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2015年8月25日 (火)

月9ドラマ「恋仲」・第6話を観る

●「恋仲」は第9話が最終話だそうです。それなのに第6話にしてドラマの内容が早くも優勝が決まった後の消化試合みたいになってきました。ドラマとしてはすでに終わっています。それでも、翔太(野村周平)を、猛反省をした善人に仕立てて、何とか第9話まで話を引っ張るつもりらしいです。
 
最初にあかり(本田翼)をめぐる葵(福士蒼汰)と翔太のフェアな戦いがあって、追い詰められた翔太がルール違反をして、それがバレてハッピーエンドというのがドラマとしては自然な流れです。ところがこのドラマは、最初に翔太のルール違反があって、それがばれてもすぐにはハッピーエンドにならないで、まさに蛇足のような翔太の悪あがきが後半戦になるみたいです。後半戦ではもう翔太はルール違反ができません。偶然による誤解が味方してくれることを祈るしかありません。
 

●第6話では、すべてを打ち明けようと意を決した翔太が葵を訪ねてきました。

以前バーベキューをやっていた場所は、葵の部屋の外にある屋上みたいなところでした。部屋を出るシーンが省略されていたので、てっきりベランダだと思っていました。なるほどベランダにしてはやけに広かったです。その場所で、翔太が葵に「ワンピース」の51巻とあかりの手紙を渡しました。
 
 「ずっとわかっていたよ。葵の気持ち。7年前からずっと。あかりの気持ちも」

それがわかっていたなら、二人を祝福して男らしく身を引くべきでした。潔く身を引いた瑠衣子(市川由衣)のように。大切な手紙を盗むなんて言語道断です。翔太があかりの手紙を盗んだことが物語の発端なら、翔太は最後まで悪役に徹していないといけません。何だか無理やりシナリオを変更したような気がしないでもないです。

●「こんな日が来るなんて、思ってなかった。この5年間、何だったんだろうなあ」

あかりの心は揺れいました。あかりは翔太といるときは葵のことが気になっていました。ところが葵といると今度は翔太のことが気になってきます。何があっても一度本気で好きになった男(翔太)のことを忘れるのはそう簡単ではないのかもしれません。

あかりは教員採用試験に合格したことをまず葵に伝えました。次に翔太にも報告に行きました。合格できたのはこの5年間、翔太の支えがあったからでもあります。家庭教師をしていた入院患者の中学生・山城心音(大友花恋)にも自慢げに教員採用試験に合格したことを伝えました。そのとき、心音が発作に見舞われました。緊急事態です。あかりは荷物を病室に残したまま、病室を追い出されてしまいました。いつまでたっても病室に入ることができません。それにしても、5分や10分ならともかく、何時間も緊急事態が続いて病室に入れないなんてありえないんですけど。たとえ自分が病室に入れなくても出入りしている看護師さんに頼んで荷物を持ってきてもらうくらいできるよね。
 
葵は、合格祝いの準備をしてあかりを待っていました。ところが約束の時間になってもあかりはやってきません。電話をしても留守電です。音信不通でいつまでたっても現れないあかり……これは7年前の「ワンピース事件」のときと同じパターンです。葵は不吉な予感がしていたかもしれません。
 

●このドラマは、前半はあかりをめぐる葵と翔太の三角関係、後半は翔太に退場してもらって、葵をめぐるあかりと瑠衣子の三角関係で話を盛り上げたほうがドラマチックでよかったと思います。もっとも第1話で、あかりをめぐる二人の「アオイ」の物語であると宣言して結末の結婚式のシーンをやってしまったため、もう一人のアオイ(蒼井翔太)を退場させるわけにはいかなくなっているのがこのドラマの宿命でもあります。
 
このドラマは、わかりきっているラストをいきなり第1話で紹介してしまうという「悪手」をやってしまいました。いくらベタなラブストーリーでも、多少は思いもよらない結末が待っているかもしれないという謎めいたところが欲しかったです。

それにしても最初のころに比べて翔太のキャラがあまりにも変わり過ぎです。突然変身した翔太の善人ぶりには違和感を感じます。第1話から観ていると「いまさら何だよ」と言いたくなります。このドラマは事情をよく知らないで途中から観た人のほうが楽しめるかもしれません。

