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2012年5月25日 (金)

脚本・尾崎将也の「梅ちゃん先生」・「星の流れに」について

やい、梅ちゃん。食堂でだれが聞いているかわからないのに、あかねさんに向って「お妾さん」なんて言ってはいけませんよ。人聞きが悪いです。

それはさておき、第44回(5/22)のラストステージであかねが歌っていたのは、当時流行っていた「星の流れに」(作詞・清水みのる、作曲・利根一郎、歌・菊池章子)という曲です(昭和22年10月にすでに発売されていましたが実際に大ヒットしたのは昭和24年になってかららしい)。

「星の流れに」は、戦争によって家族を失い、生活の基盤も奪われて転落していった女の悲哀を歌った歌です。もともとは娼婦(パンパンガール)をモデルにした歌でしたが、女心の奥底に眠っている孤独や悲しみに共鳴するところがあったのでしょうか、美空ひばり、島倉千代子、青江美奈、石川さゆり、藤圭子、小柳ルミ子といった往年の大スター歌手が好んでこの曲をカバーしています。

最初のタイトルは「こんな女に誰がした」でしたが、反米思想を煽る恐れがあるということでGHQからクレームがついて、タイトルが「星の流れに」に変更されました(知ったかこいてますがすべて調べてわかったことです)。

詳しくは
 ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%81%AB

 

YouTubeにはいろいろな歌手の「星の流れに」がアップされています。中でも島倉千代子のが最高だと思います。着物のおばさんが苦手な人は目を瞑って聴きましょう。テロップがなくてもはっきり歌詞を聴き取ることができます。

 

あかねがお妾さんになった昭和22年にはまだ「この世の花」(昭和30年の島倉千代子のデビュー曲)はありませんでしたが、「この世の花」を聴くと、何だかあかねの人生を暗示しているような気がしてきます。

 ♪ 想う人には 嫁がれず

   想わぬ人の 言うまま気まま

あかねはお妾さんから後妻に昇格(?)して幸せになってしまっては困ります。ドラマ的には悲しい薄幸の人生でないといけません。

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