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2013年1月19日 (土)

脚本・坂元裕二の「最高の離婚」・第2話を観る(後編)

光生(瑛太)は、灯里(真木よう子)の夫の諒(綾野剛)が、灯里のいないところで別の女の人と親しくしているのを何度も目撃しています。その夜、光生は、諒が不在であることを知りつつ、灯里の家に向かいました。諒の不埒な行動をチクッて灯里とヨリを戻そうと考えたのかもしれません。
 
 
光生は、灯里を相手に、懐かしそうに昔の思い出話を始めました。でも、昔が懐かしいのは光生だけです。灯里にはいまわしい過去でしかありません。光生は話を聞いている灯里の不快感が極限に達しようとしていることにまったく気がつきません。

パシンと音がしました。灯里は耐え切れずに光生の饒舌を遮りました(一瞬、殴ったのかと思いました)。

 「10年経っても何にも分かってないんですね。あたし、濱崎さんとの間にいい思い出なんかひとつもありませんよ。あなたと別れるとき、思っていました。死ねばいいのにって。こんな男、死ねばいいのにって思っていました。そんな勝手にいい思い出にされても……」

思わせぶりな態度をして光生が脈があると思って近づけばこれです。灯里は残酷な女です。でも相手が光生なら、ま、いいか。
 
 
 「だって、どんなに不安でも、退屈な男といっしょにいるよりは全然いいと思うの。きのうだって12時過ぎには帰ってきたし、雑炊もおかわりしてて。一生懸命食べてて。なんか見てたら、ま、いいかって。帰ってくるのはウチだし、夫婦って、だって、今だけじゃないでしょ。将来の約束してなるもんだし。極端な話だけど、最終的には旦那の葬式の喪主になれればいいんじゃないかな、妻って」

灯里にこんなこと言わせて大丈夫なんでしょうか。これは男の身勝手な屁理屈というものです。真木よう子がこんなセリフをよく嫌がらなかったものです。このドラマは日本中の女性を敵に回してしまったかもしれません。

 「冗談じゃないわよ!!」

オバタリアンの鬼のような形相が目に浮かびます。

 

 

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