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2013年12月 5日 (木)

2013秋・深夜ドラマ ベスト3 「49」、「東京トイボックス」、「ノーコンキッド ~ぼくらのゲーム史~」

面白い深夜ドラマを紹介します。

1.「49」
交通事故で死んだ加賀美幹が成仏しきれなくてその魂が息子の暖(佐藤勝利)の体に入り込むことになりました。頭脳明晰でスポーツ万能の幹の魂が引きこもりで運動神経ゼロの暖と、暖の体を共有することになった49日間のお話です。
 
幹と暖とどちらの魂が暖の体に宿ることになるかには一定のルールがあります。
 
父親の幹の場合は女子高生にみだらな妄想を抱いてしまうとNGです。息子の暖の場合は自分の母親・愛子(紺野まひる)を性欲の対象として見てしまうとNGです。その都度暖の体に宿る魂が入れ代わります。
 
「49」は設定がユニークで面白いです。しかし演技力にうるさい人にはとても見られたドラマではないかもしれません。主演の佐藤勝利にはこれから頑張って名演技(?)ができるようになってほしいです。
 
 
 
2.「東京トイボックス」
天川太陽(要潤)は弱小ゲームソフトメーカー・スタジオG3の社長です。天才的なゲームクリエーターなんですが経営感覚はゼロです。面白いアイディアがひらめくと納期を無視してゲーム開発にのめりこんでいきます。
 
スタジオG3の社員たちは太陽のゲームに対する熱い心を理解しています。「また徹夜だ」、「寝れない」、「帰れない」とぶつぶつ文句をいいながらも、太陽の暴走に付き合うのがそれほど嫌いではないみたいです。
 
そんなスタジオG3に大手IT企業から出向を命ぜられて、スタジオG3のマネジメントを担当することになった月山星乃(宇野実彩子)がやってきました。月山はゲームについてはまったくの門外漢です。最初は経営的な視点からしかスタジオG3を見ていませんでしたが、実際にゲームに触れていくうちに太陽の熱い心に感化されていきます。
 
太陽と月山はお互いに感化されて、太陽が日ごろの暴走グゼを反省して妥協しようとすると、今度は月山のほうが「そんなことでどうする」と太陽みたいなことを言い出します。
 
この「東京トイボックス」は恋愛ドラマだと思ってみていると切なくてけっこう楽しめます。
 
 
3.「ノーコンキッド ~ぼくらのゲーム史~」
1983年、高校生(!!)だった渡辺礼治(田中圭)は父親(佐藤二朗)が経営しているゲームセンターワタナベの店番を嫌々やらされていました。いつもグデ~ッとしています。ゲームはあまり好きではありませんでした。
 
礼治には高野文美(波瑠)という憧れの女子高生がいました。高野がゲーム好きと知った礼治は不純な動機から毛嫌いしていたゲームを始めてその面白さにのめり込んでいきます。やがて父親からゲームセンターワタナベを受け継ぐことになります。
 
高校生(!!)の木戸明信(浜野謙太)はゲームセンターワタナベの常連客でした。その風貌からして典型的なゲームおたくです。大学生のときにゲームプログラミング会社「M.A.R.S.社」を立ち上げて有名なゲームプログラマーとして活躍するようになります。
 
 
「ノーコンキッド ~ぼくらのゲーム史~」は、高校時代にゲームを通じて仲良くなった礼治、高野、木戸のその後の人生を描きながら、1983から2013年までの30年間のゲーム史を辿るという趣向のドラマです。
 
このドラマには昔のゲームが実名でいろいろ出てきます。ゲームセンターに入り浸っていた往年のゲーマーには見ているだけで懐かしくて楽しいドラマだと思います(たぶん)。
 
第4話のドラゴンクエスト編(?)では謎のアドバイザーとして堀井雄二氏本人が出てきました。ゲーセンのオヤジ(佐藤二朗)に「あんた誰?」と訊かれて、「さあ?」とすっとぼけてメタルスライムのごとく即行で逃げていきました。
 
最初は29歳の田中圭が高校一年生の役で出てきたのでのけぞってしまいましたが、15歳から45歳までの30年間の人生をひとりで演じなくてはならないので仕方ないですね。それにしても田中圭はコメディアンの素質があります。礼治を見ているとそこはかとなくおかしくて笑ってしまいます。
 
2013年現在、礼治が経営していたゲームセンターワタナベは廃業、礼治は多額の借金を抱えています。「M.A.R.S.社」の共同代表だった木戸は背任容疑をかけられて逃亡生活を送っています。高野は世渡りが上手なのか人生に躓くことなく今ではファッション雑誌の編集長をしています。

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