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2014年12月15日 (月)

政策の最優先課題として「財政再建」を掲げる政党がひとつもないのはどうしてだろう?

たいして効果のない景気対策のために借金してまでカネをばらまかれたのでは若い世代はたまったもんじゃありません。高齢者世代はタダ食いして食い逃げできますが、若い世代はタダ食いどころか高齢者のタダ食い分も含めて将来にツケが回ってきます。目先の景気対策でカネをばらまかれるよりも財政再建にしっかり取り組んでもらったほうが将来世代にとってははるかにプラスです。

 
12月14日の日経新聞朝刊の「地球回覧」というコラムで、健全財政のドイツの例が紹介されていました。その要点を引用すると、

●ドイツは2015年の予算案を46年ぶりに財政黒字で組む。成長が落ち込むのを座視してまで、なぜ健全財政にこだわるのか。

●ドイツでは有権者や経済界のあいだでも倹約精神が通奏低音のように流れ、成長が沈んでも景気対策を求める声が漏れてこない。

 
●「政府がカネを出せば将来にツケが回る」。そんな常識が浸透し、財政出動や減税といった「官需」にすがるという発想が消えた。

●債務危機のなか、ドイツが健全財政を保ったことで欧州の秩序が変わった。自信を深めたドイツが表舞台に出張り、いまや域内の安全保障や外交政策まで取り仕切る。一方でフランスやイタリアは歳出を減らすのか、増税するのかの議論に政治が振り回されて地盤沈下が進む。「ドイツ1強」の誕生である。

日本では財政再建を最優先に考える政党がなぜ出てこないのでしょうか?何が大切かをきちんと説明すれば、少なくとも政治に無関心な若い世代からは圧倒的支持が得られると思うのですが……。

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