深夜ドラマ「彼岸島」第7話を観る・少しアクションドラマらしくなってきました。
●篤(鈴木亮平)の婚約者だった涼子(水崎綾女)は吸血病に感染した挙句、むりやり人間の血を飲まされて吸血鬼にされていました。涼子に襲われた篤は涼子が亡者とはならずに吸血鬼になっていたことを初めて知りました。
吸血鬼は自分で死ぬことができません。だれかに首を切り落としてもらうか、肺に穴を開けてもらって窒息死するか、吸血鬼が死ぬ方法はこの二つしかありません(本当は神官一族の間でタブーとされていた方法がもう一つあるのですがここではないことにしておきます)。
涼子は何度も自分で死のうとしました。しかし吸血鬼の特異な肉体修復能力が涼子から死を遠ざけていました。
篤は不憫な涼子を殺してあげるべきでした。しかし篤にはどうしても涼子を殺すことができませんでした。吸血鬼は亡者と違って姿かたちが元の人間のままです。殺害という残虐な行為は愛情が深ければ深いほど困難です。
●吸血鬼に血を吸われた西山(阿部翔平)は吸血病に感染したのではないかという恐怖に怯えていました。恐怖は性欲を昂進させます。あまりの恐怖に頭がおかしくなった西山は、ケン(遠藤雄弥)の隣りで寝ていたユキ(山下リオ)を外に連れ出してむりやりみだらな行為に及ぼうとしました。
西山は、嫌がるユキともみ合っているところを明(白石隼也)に見つかってしまいました。明にぶん殴られて我に返った西山は激しい自己嫌悪に襲われました。
月光の夜です。卑しい下心が露見してしまった西山は自分の居場所を失いました。西山は絶望のあまり首を吊って死のうとしました。しかしこれも明に見つかってしまいました。西山の首吊り自殺は未遂に終わりました(たぶん)。
●吸血鬼に血を吸われてもそれだけで吸血病に感染することはありません。吸血病に感染するのは吸血鬼の血が傷口などから体内に入ったときです。怪我などで出血した傷口に吸血鬼の血を浴びたりするとヤバイです。
廃校での乱闘騒ぎで吸血病に感染してしまったのはどうやらケンのようです。乱闘の疲れで熟睡していたケンが目覚めたとき、ケンの体に異変が起きていました(たぶん)。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント