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2015年1月25日 (日)

「デート~恋とはどんなものかしら~」第1話を観る・このくだらなさはクセになりそうです。

35歳の谷口巧(長谷川博己)は引きこもりのニート(自称高等遊民)です。生まれてから35年間恋愛経験がありません。巧は母・留美(風吹ジュン)と二人で暮らしています。人のいい留美は絵画教室をやりながらバカ息子の巧を養っています。

巧の唯一の友人である島田宗太郎(松尾諭)は巧の行く末を心配して、無断で巧を結婚相談所に登録してしまいました。しかも、エントリーシートには出版社勤務とウソを書いて(年収の欄はどうしたのだろう?)。

横道にそれますが、このドラマには、工務店を経営している宗太郎といつもいっしょに働いている佳織(国仲涼子)という女が出てきます。「ギョギョ、松尾諭と国仲涼子が夫婦役だ!!」と思ったら、佳織は宗太郎の妹でした。宗太郎の妻というのは出てきません。宗太郎は巧のことを心配している場合なのでしょうか。

結婚相談所に登録された巧のプロフィールを見て、巧みに興味を示した29歳の風変わりな女がいました。横浜にある内閣府の出先機関に勤務している藪下依子(杏)という29歳の女です。依子は徹底した合理主義者です。寸分の狂いもなく自分が決めたマニュアル通りの生活を送っています。もちろん社交性や協調性はゼロです。

そんな依子がまだ会ってはいない巧になぜ興味を示したのでしょうか。べつに写真を見てそのイケメンぶりが気に入ったからというわけではありません。依子は、巧の身長、体重、生年月日など、巧のプロフィールに記載されていた数字がすべて素数だったことに感動してしまったのです。依子は数字にロマンを感じるタイプのリケジョ(東京大学大学院卒、専門は数理科学)でした。そういうことなら巧の年齢も31歳か37歳にしておくべきでした(肝心な巧の年齢が素数ではないというのはまずいよ)。
 

なにはともあれ、恋愛経験ゼロの巧と依子が直接会ってデートをすることになりました。挙動不審の巧のファッションは「めぞん一刻」の四谷さんを連想させます。依子の厚化粧はまさにおてもやんです。一人でも目立つのにこの二人がいっしょにいるとさらに目立ちます。巧と依子の地獄の初デートが始まりました。

デートというものがこんなにつらいものだとは思わなかった……最初は巧も依子も相手の変人ぶりに辟易していました。しかし、やがて妙なところで意見の一致をみました。まさに意気投合というやつです。

依子は結婚は契約と考えていました。相手が好きだから結婚するのではなく、好きじゃない相手と契約を結んで結婚したほうがいいというのです。相手が好きだからという理由で結婚してしまうと、好きじゃなくなったときに離婚することになります。最初から好きではない相手と結婚しておけば、好きじゃなくなったという理由で離婚に至る心配がありません。依子の理想は契約結婚です。問題は契約の内容をどうするかです。

依子の考えに巧も大賛成でした。巧は生活の面倒をみてくれている母親がいなくなったときのことを考えていました、自分が高等遊民のままでいられる次の一手を模索していたのです。巧が思いついたのは、自分を養ってくれる生活力のある女を見つけて契約結婚をすることでした。なんというずうずうしい男でしょうか。

 
第2話からは、契約結婚を前提に、巧と依子が契約内容をどうするかという方向でドラマが進展していくみたいです。

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2015年1月20日 (火)

「ウロボロス~この愛こそ、正義。」第1話を観る・松江組若頭の段野竜哉(小栗旬)がめちゃくちゃかっこいいです。

同じ荒唐無稽のドラマでもこのドラマは面白いです。

20年前、柏葉結子(広末涼子)が何者かに殺されました。柏葉結子は児童養護施設「まほろば」の職員でした。この児童養護施設で暮らしていた幼き日の龍崎イクオ(南出凌嘉)と段野竜哉(小林喜日)は結子先生のことが大好きでした。実の母のように慕っていました。その結子先生が殺されたというのに、警察は捜査をしようとしませんでした。警察という組織は、自分たちに不都合な事件はなかったことにして揉み消してしまうのです。事件を揉み消したのは"金時計の男"でした。

