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2010年11月30日 (火)

小池真理子の「無花果の森」・第247回(9/9)まで

コンビニの前でウンコ坐りしている高校生がシモネタの座談会をやっていました。

A 「射精不全ってどういうこと?」
B 「インポのことじゃないの」
C 「いや、勃起はするからインポじゃないよ」
A 「勃起はするけど射精はしないってことか」
B 「それってすごくね?天下無敵だべ」
C 「お前、何考えてんだよ」
B 「だって、ヌカロクってことだろ?」
A 「ヌカロク?」
B 「抜かずに6回ということだよ」
A 「抜かずに6回?」
C 「あのさあ。射精不全とヌカロクは違うと思うぞ」
A 「……」
B 「……」

さて、それではネットで調べてみましょう。「EDネットクリニック」というサイトに「医師が答えるQ&A」というコーナーがあります。このコーナーに次のようなQ&Aがありました。

性交時に射精ができません。何科を受診すればいいですか?

 結婚を約束している彼女とセックスをする時、勃起やその持続は十分なのですが、どんなに長い時間をかけても射精ができません。こういった症状もEDの一種でしょうか。1年以上もこのような状態が続いているためなんとかしたいと思っています。まずは何科の病院をたずねるべきでしょうか?(20代、男性)

 勃起やその維持は十分とのことですので、ED(勃起障害)ではなく、射精障害の可能性が考えられます。射精障害とは、射精がうまくいかない状態をいい、「膣内射精障害」「早漏・遅漏」「逆行性射精」「射精不全」の4つに分類されます。原因は、心理的(誤ったマスターベーションの習慣、性行為に対する無意識の恐怖・罪悪感)・身体的(糖尿病、中枢神経・末梢神経障害、内分泌障害、薬物)要因が挙げられます。「膣内射精障害」「早漏・遅漏」では、マスターベーションでの射精ができますが、「逆行性射精」「射精不全」では射精自体ができません。
ご相談のケースですが、膣内射精ができないだけで、マスターベーションでは射精はできるという状態を想定してお答えいたします。理由は、結婚という心理的な要素が関係している場合と、マスターベーションの仕方が原因である場合が考えられます。原因を特定し、マスターベーションの方法変更や服薬などの治療行うことで、改善する可能性があります。
例を挙げますと、マスターベーションの仕方で、男性の陰茎を握る力が女性の膣圧より極端に強い場合に膣内射精がしにくくなる場合があります。この場合は、コンドームにゼリー(性行為に使用するもの)を入れて陰茎に装着し、弱い握力でコンドームをずらすような感じのマスターベ-ションで射精をする習慣をつければ解消されることが多いです。
いずれにせよ、泌尿器科のある医療機関を受診していただき、専門医にご相談ください(岩佐先生)。

このQ&Aから判断すると、吉彦の場合は「膣内射精障害」です。でも、広義にはすべて「射精不全」ということでいいのかもしれません。

吉彦は二十代のころ一度結婚しています。妻の浮気が原因で離婚することになりますが、子どももいました。吉彦の話を信用すれば、子どものいるごく一般的な夫婦が、妻の浮気というごく一般的な理由で離婚したという感じです。

その後、吉彦は泉と再婚することになります。結婚前に泉との初めての性交渉の場面も出てきました。テクニシャンで泉を喜ばせたとは書いてありませんでしたが、粗忽ながらもごく普通のセックスという感じでした。吉彦になにか性的な異常があるようには書かれていませんでした。

これまで伏線のカケラもないままに、ここにきていきなり吉彦は「射精不全」ということになってしまいました。そりゃないだろうという気がしないではないですが、今後は吉彦は射精不全だったということで了解するしかありません。

それにしても自分の夫(吉彦)の射精不全のことを第三者(鉄治)にペラペラしゃべっている女(泉)って、どうかと思いませんか。

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