« 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その1 | トップページ | 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その3 »

2013年12月19日 (木)

小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その2


 

 

 

 

 
意 
  
●1971年夏。布美子(石原さとみ)は片瀬夫妻に誘われて夏休みを軽井沢で過ごすことになりました。軽井沢には片瀬夫妻の別荘があります。信太郎(井浦新)も雛子(田中麗奈)も布美子のことはとても気に入っていてまるで家族の一員であるかのように優しく接してくれます。
 
布美子の眼に映る片瀬夫妻は、雛子にボーイフレンドがいてそれを信太郎が咎め立てしないということを除けば、お互いに深く愛し合っている理想の夫婦でした。
 
 
 
●軽井沢には夏限定の雛子のボーイフレンドがいます。レストランのオーナー副島(風間トオル)です。副島は雛子の初めての男でした。毎年夏になると軽井沢で一度だけ雛子は副島に抱かれることになっているらしいです。
 
雛子が副島と一夜を共にするその日、布美子は別荘で信太郎と二人きりになります。布美子は雛子から意味ありげに信太郎をよろしくと言われました。気がつけば布美子は雛子公認の信太郎のガールフレンド(愛人?)です。
 
雛子のいないその日、布美子は酔って前後不覚のまま信太郎と関係を持ってしまいます。信太郎の妻である雛子はそのことを知っても別に咎め立てはしません。平気でいます。雛子は信太郎を愛しています。その信太郎が布美子という女子学生と一夜を共にしたというのにどうして怒らないのでしょうか……このドラマの最大の謎です。
 
信太郎と雛子はあくまでも優しく布美子に接してくれます。布美子は、信太郎と雛子と自分の三人だけの満ち足りた心地よい世界に溺れていきます。
 
布美子が本気で信太郎を愛するようになれば、信太郎の妻である雛子が邪魔になってくるはずです。布美子が嫉妬に狂って雛子に殺意を抱いたりしてもおかしくはありません。でもこのドラマはそういう方向には進展しませんでした。ドロドロした三角関係は他のところで起こります。

|

« 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その1 | トップページ | 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その3 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その2:

« 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その1 | トップページ | 小池真理子原作のテレビドラマ「恋」を観る・その3 »