イクオと竜哉の幼い心に警察に対する不信感が芽生えました。二人は、警察がやらないなら自分たちが犯人を見つけ出して結子先生の仇を討とうと考えました。イクオと竜也にとって、結子先生の仇を討つことがその後の人生のメインテーマになりました。

   金時計の男……これがイクオと竜哉に残された唯一の手がかりでした。

20年が経過しました。大人になったイクオ(生田斗真)と竜哉(小栗旬)は復讐のための役割分担をしていました。イクオは表社会の刑事(新宿第二警察署刑事課)に、竜哉は裏社会の暴力団幹部(松江組若頭)になっていました。二人はお互いに有益な情報を交換し合うことによって、イクオは刑事として、竜哉は暴力団幹部としてのし上がっていきます。

 
結子先生はなぜ殺されたのか、警察はなぜ犯人を逮捕しなかったのか、イクオと竜哉は結子先生殺しの事情を知っている"金時計の男"が警察組織の頂点にいるらしいことを突き止めました。金時計というのは最高学府を首席で卒業した人にだけ与えられる"勲章"のようなものです。警察組織にはこの"金時計の男"が4人いるらしいです。イクオと竜哉は、エリート中のエリートである"金時計の男"たちと接触するためにも、階層社会の頂点を目指してもっともっとのし上がる必要がありました。

イクオと竜哉は結子先生殺しの犯人がわかったら、そいつを自分たちの手でぶっ殺してやろうと考えています。でも、犯人をぶっ殺して「ざまあ見ろ」で終わってしまったら、法治国家・日本のTVドラマとしては都合が悪いです。このドラマはどういう終わり方をするのでしょうか。

 
イクオには犬並に鼻が利くという特技(?)がありますが、相棒であるキャリア刑事・日比野美月(上野樹里)も新宿第一署の敏腕刑事・蝶野真一(滝藤賢一)も、イクオが鼻が利く職務に忠実なだけのフツウの刑事ではないことに勘づき始めています。でも、イクオには秘められた目的があって裏社会の竜哉とつながっていることにはまだ気がついていません。イクオと竜哉の関係はいつバレるのでしょうか。

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2015年1月18日 (日)

脚本・遊川和彦の「○○妻」第1話を観る・契約妻のひかり(柴咲コウ)は理想の妻というよりも理想の家政婦に近いです。

このドラマの主人公であるひかり(柴咲コウ)はニュース番組のキャスターである夫・久保田正純(東山紀之)に人生のすべてを捧げて尽くす(夫にとって)理想の妻です。もっとも、ひかりと正純は子どもを作らない約束になっていて寝室は別です。どうやらこの夫婦はセックスレスみたいです。

ひかりは夫が期待する妻としての役目を完璧にこなします。ただし夫婦らしい会話や夜の営みはありません(たぶん)。完璧な妻というよりも完璧な家政婦に近いです。しかもひかりには読心術のような超能力があります。ひかりはニュータイプの新人類か、月よりの使者(つまり宇宙人)か、とにかく人間離れしています。地球の女に飽きた人にはおすすめです。

正純は極端に鈍感な男です。妻・ひかりの内助の功を有難がるばかりで、この女ちょっと変ではないかと疑念を抱くことがありません。いつまでたっても年を取らないとか、トイレに行くところを見たことがないとか、トイレットペーパーがいっこうに減らないとか、夜中に寝室をのぞいたら機を織っていたとか、ひかりと6年もいっしょに暮らしていたら何か異変に気がつきそうなものです。しかしこの6年間、正純がひかりを疑うことは全くありませんでした。自分は相手のことを何も知らない、相手は自分のことをすべて知っている……そんな夫婦生活に何の疑問もなく正純は甘んじてきました。

