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2011年7月24日 (日)

「マルモのおきて」の最終回の続き

録画していた「マルモのおきて」をやっと最終回まで観終わりました。面白かったです。
 
このドラマには、人間の言葉をしゃべる犬(ムック)が出てきます。どうしてこんな変な犬が出てくるのだろうと不思議に思っていましたが、あの犬は薫(芦田愛菜)と友樹(鈴木福)が心配で死んでも死にきれなかった笹倉が犬に化けてわが子を見守っていたんですね。最終回になるまで、何でこんな変な犬が出てくるのかわけがわかりませんでした。なるほど、犬のくせにマルモにタメ口で生意気だったのも納得です。
 
最終回のラストで、とりあえずマルモ(阿部サダヲ)のところに薫と友樹が戻ってきました。でも、薫と友樹の心は実の母親とマルモとの間で揺れています。最終回の続きはどうなってしまうのでしょうか。誰もが思いつく簡単なシナリオは、マルモがあゆみさん(鶴田真由)と結婚して薫と友樹の本当のお父さんになってしまうことです。そうすれば手っ取り早く一件落着です。
 
でも、そうなってしまうと彩ちゃん(比嘉愛未)がかわいそうです。そこで考えました。こういうのはどうでしょうか。彩ちゃんとマルモが結婚して、さらに居酒屋の大将(世良公則)とあゆみさんが結婚します。そしてみんなでいっしょに暮らすのです。
 
整理すると、居酒屋の大将があゆみさんと結婚して彩ちゃんに年の離れた妹(薫)と弟(友樹)ができます。その彩ちゃんがマルモと結婚します。したがってマルモにとっても、薫と友樹は義理の妹と弟になります。以後、薫と友樹からマルモはお兄ちゃんと呼ばれることになります。
 
あの東尾修(61)だって東尾理子(35)と結婚した石田純一(57)からお父さんと呼ばれています(たぶん)。世の中いろいろです。マルモが薫と友樹のお兄ちゃんでも不思議はありません。マルモは永遠の少年みたいなところがあります。精神年齢はお兄ちゃんぐらいでピッタリです。また、マルモは年下(と思われる)あゆみさんをお母さんと呼ぶことになります。なにはともあれめでたしめでたしです。

ドラマでの設定年齢

 居酒屋の大将 50歳(世良公則は55歳)
 あゆみさん  35歳くらい(鶴田真由は41歳)
 マルモ    38歳(阿部サダヲは41歳)
 彩ちゃん   25歳(比嘉愛未は25歳)
 薫     6→7歳
 友樹    6→7歳

注)薫と友樹は6歳でしたが、ドラマの途中(第7話)で誕生日が来ました。

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