それからこのドラマに出てくる女優さんは本当に美人が多いです。ヒロインの本田翼も「美貌」だけで勝負すると、三番手か四番手ぐらいになってしまいます(個人的な好みとして)。

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2015年8月18日 (火)

月9ドラマ「恋仲」・第5話を観る

●翔太(野村周平)には、ストーカーになってあかり(本田翼)につきまとうとか、DV男に変身するとか、そういう雰囲気が漂っていました。それなのに第5話になったら急にいい人っぽくなってしまいました。なんだかなあ。7年前に手紙を盗んだ時点で翔太は人間失格です。その後自責の念に駆られて悩むような善人は最初からあかりが葵(福士蒼汰)に伝えようとした大切な手紙を盗んだりしません。あれは普通の神経の人間にできる所業ではないです。
 
おかげですっかり悪者にされてしまったのがあかりの父・寛利(小林薫)です。あかりを置いていなくなったのにはよほど何か深い事情があったのかと思っていたら、女が出来てわが子(あかり)を捨てたまでのことだったって、そりゃあないでしょう。ひどい話です。
 


●葵とヨリを戻そうとしていた瑠衣子(市川由衣)は、葵やあかりよりもずっと大人でした。葵にはもう脈がないと知ると、あっさり身を引きました。
 
「実はさあ、ほかに好きな人が出来ちゃって。大人で、落ち着いてて、何かその人のそばにいると安心するんだよね。葵とは大違い。ごめんね。振り回しちゃって」

この瑠衣子の言葉はさすがに葵もウソだと気づきました。それでも葵の反応はどこか間が抜けています。

「何かあったの?」

「何かあったのは葵のほうでしょ。気がつかないと思った?今日一日いっしょにいて、あたしのことなんて全然考えてなかったよね。無理して楽しそうにしちゃって」
 
「……」

「葵はさあ。自分がムリして人が幸せならそれでいいって思っているかもしれないけど、そんなのただの自己満足だよ。そうやって葵が自己を犠牲にするたびに、苦しくなる人だっているんだよ。葵もさあ、そばにいたい人のところに行きなよ」
 
瑠衣子は、あかりが父・寛利の住所を知るために葵が働いている建築設計事務所に訊ねてきたことを知っていました。瑠衣子も寛利の住所をメモしていました。そのメモを葵に渡してあげました。

   千葉県館山市船形583

これが芹沢寛利の住所です。

●あかりは父を訪ねて館山に向かっていました。そのあかりを追って葵も館山に向かいました。

寛利は仙台で知り合った女性と同居していました。女には連れ子が一人いました。貧しいながらも幸せそうでした。寛利が翔太から受け取った50万円は、翔太のほうから渡したというより寛利のほうがせびったみたいです。寛利はもともとあかりと会うつもりはありませんでした。突然現れたあかりにむしろ迷惑そうな顔をしていました。あかりを置いていなくなったことについてはただ平謝りに謝るばかりです。典型的なダメ親父でした。
 
あかりは、あんなに会いたがっていたのに、寛利のほうではそうではなかったことを知りました。悲しいのか、情けないのか、あかりの胸中は複雑でした。何かよほどの事情があると思っていたのに、女が出来てあかりを捨てた……ただそれだけのことでした。
 
 

●館山の海岸での出来事です。寛利と別れて今にも泣き出しそうなあかりの前に葵が現れました。ムリに明るく振舞おうとするあかりに、「バカ親父に文句の一つも言ってやれ」というのが葵のアドバイスでした。二人は海に向かって大声で叫んでうっぷん晴らしをしました。夜になりました。葵はこれまであかりに伝えられなかった心情を吐露しました。

「いつもあかりのこと見てたから、なんでもわかっているつもりだった。一番そばにいたし。だからあのとき……花火大会のとき、何で気づいてやれなかったんだろうって、ずっと後悔してた。ずっと謝りたかった。……ごめん……何もしてやれなくて」