 
ひかりと正純は3年ごとに更新する契約をかわしているだけで正式な夫婦ではありません。正純は、6年目の契約更新を機に婚姻届けを提出して正式に夫婦になりたいと申し出ました。しかしひかりからはあっさり断られてしまいました。ひかりはなぜ正式な結婚を渋るのでしょうか。ひょっとしたらひかりには戸籍がないのかもしれません(または男だったりして)。

契約結婚は破棄してどうしても正式に結婚したいと迫る正純に、そういうことならということでひかりは荷物をまとめて正純のマンションを出て行ってしまいました。6年もいっしょに暮してきていくらなんでもあっさりし過ぎだよ。

 
どこへ行くともなくキャリーバッグを転がしながら街を行くひかりの前に、ガラの悪そうな謎の女(黒木瞳)が現れました。この女は、明らかにされていないひかりの秘密を知っているみたいです。いったい何を知っているのでしょうか……こういう終わり方をされると次回が気になります。

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2015年1月16日 (金)

出版界のタブーに挑戦したドラマ「ゴーストライター」第1話を観る・遠野リサ(中谷美紀)には天才にだけ許される傲慢のオーラが半端ないです。

オープニングで、作家・遠野リサ(中谷美紀)とそのゴーストライター川原由樹(水川あさみ)が、土砂降りの雨の中でずぶぬれになって取っ組み合いの喧嘩をしていました。結果はこうなるという種明かしです。潔く種明かしをしてから作家志望だった川原由樹がベストセラー作家・遠野リサのゴーストライターになるまでの回想シーンがはじまりました。

天才作家と呼ばれていた遠野リサの才能もピークを過ぎていました。新作の小説は徐々に売れなくなってきていました。遠野リサは過去の傑作を上回る作品が書けなくなっている自分に苦悩していました。

駿峰社の小説駿峰編集長・神崎雄司(田中哲司)によれば、遠野リサの賞味期限はあと3年とのこと。ネームバリューがあればどんな凡作でもそれなりに売れます。しかしそれもあと3年が限度というのが神崎雄司の見立てです。神崎雄司はコマーシャリズムの権化のような編集者です。同時に厳しい現実の代弁者でもあります。また神崎雄司は駿峰社の取締役の椅子を狙っている野心家でもあります。出世のためなら手段を選びません。遠野リサとも編集者と作家の域を超えた男女の関係があるみたいです。

小説家志望の川原由樹は何度新人賞に応募しても落選を続けていました。あまりにも落選が続くので自分には作家としての才能がないと思い込んで諦めかけていました。自分の才能に気づかないまま川原由樹は憧れの大作家・遠野リサのアシスタントとして働くようになりました。どうせすぐクビになるだろうと思っていたら、遠野リサにすっかり気に入られてしまいました。

最初に川原由樹の才能に気がついたのは由樹の持ち込み原稿を読んだ小説駿峰編集部の小田楓人(三浦翔平)でした。遠野リサも作家の眼力で「この子は使える」と判断したのかもしれません。

遠野リサのアシスタントになった川原由樹は、やがてゴーストライターとして遠野リサを凌駕する小説家としての才能を発揮するようになります。おそらく川原由樹の書いた小説を遠野リサ名義で出版したら大ベストセラーになったりするのだと思います。遠野リサ復活の陰にゴーストライターありです。

このドラマは、華やかな世界の光と影、背伸びをして生きる人生の辛さ、才能が枯渇してしまう恐怖など、ゴーストライターという出版界のタブーを通じて万人に共通した人生の苦悩を浮き彫りにしようとする狙いがあるみたいです。でも、普通の人はそんなに悩んだりしません。人生に対してそれほど誠実でないというか、凡人はいい加減に生きるのがが大好きです。大人になるにしたがって所詮人生なんてこんなものという諦念の境地に達します。

