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2010年1月25日 (月)

「無花果の森」第58回(1/23)まで

「八重子」というのはそれほど珍しい名前ではありません。有名人の中にも、女優の水谷八重子、ピアニストの武村八重子、拉致被害者の川口八重子、さらにはフリーモデルの八重子(yaeko)さんという人もいます。

 

さて、「無花果の森」にも第54回から、いよいよ八重子さんの登場です。「無花果の森」の八重子さんは天坊八重子という画家です。妖怪のようなお婆さんです。

画家・天坊八重子は元大崖服装学院の校舎だったという木造二階建ての古びた建物に住んでいます。第53回の挿絵には、廃校となった田舎の小学校のような建物が描かれていました。

僻み根性が旺盛で、嫌味とか皮肉とか、何かと口の悪い天坊八重子ですが、性格はそれほど悪くないような気がします。頼んでいたたばこのお金も、泉に五百円玉を渡してお釣りはあげていました。駄賃だそうです。いい奴じゃありませんか。
 

天坊八重子は、泉との面接に際して、歯に衣着せぬもの言いで次のような慧眼(?)を披露しました。亀の甲より年の功です。

 「いまどき、誰が好きこのんで、こんなさびれた街の貧乏絵描きの家に来て、家政婦なんかやるものか」

天坊八重子は眼光鋭く、泉がワケアリの事情を抱えている女であることを見抜いていました。あえて追及はしなくても「高田洋子」という名前が偽名であることも見抜いているかもしれません。「男と乳繰り合って、それが原因でトラブル起こして逃げてきたタイプの女には見えないね」などと、言いにくいことをズバズバ言います。要するに、泉が生活に疲れた顔をしていて地味で色気のない女に見えるという意味ですよ、これは。初めて会った人にいきなり何てことをいうのでしょうか。失礼なお婆さんです。

 

この天坊八重子について、軽食喫茶ガーベラの店主(マスター)は第31回で次のように話していました。

 「大崖に住んで長いらしいですが、もともとは東京の人だって話でね。あんまり自分のこと話す先生じゃないから、こっちもあれこれ詮索したことはないんだけども。うちには時々来てくださってね、いいお客さんなんですよ」

さらに次のようにも語っています。

 「お手伝い募集、なんてテイのいいこと書いているけど、本当のところは、介護人募集なんだろうと思いますよ。なにしろ、独り暮らしだしね。八十近くになって、いよいよ身体が不自由になってきているみたいだから」

 「介護保険使ってヘルパーを雇ったほうがいいに決まっているのにね。やっぱり画家の先生ともなると、僕らからすれば別世界の人間で、やることが違う、っていうか、持っているお金の額が違うのかもしれな……」

話はここで打ち切られてしまいましたが、ガーベラの店主は天坊八重子を金持ちだと思っているようでした。

人間というのは、一見お金がありそうな派手な生活をしていても借金だらけだったり、質素な貧乏暮らしをしていても億単位の預金があったりするものです。人の懐具合というのは、外見だけで簡単に判断できるものではありません。

天坊八重子は自分のことを「貧乏絵描き」と称していますが、本当は有名な画伯なのかもしれません。もちろん文字通りの貧乏絵描きかもしれません。今のところまだ真相は不明です。案外、若かりしころに泉と似たようなワケアリの事情で大崖に逃げてきた人なのかもしれません。

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