「でも、今、横にいてくれてる。今日、葵がいてくれてよかった。ありがとね」

久しぶりに葵と二人だけの時間を過ごして、あかりは失意のどん底の中でかすかに救われていました。あかりが素直だと葵も素直になれます。

「オレ、あかりが好きだったんだ。あかりはオレの……初恋だった」

あかりは葵から「好き」と言われたのは初めてです。突然の告白に目が点になってしまいました。

「何びっくりしてんだよ。普通気づくだろ。オレから花火大会誘ってんだぞ」

「言われなきゃわかんないよ。言ってくれればよかったのに」

「あのときの、あの関係が壊れるのが嫌で、言い出せなかった」

「……あたしも同じ。こないだのバーベキューのとき、手紙の話したでしょ。ホントは、葵が好きって書いたの。あたしも、葵が初恋だった」

「えっ????」

「何その顔。普通気づくでしょ。好きじゃなかったら、キスなんかしないよ」

「いや、そんなの、言われなきゃわかんねえだろ」

「あたしずっと葵にフラれたんだと思ってた。手紙じゃなくってさあ、ちゃんと言葉にして伝えればよかったんだよね」

お互いにフラれたと思っていたのか誤解だったことに二人ともようやく気づきました。でも、これで一件落着というわけにはまだまだいきそうもありません。あかりも葵も自分を犠牲にして人の幸せを願おうとする「悪癖」があります。ドラマもまだ中盤だしね。

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2015年8月15日 (土)

ファイアーエムブレムif 「インビジブルキングダム」・ルナティックの楽しみ方

●第三のシナリオ「インビジブルキングダム」のルナティックをようやくクリアしました。「白夜王国」は拍子抜けでしたが「インビジブルキングダム」はなかなか面白かったです。

7月 2日 「白夜王国」(ノーマル)をクリア
7月 9日 「白夜王国」(ルナティック)をクリア
7月16日 「暗夜王国」(ノーマル)をクリア
7月21日 「インビジブルキングダム」(ノーマル)をクリア
8月14日 「インビジブルキングダム」(ルナティック)をクリア

ファイアーエムブレムif は次の3つの縛りを入れると本格的SRPGとして十分楽しめます。

 1.マイキャッスルは武器屋と道具屋以外は無視。

 2.竜の門、防衛戦、遭遇戦は封印。

 3.宝箱はすべて回収する。

この3つを厳守して「インビジブルキングダム」(ルナティック)に挑戦するとかなりの難易度になると思います。最近のゲームはサクサク進み過ぎると嘆いてるゲーマーの人におススメです。厳しいことは厳しいですが大丈夫です。頑張れば必ずクリアできます。お金も経験値も自由に稼ぐことができない……その困難を克服してクリアしたときの達成感は格別です。

●敵はもっとも弱い自軍ユニットを、もっとも苦手な武器で攻撃してきます。しかもデュアルアタックで。いやらしいったらありゃしない。そこで後半戦は出撃メンバーを絞り込むのが得策です。参考までに23章から終章まで、クリアしたときの出撃メンバーを紹介しておきます。

23章 57ターン
カムイ Lv.14
リョウマ Lv.13
マークス Lv.12
アシュラ Lv.13

24章 50ターン
カムイ Lv.15
リョウマ Lv.15
マークス Lv.12
アシュラ Lv.13

25章 64ターン
カムイ Lv.17
リョウマ Lv.16
マークス Lv.14
アシュラ Lv.14

26章 89ターン
カムイ Lv.17
リョウマ Lv.17
マークス Lv.14
アシュラ Lv.14 
レオン Lv.9
カンナ Lv.8

27章  4ターン
 終章 14ターン
カムイ Lv.20
リョウマ Lv.20

26章は増援部隊が無限に出現してきます。そこでカムイとリョウマがLv.20に達するまで経験値稼ぎをします。いや、宝箱の回収がけっこう大変なため、結果的に経験値稼ぎをさせられるといった感じです。

27章~終章は何だか強制シナリオになっていてクリアさせてもらっているような感じがします。敵の攻撃はほとんど当たりません。運が悪くなければ最短コースで敵将が撃破できます。

●ifはストーリーに関する苦情が多いですが、個人的にはストーリーには興味がありません。ストーリーがどんなに不自然でもどうでもいいです。SRPGのストーリーというのはゲームを展開する上での形式であって、何かストーリーめいたものがあればそれでいいと考えています。勇者だか王族だか、いわゆる正義の味方が力を合わせて悪者をやっつけて世界を救う……ワンパターンだろうとありきたりだろうとそれで十分です。

それよりもこのゲームはやたらとセリフが多いです。今どきのゲームとしては当たり前なのかもしれませんが、スキップ機能がなかったらとてもじゃないけどやってられません。最初ぐらいはセリフをきちんと読もうと思ってスキップ禁止でゲームに臨んでも、途中で耐えきれなくなってAボタンを連打してしまいます。貧弱なストーリーに文句を言う人がいるのに、あの膨大なセリフに文句を言う人がほとんどいないのが不思議です。ストーリー重視でこのゲームをやっている人は、出てくるセリフをいちいち全部読んでいるのでしょうか?
 