 
公式サイトによると、このドラマは"二人の女性の対決と友情を描くヒューマンサスペンス"だそうてす。できれば心温まる友情のほうをメインにしてもらいたいです。最近は女性の醜い争いを描いたドラマが多すぎます。

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2015年1月15日 (木)

「残念な夫。」第1話を観る・久しぶりに見た倉科カナが美人になっていました。

「美しき罠~残花繚乱~」を観てから「残念な夫。」を観ると実にのどかです。

「残念な夫。」の主人公・榛野陽一(玉木宏)はどこにでもいるごく普通の善人です。優しさと優柔不断が同居しています。バスケオタクでバスケ関連のグッズ集めに余念がありません。このグッズ集めを"男のロマン"と称しています。イケメンでなければ典型的ないい人どまりの男です。だいたい名前がおめでたいです。

 
陽一の妻・知里(倉科カナ)はよほど要領が悪いのか、専業主婦でありながら子育てに忙殺されて部屋の中はしっちゃかめっちゃかです。結婚前の知里は"片づけられない女"だったのかもしれません。結婚当初は無理をして頑張っていましたが、出産を機にタガが外れてしまってもとの片づけられない女に戻ってしまったみたいです。

 
このドラマでは子育てに無理解な夫の陽一に対して妻の知里が離婚を考えるという設定になっています。しかし実際は子育てが原因で離婚を考えるのは妻よりも夫のほうが多いのではないでしょうか。妻が子育てにのめり込んでいくと、無視されて疎外感を味わうのは夫のほうです。何とか子育てに参加しようとしても邪魔者扱いされます。役立たずの夫が子育てに無関心でも、妻のほうは痛くも痒くもありません。いざ離婚となると経済的問題もあります。子育てにお金がかかることを知って青くなっている妻の知里が離婚を考えるというのはちょっと非現実的です。

「きょうは会社休みます。」の玉木宏は、逆境を乗り切ってこだわりのレストランを経営する敏腕実業家でした。見かけによらず義理堅く、たまには気の利いたセリフも口にするダンディな男でした。ところが、この「残念な夫。」の玉木宏は、一応一級建築士という設定ですが、人がいいだけの軽薄な男です。榛野陽一などという不名誉(?)な名前まで付けられてしまいました。でも、玉木宏にはこういう優柔不断のキャラのほうが似合っているかもしれません。

 
このドラマのタイトルは「残念な夫。」(なぜか最後に句点「。」がついている)ですが、どこが残念なのかよくわかりません。榛野陽一は住宅会社に勤務していてそれなりに稼いできてくれるし、ギャンブルや浮気とも縁がなさそうです。女性にとって、自在にコントロールできる"理想の夫"ではないかという気がします。給料が振り込まれる預金通帳を抑えて財政権を握ってしまえばもうやりたい放題です。

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「美しき罠~残花繚乱~」第1話を観る・若村麻由美VS田中麗奈のドロドロしたサスペンスドラマです。

若村麻由美はあの美貌で48歳、田中麗奈は女子高生みたいなのに34歳、女優って恐ろしいですね。いや、もっとすごい人がいました。池端慎之介です。本来なら還暦を過ぎた皺くちゃのお爺さんのはずなんですがあれで62歳だって。

 
さて、柏木美津子(若村麻由美)は巨大流通グループ、ショウズHDの社長令嬢です。美津子の夫である柏木壮太(村上弘明)はショウズHDの常務です。社長令嬢などと結婚してしまうとどんなにタフな男でも心労が絶えません。ストレスがたまって息抜きがしたくなります。そこで不倫ということになります。壮太の不倫相手はショウズHDグループのカフェチェーン「アレグロ」で店長として働いている西田りか(田中麗奈)です。壮太とは20歳も年が離れています。自分の父親のような年上の男を好きになってしまう女の心理というのは……よくわかりません。

