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2012年5月24日 (木)

「クレオパトラな女たち」・人間は平凡で不細工な自分が好き?

日テレ「クレオパトラな女たち」も第8話で終了

産経新聞 5月23日(水)20時22分配信

 日本テレビ系で放送中のドラマ「クレオパトラな女たち」(毎週水曜、午後10時)が、6月6日放送の第8話で終了することが分かった。脚本家の大石静さんが、自身のブログで明かした。

 ドラマは美容整形がテーマで、主演は佐藤隆太。稲森いずみ、北乃きい、余貴美子らが出演している。ビデオリサーチの調べによる平均視聴率(関東地区)は、4月18日の初回は9.9%だったが、第2話は6.7%に低下。5月16日の第5話は7.6%だった。

 大石さんは21日付のブログで「人生、思うようにはならないものですね。しかし、現場は折れることなく、高いモチベーションで撮影は進行しています」などとつづっている。

 日本テレビ総合広報部は、第8話で終了することを認めた上で「開始時点で何話までやるとは発表していない。打ち切りかどうかはお答えしない」と話している。

大石静が脚本を担当しているドラマはセリフがよく練られていて気が利いているところに特徴があります。個人的には結構好きです。でも「クレオパトラな女たち」は第8話で打ち切りになってしまいました。まあ、このドラマはお茶の間の倫理や嗜好や価値観に逆らっているようなところがありました。それがいけなかったのかもしれません。せっかくの異色作だったのに残念無念です。

「クレオパトラな女たち」の(視聴率的な)最大の難点は、美容整形業界のコマーシャルっぽいところがあったことです。美容整形を無批判に肯定的に描きすぎているきらいがありました。おそらく一般の視聴者には美容整形という行為がまだそれほど市民権を得ていないのだと思います。お金がないからやらないというのではなくて、たとえお金があっても親から貰った顔や体を外科手術によって変えるということに倫理的抵抗を感じている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。

いわゆる化粧と美容整形との決定的な違いは、ドラマのなかでも再三指摘されていますが、美容整形は一度やってしまうともとには戻れないことです。不細工な自分をよく見せたいとは思うものの、本当の自分が不細工ならそれはそれとして大切にしたいというのが複雑な人間心理かもしれません。

いわゆる変身願望というのも、日常と非日常の間を行ったり来たりできるからいいのであって、どんなヒーロー(ヒロイン?)に変身出来たとしても変身しっぱなしでもとに戻れなかったらイヤですよね?

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コメント

案外面白いと感じたのですが、、
残念です。

投稿: 恋愛を科学する★吉田けい | 2012年5月29日 (火) 01時16分

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