奇跡のゲーム・「風来のシレンGB~月影村の怪物」
アマゾンに「風来のシレンGB」のレビューが載っていました。思わずニヤリとしたくなったので紹介します。
トランプ、麻雀、将棋に続くゲームと言ったら大げさ?, 2004/11/16
By tomtom
30過ぎて、もうすっかりゲームにのめりこめなくってしまった私が、まさか、8年前に発売されていたゲームに寝食忘れてのめりこむなんて(原型はもっと昔からあるのですね)!嬉しくも恐いほどです。
やっていて思ったのは、これはトランプや麻雀に近い要素が上手くブレンドされている、と言う事。そう考えると1000回遊べるというのも頷けます。麻雀が最初の配牌で一喜一憂するように、このゲームでは、良いアイテムを入手すれば、その幸運に歓喜しながらダンジョンをサクサクと進む快感、そして悪いアイテムしか手に入らない時は、智恵を振り絞って危機一髪切り抜けていくドキドキ感と快感。配牌が良くても悪くても快感なんです。
でもなんと言ってもゲームとしてのバランスが素晴らしい。RPGと言うと、舞台世界やアイテム数の拡大が著しい昨今ですが、将棋に新しい駒を増やしたからといって即面白くなるわけではないのと同様、敢えて付け足さずとも無限に(少なくとも1000回分?)ゲームが広がっていく、1つの完結した状態を見せてもらった思いです。
tomtomさんご指摘のようにこのゲームの奥の深さは半端ではないです。
「供養峠」をクリアして「さらなるダンジョン」はおまけだと思ってやめてしまった人や「さらなるダンジョン」を1度クリアしただけでやめてしまった人は宝の持ち腐れです。このゲームの醍醐味は「さらなるダンジョン」を1度クリアしたところから始まります。ウソだと思ったら1000回のプレイに挑戦してみてください。ゲームとしてのバランスの素晴らしさに圧倒されます。
スーファミには劣るものの, 2008/1/10
By 夕映吉
シレンが楽しい。これは紛れもない事実。
スーファミ版シレンなんて最強の中毒ゲーム。
これはゲームボーイ版だが、暗闇が無い、モンスターハウスが突然に出現する、肉が無い、モンスターの能力が少し違う、仲間がいない、などの点でスーファミ版と違う。
でも楽しい。携帯機という点でもまた良い。DSやWiiでリメイク・新作が出るが、初代を越えることは不可能。
最近のシレンが楽しいとか言う人は、スーファミ版やゲームボーイ版をやってみて欲しい。
違うから。次元が。
タイトルの「スーファミ版には劣るものの」というのは余計です。夕映吉さんには、「スーファミ版に優るとも劣らない」と言って欲しかったです。ゲームボーイ版の風来のシレンは、まさにメモリの制約が生んだ奇跡のゲームです。このゲームをどうして原型のままDSに移殖してくれないのでしょうか。新作におまけでゲームボーイ版をくっつけといてくれれば、おまけ目当てに買うのですが……。
「DSやWiiでリメイク・新作が出るが、初代を越えることは不可能。
最近のシレンが楽しいとか言う人は、スーファミ版やゲームボーイ版をやってみて欲しい。
違うから。次元が。」
まさにその通りです。実際、新作をプレイしてもイマイチ物足りなくて結局はゲームボーイ版に戻ってしまいます。「風来のシレン」シリーズは、どんな改善のつもりも改悪にしかならない不思議なゲームです。今auのスマートパスで 「不思議のダンジョン 風来のシレン 月影村の怪物 for Android」が提供されていますが、おそらくはちょっと楽しいだけのクソゲーです。
ちなみに、わたしのゲームボーイ版との付き合いは長く、15年以上になります。「さらなるダンジョン」のプレイ回数も700回を超えました。これまでに2回連続クリアという偉業を3回達成しています。2回連続クリアして3回連続に挑戦する時の緊張感といったらありません(過去3回の挑戦はいずれも失敗に終わっています)。あの世に行くまでになんとか夢の3回連続クリアを達成したいです(確率的には3000回以上挑戦しないとムリです)。
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