美津子は夫・壮太の不倫を疑っていました。美津子は興信所を使って壮太の身辺調査をしていました。そして壮太の不倫相手が西田りかであることをつきとめました。不倫の決定的証拠を掴んでも、ヒステリーを起こして泣きわめいたり、証拠を突きつけて夫を詰ったりするのは、美貌の社長令嬢である美津子のプライドが許しません。美津子は素知らぬふりをして、夫の不倫相手であるりかを陥れる罠を仕掛けてきました。実に陰険な女です。

しかし、りかも負けてはいません。結婚相手として落合圭一(青柳翔)をすすめてきた美津子に対して、それが美津子の仕掛けた罠だと知りつつ、その罠を逆手にとって美津子に一矢を報いようとしました。壮太のことが忘れられずにどうせ断るだろうと高をくくっていた美津子にとって想定外のことが起きました。りかが結婚を前提に圭一と付き合うと言い出したのです。いざそう言われてしまうと、美津子にとってどうでもよかったはずの圭一が惜しくなります。万が一にも、りかが圭一と結婚して幸せになってしまっては困ります。美津子は次の一手を考えなくてはなりません。醜い女の闘いが始まりました。

 
このドラマ、ベタな感じだけどけっこう面白いのではないでしょうか。わざとらしくエロで迫ってこないところがいいです。

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2015年1月14日 (水)

病院版大奥「まっしろ」第1話を観る・堀北真希が"フーテンの寅子さん"になってしまいました。

このドラマのキャッチコピーは「病院版大奥」ということですが、ムリに奇を衒わないで普通の病院の普通の看護師ドラマにしたほうがよかったのではないでしょうか。本筋のストーリーとは関係ないわざとらしい演出がいちいち邪魔くさいです。木村多江の"ごきげんよう看護師長"も志田未来の"ズーズー弁看護師"も何だか痛々しいです。

 
このドラマは看護師の有村朱里(堀北真希)が玉の輿に乗ろうとして毎回失敗する残念無念のドラマみたいです。堀北真希が失恋(?)するドラマなら、アンチ堀北真希の人にも受け入れてもらえるかもしれません。

堀北真希は、レオパレス21のコマーシャルの「ぐうたらで自己中で弟に冷たい姉」みたいなキャラが似合っています。もう「清純派」は卒業したほうがいいね。

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2015年1月11日 (日)

ペヤング虫混入 「異物の苦情」実は年300件発生 都内の保健所

ペヤング虫混入 「異物の苦情」実は年300件発生 都内の保健所

withnews 2014年12月12日(金)13時0分配信

異物混入で生産中止の事態になったペヤング。都内では年300件の苦情が寄せられている

 即席麺「ペヤング」のカップ焼きそばに虫の混入が指摘された問題で、全24商品の生産・販売が中止になる事態になっています。都内では年300件の苦情が寄せられる異物混入。これらの食品のトラブルは、消費者庁などサイトで公開されています。

ゴキブリ混入?ツイートで拡散

 12月3日、「ペヤング」の商標で親しまれている「まるか食品」のソース焼きそばに、ゴキブリとみられる虫が混じっていると連絡がありました。連絡した購入者が、写真付きでツイッターに投稿したため、ネット上で情報が拡散しました。

都内では年300件、2番目に多い苦情

 東京都福祉保健局によると、食品のトラブルの中で、「異物混入」は、「有症苦情」(体調を崩したけれど原因が特定できなかった)に次いで多い苦情です。2012年度には681件の「異物混入」の苦情が寄せられ、うち約56%が飲食店でした。残りの4割強、約300件は、今回のペヤングと同じ工場などでの製造トラブルだったそうです。