以前はFFシリーズなど、ゲーマーそっちのけで延々と勝手なドラマを展開しているとゲーム好きの人たちからボロクソに批判されたものです。「こんなものはゲームじゃない。単なるムービーだ」などとよくいわれたものです。最近はそういう批判をほとんど見かけなくなりました。このシリーズも純粋なSRPGというよりもアニメかなにかのつもりでストーリーを追いかけている人が多いのかもしれません。

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2015年8月11日 (火)

月9ドラマ「恋仲」・第4話を観る

●あかり(本田翼)は、葵(福士蒼汰)に手紙を渡したはずなのに葵が来てくれなかったので葵にフラれたと思っていました。でも、葵の机に入れておいた手紙は翔太(野村周平)が持っていました。葵は手紙のことを知らなかったのかもしれない……あかりにとっては信じられない7年目の真実です。
 
あかりの心には翔太に対する怒りとも悲しみともつかない複雑な感情が沸き起こっていました。あかりは翔太に問い質す前に、まず葵に手紙のことを訊いてみることにしました。
 
 「葵さあ、手紙のことって、覚えてる?」
 「手紙?何のこと??」
 「いっしょに花火見たでしょ。そのあと、葵の机に入れといたんだけど……」
 「いや、そんなのなかったけど」
 「…………」
 「手紙書いたの?」
 「読んでないならいいよ」
 「よくねえよ。なんて書いたんだよ」

それをここで言わせるの?つらいわ……あかりはラブレターだったことを誤魔化しました。

 「来年の……来年の受験……本番前に牛乳飲むなって。ほら、葵、緊張するとおなか壊すでしょ。高校受験の時も大変だったよね。休み時間ずっとトイレこもっててさ」
 「なんだよ、それ。そんなことわざわざ手紙に書くなよ」
 「ごめんごめん」

葵にもうすこし洞察力があれば、あかりがとっさに出まかせを言って何かを隠していることに気がついたと思います。でも葵は単細胞なのであかりの言葉を文字通りに素直に受け取ってしまいました。

あかりは、葵にフラれたと思っていたのは誤解だったこと、そして翔太と花火大会の日に遇ったのが偶然ではなかったことを確信しました。翔太に対する疑念は決定的となりました。さらに、悪夢のような事実があかりを襲いました。

●あかりは研修医の沢田一葉(新川優愛)に呼び止められました。一葉はあかりの実家の造船所が借金を抱えて倒産したことを知っていました。翔太があかりの父・寛利(小林薫)にお金を渡しているところも目撃しています。一葉は、あかりと寛利が結託してお金目当てで翔太に近づいていると誤解していました。
 
 「お金目当てなんですよね」
 「何言ってるんですか。違います!!」
 「じゃあ、あの50万は何なんですか」
 「何のことですか?」
 「あたし見たんです。あなたのお父さんがあそこで蒼井先生からお金を受け取るところ」
 「……」
 「お父さんといっしょに騙そうとしているんですよね。これ以上彼に近づかないでください」

翔太は自分の知らないところで父・寛利に会っていた……しかもあんなに会いたがっていた父を自分から切り離そうとしていた……何も知らなかったあかりは本気で翔太のことが好きでした。目の前が真っ暗になるというのはこういうときのことを言うのかもしれません。
 

●「盗人にも三分の理」ということわざがあります。翔太の不実をなじるあかりに翔太が逆襲しました。

 「じゃあ訊くけどさあ。葵に会って、少しも気持ちが揺らがなかったって言いきれる?手紙見つけたとき思わなかった?ちゃんと葵に届いていれば、運命が変わっていたのかもしれないのにって」
 
翔太クン、それを言っちゃあおしまいだよ。人はいろいろなことを考えたり思ったりするものです。ときには180度違う気持ちになることだってあります。人間の心に100%なんてありません。もっとも翔太に言わせれば「オレは100%あかりが好きだ」と言い出すかもしれませんけど。
 
