川景子)のほうが彼女としてはふさわしいです。ただ、このドラマの結末がどちらに転ぶのかは依然として不明です。

川崎ヘッドコーチ(伊藤英明)は渡米中に直輝と莉子の間に何があっても決して驚いたりはしないと思います。留守中に直輝と莉子がより親密になっているかもしれないことを十分に予期しているはずです。川崎ヘッドコーチには、帰国に際して、選手のスカウトはどうでもいいから青い目の恋人を連れてきてもらいたいです。「こういうことだからお前たち(直輝と莉子)は好きにしてくれ」と、大人の配慮を示してもらいたいです。そうすれば直輝が選手として大化けする環境が整います。

不幸な星のもとに生まれてきたのかもしれない莉子には、川崎ヘッドコーチのほかにもうひとり難敵がいます。莉子の恋路を妨害しようとしている菜月(相武紗季)です。菜月はわざわざ莉子を食事に誘って、直輝のことをネチネチと話したりします。莉子が聞けば不愉快な思いをするのがわかっていながら言葉の暴力を振るいます。姑の嫁イビリだってここまでいやらしくはありません。品性下劣もいいとこです。あそこまで言われて、菜月の悪意に気がつかないで怒ろうともしない莉子は本当にお人好しです。まるで自分が悪かったかのように落ち込んでいました。

直輝がどうして菜月のような女を好きになったのか不可解です。「あいつ、すげえ寂しがりやなんだ。しっかりしているように見えるけど、中身もろいし、ムチャするし……」というのが直輝の菜月評です。しかし寂しがりやで中身がもろくてムチャをする女なんてこの世の中にごまんといます。そんな女をいちいち好きになっていたら何人好きになったってキリがありません。

菜月は思いやりや優しさに欠けています。後輩には嫌われているし、空気は読めないし、男グセは悪いし、性格もひねくれています。そんな菜月も好きな男(つまり直輝)の前ではぶりっ子をしてすぐには本性を現さなかったのかも知れません。で、その気にさせてしまえばあとは「アバタもえくぼ(ひいき目で見れば欠点も長所に見える)」です。

菜月と廉(金子ノブアキ)の関係はもうほとんど破局といっていい状態になっています。浮気性の廉とうまくいかなくなって菜月が寂しい思いをしていることを直輝が知ったらどう思うでしょうか。普通なら「ざまあみろ。自業自得だ」と言いたくなるところですが、こういうセリフを吐くには直輝はあまりにも優しすぎます。実際に殺さないまでも、そのときこそ廉に殺意を抱くのではないでしょうか。でも、怒鳴ろうが諭そうが、相手が廉では蛙のツラにション便です。廉は下半身だけでなく上半身にも人格がありません。

第8話は、公園で待ち合わせをしている莉子のところに行こうとする直輝を、菜月が後から抱きしめて「実力行使」で引きとめようとするところで終わっていました。菜月が嫌いで別れたわけではない直輝は、菜月の必死の思いが伝わったのか激しく動揺しています。直輝のこころは二人の女(菜月と莉子)によってまさに引き裂かれようとしています。その日は、誰の涙なのか、無情の雨が激しく降っていました……なんだか月9ドラマというより昼メロ(?)のような感じになってきました。で、以下来週ということで「乞うご期待」です。

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