自主回収は全国で年1千件

 異物混入を含む製造トラブルによる食品の自主回収は、年間約1千件にも及びます。食品業界でつくる財団法人食品産業センターの「食品事故情報告知ネット」には、ほぼ毎日のようにお詫びや回収協力依頼の告知が掲載されています。商品ラベルの間違いや賞味期限の表示ミスなどが目立ちますが、中には農薬混入やアレルギー物質の表示漏れなど緊急を要するものもあります。

多くの人は遺物が混入していてもわざわざ保健所に届け出たりはしないと思います。いちいち面倒だし、下手に騒いでクレーマーと思われたくないからです。都内の保健所に寄せられた約300件の苦情というのもおそらく氷山の一角です。

今回の異物混入騒動で狙い撃ちにされているマクドナルドが気の毒です。別に健康被害があったわけではないし、もういい加減にしてほしいです。異物混入の全体像を把握しないまま、いちいちの苦情を大げさに報道してきたマスコミの姿勢にも問題があります。いやな渡世だ。
 

それにしても、今回の騒動の発端となった「ペヤング」のカップ焼きそばは、回収後破棄処分されてしまったのでしょうか。せっかく作ったのに捨ててしまうのはあまりにももったいないです(食べ物を粗末に扱うとバチが当たりますぞ)。どこかのスーパーがまるか食品とタイアップして半額セールなどで売り出してくれれば貧乏人は大助かりなんですが……でも、そんなことしたら他のカップ焼きそばメーカーがイヤな顔をするかもしれません。

「ペヤング」といえば、マツコ・デラックスの「もっと大盛りにしてよ」というコマーシャルが好きでした。マツコ・デラックスに圧倒されてとまどっている焼きそば屋のあんちゃんの感じが実によかったです。あのコマーシャルが見られなくなってしまって残念です。商品は売ってないけどコマーシャルだけは流れているというのはダメでしょうか。もちろん費用は大金持ち(?)のマツコ・デラックスの負担です。あのコマーシャルはマツコ・デラックスの宣伝をしているようなものだからね。

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2015年1月 7日 (水)

史上最強のゲーム「ファイアーエムブレム 覚醒」の楽しみ方

 1. 難易度は「ルナティック+」を選ぶ。

 2. モードは「クラシック」を選ぶ。

 3. 各ステージで仲間にできるユニットはすべて仲間にする。

  4. どんな弱体ユニットも犠牲にしてはいけない。

  5. 宝箱はすべて回収する。

  6. イベントマスは回収もれがあってもよい(25章のイベントマスまで回収しようとするとさすがにかったるいです)。

  7. 遭遇戦を利用してはいけない(前半に遭遇戦を利用してしまうと後半戦が緩くなってしまいます)。レスキューの杖を買いたいのにフェリア港のショップが使えないと遭遇戦の誘惑に駆られますがそこは我慢です。

  8. 異界マップは封印する(追加料金はイヤ)。 

  9. いつの間に通信による配信チームとの交渉はアイテムの購入のみ可(リーダーを仲間にしてはいけない)。

10. いつの間に通信による配信アイテムは利用してよい。

11. いつの間に通信による配信マップ(外伝18から外伝23まで)と外伝17はクリアしなくてもよい。

12. すれちがい通信による相手チームとの交渉はアイテムの購入のみ可(リーダーを仲間にしてはいけない)。リーダーの中には勝てる相手でもかなり強力なユニットが出てきます。これを仲間にしてしまうとバトルが簡単になってしまいます。

13. マイユニット名鑑のユニットを仲間にしてはいけない。

14. 名声ボーナスによる報酬アイテムは利用可。

15. 外伝5から外伝16までをすべて発生させる(これは何度も挑戦しないとムリ)。

16. 戦いの記録(出撃ユニットとそのレベル、クリアした日時など)をノート(攻略日記)に記入する。

 
このゲームを繰り返し楽しむには適度な制約と省略が必要です。上記の1から16までの条件を守ると、「ファイアーエムブレム 覚醒」が俄然面白くなってきます。重からず軽からず、何度クリアしても飽きません。

