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2010年11月30日 (火)

小池真理子の「無花果の森」・第311回(11/29)まで

しばらくサボっている間に、日経新聞に連載中の「無花果の森」は遥か彼方へ行ってしまいました。日経新聞の夕刊が山のように溜まっております。

まず9月以降のこの小説のストーリー(?)をダイジェストで紹介します。

泉と鉄治の関係は、天坊八重子にもおかまのサクラにもバレてしまいました。もうダメかと思ったら、意外にもサクラが折れて二人の関係を認めてくれました。サクラも最初はヒステリーを起こしていたんですけどね。

泉と鉄治は、どういう風の吹き回しかサクラから車を借りてドライブすることになりました。運転は泉がします。どこへ出かけたかというと琵琶湖です。

このドライブが泉と鉄治の最後のデートになりました。琵琶湖畔には警官が待機していました。鉄治が呼んでいたのです。鉄治は、泉に相談することなく、潜伏生活にケリをつけて出頭する覚悟を決めていました。泉とはしばしお別れです。
 

あらすじとしてはたったこれだけですが、この小説は描写が丁寧なため、1日の出来事が何週間にも渡って書き継がれたりします。そして、気がつくと、いつの間にか「終章」です。そういえば「無花果の森」の連載が始まってからもう1年以上が経過しています。泉さんの失踪劇もそろそろ終わりを迎える時期が来たようです。
  

終章は、11月半ば、東京郊外にある公立斎場の描写から始まります(この「11月半ば」というのが2009年なのか2010年なのかは不明です)。

斎場というからには誰かが亡くなったはずなのですが、誰が亡くなったのははっきりしません。意図的に誰が亡くなったのかを伏せてあります。斎場の場所が東京郊外というのがヒントかもしれません。

年の順からいけば天坊八重子ですが、天坊八重子は岐阜大崖の人です。まずそれはないと思います。オーソドックスな予想としては、新谷吉彦か塚本鉄治のどちらかです。個人的な予想としては7対3で新谷吉彦が死んだ可能性が高いと思います。
  

さて、泉は、琵琶湖畔で鉄治と別れた後、事の次第をサクラに、そして天坊八重子に話しました。サクラはびっくりして取り乱しましたが、天坊八重子は落ち着いたものでした。

 老いた画家は煙を深く吸い、吐き出した後、ひと言、「なかなか悪くない男じゃないか」と言った。「芝居がかっているところなんざぁ、あたし好みだね」

だって。

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