絶好調「マルちゃん正麺」の死角・米倉涼子も大絶賛?
「マルちゃん正麺」 1年で累計出荷2億食を突破
SankeiBiz 11月9日(金)8時15分配信東洋水産の小畑一雄社長は8日、2011年11月に発売した袋入り即席麺「マルちゃん正麺」が、発売から約1年の今月5日に累計出荷数が2億食を超えたと発表した。
供給が追いつかないため、同社は約15億円を投じて生産ラインを1つ増設し、3ラインにする。
マルちゃん正麺は生麺をほぐして乾燥させる新技術を採用。乾燥麺ながら生麺に近い食感があるといい、今年6月に年間販売目標の1億食を達成。小畑社長は「商品の品質を評価いただき、節約志向も追い風となった」と話した。年末にもライン増設工事に着手。13年11月までの1年間で3億食の販売を目指す。
絶好調の「マルちゃん正麺」に対して日清食品は「日清ラ王 袋麺」、サンヨー食品は「「サッポロ一番 麺の力」で追撃の構えを見せています。しかし、役所広司のコマーシャルが効いているのか、今のところ「マルちゃん正麺」の快走は止まりそうにもありません。先手必勝ですでにブランドイメージが確立してしまった感があります。
1日のスマステーションでは、「マルちゃん正麺」が「2012年ヒットランキングベスト20」の第1位に選ばれていました。香取慎吾とゲストの米倉涼子が大変な持ち上げようで、ただでさえ品薄状態の「マルちゃん正麺」が売り切れ店続出になってしまいそうです。売り切れで買えないとなるとますます食べたくなるのが人情です。「マルちゃん正麺」の快走はまだしばらくは続きそうです。
ただし「マルちゃん正麺」にも死角はあります。「マルちゃん正麺」はあくまでもラーメン屋のラーメンと比較した時に安くてうまいのであって、よくよく考えてみると、そんなに生麺の食感がいいなら最初から「シマダヤの本生ラーメン」を買ってきて食べたほうが経済的です。Everyday Low Price で評判のオーケーでは、シマダヤの本生ラーメンが3食147円(税抜き)で売られています。
即席麺よりも生麺のほうが圧倒的に安くてうまい
この事実に消費者が気がつけば需要が即席麺から生麺にシフトしてしまうと思います(めんのシマダヤの時代の到来です)。
だいたい生麺をわざわざ乾燥させてそれをまた生麺にもどしておいしいおいしいといって食べているというのは若干マンガっぽいところがあります。もっともその倒錯した感じが楽しくていいのかもしれません。
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