外伝17といつの間に通信による配信マップ(外伝18から外伝23まで)は、これに挑戦していると終盤が重たくなります。最終章のクリアには必要ないので省略します。でも、せっかくだから1度はクリアしておきたいです(外伝18から外伝23までをクリアして強力なユニットを仲間にしないと外伝17のクリアはおそらく不可能)。

ストーリーだけ楽しめればいいと考えて「ノーマル」や「ハード」でクリアしてやめてしまった人は宝の持ち腐れです。何?バトルだけ楽しめればいいと考えてスキッフばかりしている人こそ宝の持ち腐れだ?……むむむ。

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2015年1月 4日 (日)

「ビッグコミック」を読む・6号連続新連載攻勢!!

男性向けコミック雑誌の動向

日本雑誌協会(http://www.j-magazine.or.jp/data_002/main.html)が年4回公表している「印刷証明付発行部数」というデータがあります。このデータによる男性向けコミック雑誌の発行部数について、「2014年7月~9月」と5年前の「2009年7月~9月」を比較してみました。惨憺たるありさまです。

 2014/7-9  2009/7-9     減少率
 591667 820834  ▼27.9 週刊ヤングジャンプ
 589500 767167  ▼23.2 ビッグコミックオリジナル
 512917 839542  ▼38.9 ヤングマガジン
 325667 473334  ▼31.2 ビッグコミック
 273750 351250  ▼22.0 モーニング

これはあくまでも発行部数であって、売れ残りの返品がどれくらいあったのかは不明です。おそらく発行部数を減らしても返品が減らないのでさらに発行部数を減らすというじり貧状態が続いているのだと思います。

 
コミック雑誌の構造不況ともいうべきこの苦境をどのようにして乗り越えるか、各誌それぞれ打開策を考えていると思います。わが愛読書のビッグコミックも6号連続新連載攻勢という大胆な紙面刷新を断行しています。比較的長期連載が多かったビッグコミックですが、いまは様変わりです。昔ながらの馴染みのある作品は、「ゴルゴ13」、「そばもん」、「総務部総務課山口六平太」の3作(4コマや短編は除く)ぐらいしか残っていません。まさに新連載ラッシュです。

 

ビッグコミックの新春第1号(1月10日号)にどんな作品が連載されているかというと、

 「デビルマンサーガ」(永井豪)6号連続新連載攻勢最終弾

 「空母いぶき」(かわぐちがいじ 協力/恵谷治)6号連続新連載攻勢第5弾

 「BLUE GIANT」(石塚真一)

 「医者を見たら死神と思え」(作・よこみぞ邦彦 画・はしもとみつお 監修・近藤誠)6号連続新連載攻勢第3弾

 「いちまつ捕物帳」(細野不二彦)6号連続新連載攻勢第2弾

 「黄金のラフⅡ ~草太の恋~」(なかいま強)6号連続新連載攻勢第1弾

 「すばらしきかな人生-まさみ-」(作・香川まさひと 作画・若狭星)6号連続新連載攻勢第4弾

 「サラリーマン拝!」(吉田聡)

 「フォーシーム」(さだやす圭)

 「S エス -最後の警官-」(作・小森陽一 画・藤堂裕)

 
 「天智と天武~新説・日本書紀」(原案監修・園村昌弘 画・中村真理子)

 「そばもん -ニッポン蕎麦行脚-」(山本おさむ 名誉監修・藤村和夫)

 「隊務スリップ」(新田たつお)

 「総務部総務課山口六平太」(作・林律夫 画・高井研一郎)

 「マウンドファーザー」(野部利雄)

 「ゴルゴ13」(さいとう・たかを)

 

