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2014年7月11日 (金)

テレ朝「信長のシェフ」続編 初回は9・7%、深夜の前作上回れず

「信長のシェフ」VS「軍師勘兵衛」・戦国時代ドラマのバトルが始まった!?

 
玉森裕太主演のTVドラマ「信長のシェフ」の第2シリーズがスタートしました。第1シリーズは深夜ドラマでしたが、評判が良かったのかゴールデンに進出してきました。しかしゴールデンタイムは深夜と違って競争が激しいです。初回の視聴率9.7%は大健闘ではないでしょうか。

「信長のシェフ」は原作が『週刊漫画TIMES』に連載中の漫画(原作・西村ミツル、作画・梶川卓郎)で、主人公のケン(玉森裕太)は架空の人物です。平成のフレンチシェフが信長の活躍する戦国時代(1570年)にタイムスリップしてしまったという設定のドラマです。この設定は平成の医師が幕末にタイムスリップしたというあの「JIN-仁-」と実によく似ています。医師の代わりに料理人を主人公にして、その料理人を幕末の代わりに戦国時代にタイムスリップさせたのが「信長のシェフ」です。

NHKの大河ドラマ「軍師勘兵衛」にも織田信長が出てきます。民放とNHKの連続ドラマが同じ戦国時代を扱っていて同時進行するというケースも珍しいです。

「信長のシェフ」と「軍師勘兵衛」とではドラマの性格がかなり違います。それでも同じ戦国時代ということで相乗効果がありそうです。何かと話題になって視聴率的には両方のドラマに好影響がありそうです(もし万が一にも視聴率で「信長のシェフ」が「軍師勘兵衛」を上回るような事態になったら大河ドラマの面目丸つぶれです)。

 
「軍師勘兵衛」には次から次へとおびただしい数の人物が登場してきますが、「信長のシェフ」の登場人物は必要最低限という感じでいたってシンプルです。それでも有名な歴史上の人物はそれなりに登場してきます。 そこで「信長のシェフ」と「軍師勘兵衛」に共通して登場してくる歴史上の人物を誰が演じているのかをチェックしてみました。


 
「信長のシェフ」の場合
 ○信長  及川光博
 ●濃姫  斉藤由貴
 ○秀吉  ゴリ(ガレッジセール)
 △光秀  稲垣吾郎
 ●家康  カンニング竹山
 △顕如  市川猿之助
 △松永久秀  笹野高史

 
「軍師勘兵衛」の場合
 ●信長  江口洋介
 ○濃姫  内田有紀
 ●秀吉  竹中直人
 △光秀  春風亭小朝
 ○家康  寺尾聡
 △顕如  眞島秀和
 △松永久秀  ミッキー・カーチス

 
江口洋介の信長も悪くないですが、及川光博のあの切れ長の目はいかにも信長という感じです。あの「半沢直樹」で演じていたクールな渡真利忍(とまりしのぶ)役の及川光博もかっこよかったです。吉田聡の「サラリーマン拝!」(『ビックコミック』に連載中のマンガ)がドラマ化されたら、主人公の拝啓(オガミアキラ)は是非及川光博に演じてもらいたいです。

 
「信長のシェフ」の濃姫はどこかで見たことのある顔だと思ったら斉藤由貴でした。「軍師勘兵衛」の濃姫は内田有紀です。「ゆき」つながりで斉藤由貴を起用したのでしょうか。

 
竹中直人の秀吉は演技がわざとらしくてオーバーです。竹中直人の秀吉といい、片岡鶴太郎の御着の殿といい、「軍師勘兵衛」は笑いのセンスが古臭いです。秀吉に関しては「信長のシェフ」のゴリ(ガレッジセール)が顔で勝っています。

 
春風亭小朝の光秀はおどおどした小心者の雰囲気ですが稲垣吾郎の光秀はどこかクールで謎めいています。どちらの光秀が世間に認知されている光秀のイメージに近いのかよくわかりません。「軍師勘兵衛」は来週が「本能寺の変」(1582)です。

 
「軍師勘兵衛」は家康役に寺尾聡を起用してきました。さすがのカンニング竹山も寺尾聡には勝てません。カンロクが違います。しかし晩年の徳川家康ならともかく若き日(?)の家康まで寺尾聡ってそりゃないだろうという気もします。家康は信長よりも10歳くらい若いです。

 
市川猿之助の顕如はいかにも顕如という感じで存在感があります。歌舞伎役者はお公家さんやお坊さんの役が似合うのかもしれません。しかし眞島秀和の顕如もなかなかのものです。どちらも魅力的で甲乙つけ難いです。

 
ミッキー・カーチスの松永久秀に対抗するためにはもうこの人しかいません。笹野高史です。どちらも渋いです。

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