●この連載陣の中での一番人気は「BLUE GIANT」(石塚真一)だと思います。「BLUE GIANT」は、世界一のジャズプレーヤーを目指す青年・宮本大の物語です。この作品を読んでいると、「紙面から音が聞こえてくる」という表現が決して大げさでないことがわかります。とにかくハートに迫ってくる感動巨編です。

「BLUE GIANT」は年寄りに偏っていたビックコミックの読者層を若者にも広げる意味で多大な貢献をしていると思います。「BLUE GIANT」が読みたくてビッグコミックを買うようになった若者が、ほかの作品も読んでみたら、あまりにも面白いのでビックリしているかもしれません。ビッグコミックの特徴は力作が多いことです。駄作や愚作と言いたくなるような作品はほとんどありません。ただし、その面白さが若者の嗜好に合っているかどうかは不明です。

「BLUE GIANT」のような若者受けするヒット作がもう1本出てくれば、ビッグコミックの再生も夢ではありません。新連載6連弾の中からそういう作品が登場してくることを期待したいです。もっとも新連載6連弾の中で若者をターゲットにしたと思われる作品が「デビルマンサーガ」(永井豪)ぐらいしかないというのがなんとも中途半端です。

新連載6連弾を読む

●新連載6連弾の中の異色作は「すばらしきかな人生-まさみ-」(作・香川まさひと 作画・若狭星)です。第1話は顔に大きなアザのある女の話、第2話は療養所で暮らすハンセン病患者の話、第3話は精神分列病の女の話でした。これでもかというくらい現代社会の闇をえぐろうとしています。いや、闇に光を当てようとしています。こういうマンガは力作だけど内容が重すぎてなかなか人気が出ません(たぶん)。しかし、こういうマンガを堂々と掲載してしまうのがビッグコミックのいいところです。

「空母いぶき」(かわぐちがいじ 協力/恵谷治)も第一話を読んだときは、ちょっとヤバイんじゃないかと思いました。何がヤバイかというと、尖閣諸島をめぐる近未来の日中関係があまりにもリアルだからです。「この作品はフィクションです。実在の人物名・団体名・国名とは関係ありません」と但し書きはされていますが、中国から厳重抗議が来てもおかしくない内容でした。

「医者を見たら死神と思え」(作・よこみぞ邦彦 画・はしもとみつお 監修・近藤誠)は、がん治療をめぐる現代医療批判のマンガです。それにしても挑発的なタイトルです。欄外で「この作品の内容に異論・反論のある医師、医学者、専門家の方々、誌上で近藤誠氏と対談しませんか」と呼びかけています。内容に相当自信があるみたいです。「築地魚河岸三代目」の旬太郎がお医者さんになって帰ってきました。

「デビルマンサーガ」(永井豪)は2025年の近未来が舞台の作品です。第一話のオープニングはオールカラーのファンタジーRPGみたいな感じです。できればエンディングもカラーにしたかったかもしれません。永井豪のマンガはあまり読んだことがありませんが、「デビルマンサーガ」の第一話を読んだだけでも永井豪の「うまさ」が納得できます。主人公・不動勇希の置かれている立場をそれとなく読者に伝えている導入部分が実に巧みです。

「黄金のラフⅡ ~草太の恋~」(なかいま強)は新連載というより連載再開です。あいかわらず面白いです。面白さの質が「フォーシーム」(さだやす圭)とかぶりますが、マンガでなければありえない破天荒のバカバカしさをリアルに描いています。どうでもいい内容のマンガを俄然面白くしてしまうのがマンガ家の腕の見せ所です。

「いちまつ捕物帳」(細野不二彦)は構想はしっかりしていますが、内容がやや複雑です。まとめて読んだほうが面白いかもしれません。細野不二彦はビックコミック創刊45周年記念作品として2013年に「贋作 佐武と市捕物控」を発表しています。この「いちまつ捕物帳」は捕物(時代劇)の面白さに魅せられた細野不二彦の野心作かもしれません。

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