翔太の言っていることは「当たらずといえども遠からず」です。いや、図星といえるかもしれません。でも、そういうことを言い出す翔太にあかりは失望しました。翔太の言っていることは正しいとか正しくないとかという以前に無粋の極みです。最低です。
 
その日、あかりは自分の部屋には戻りませんでした。どこかへいなくなってしまいました。人生に絶望して身投げでもするつもりかもしれません。

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2015年8月 4日 (火)

月9ドラマ「恋仲」・第3話を観る・その2

●新築の依頼で松永という夫婦が葵(福士蒼汰)が働いている建築事務所にやってきました。瑠衣子(市川由衣)の紹介です。ところがその夫婦はミニカーを飾る棚を作るかどうかで揉め出して大喧嘩です。どういう設計にするのか話がまとまりません。

最近は新築の設計をどうするかで揉めて離婚してしまう夫婦も多いらしいです。これを新築離婚といいます。松永というその夫婦は典型的な新築離婚のコースを歩んでいました。

葵はこの夫婦に批判的でした。

 「最初は幸せそうだったのに、お互いに自分のことばっかりで言いたいこと言いあって……」

所長の丹羽万里子(吉田羊)は葵とは少し見方が違っていました。

 「それって、とてもステキで幸せな関係だと思うけど。なかなか出会えないわよ、そんな人。本音でぶつかるって、とてもエネルギーを使うことだから。どうでもいい人にはそんなことしない。言いたいこと言える人だからこそ、かけがえのない存在なんじゃないかな」

一般論として、万里子の意見を信じて言いたいことを言ったりしてはいけません。本音でぶつかって言いたいことを言った途端に別れ話が待っていたりするのが世の中というものです。言いたいことが言える人だと思って言いたいことを言ったらそうではなかったというケースのほうが圧倒的に多いはずです。葵とあかりのように、お互いに言いたいことを言って、それでいてお互いに許しあえる関係って、めったに成立するものではありません。
 

●住宅メーカーで働く瑠衣子は、自分の担当したクライアントの夫婦を絶対に幸せにしたいという思いで必死でした。夫婦のどちらもが満足する新築住宅のスケッチ画を万里子にお願いすると同時に、何とか新築離婚を回避する手段はないかと、松永夫妻のことを徹底的に調べていました。瑠衣子の調査によればこの松永夫妻は幼なじみでした。それを知った葵は、夫の説得に自分も参加したいと申し出ました。いつもはボーッとしていて優柔不断の葵がこのときばかりは目つきが違っていました。
 
まず会ってくれたのは夫のほうです。瑠衣子は万理子が徹夜で考えてくれた新築住宅のスケッチ図を見せてなんとか松永氏を説得しようとしました。

 「最近、喧嘩ばかりで。もう限界なんです。長く一緒に居過ぎたんだと思います」

残念ながら松永夫妻はもう離婚が決まっていました。万里子が徹夜で描いたスケッチ画も無駄になってしまいそうでした。しかし葵は諦めませんでした。

 「長く居過ぎたとか、最高じゃないですか。後悔しますよ。失って初めて気づくんです。心から好きになれる人が、生まれた時からそばにいてくれるのが、どんなに幸せなことか。当たり前みたいにそばにいた人が、ある日突然いなくなる……それが……それがどれだけ辛いことか、何かしてあげたいと思っても、いなくなってからでは遅いんですよ。奥さんをちゃんと見ていてあげてください。お願いします」

葵は深々と頭を下げました。自分の体験から出た言葉だけに説得力があります。葵のあまりの熱弁に同席していた万里子も瑠衣子もあっけにとられていました。

なにはともあれ葵の説得が功を奏しました。松永夫妻は離婚をやめることになりました。万理子のスケッチ画の提案もなかなかのものです。奥さんがすっかり気に入ってくれて、引き続き設計をお願いされることになりました。

●葵は、自分の仕事に責任を持って全力投球する瑠衣子の姿を初めて見ました。瑠衣子が営業職として優秀と言われる理由も深く理解しました。葵とよりを戻したがっている瑠衣子と、瑠衣子を見直し始めている葵の関係が再び急速に接近しつつあります。

それとは反対にあかりと翔太のほうは、何だか雲行きが怪しくなってきました。これまで気づかなかった翔太のダークな一面があかりにも明らかになりつつあります。あんなに会いたがっていた父親の寛利を見かけたのに、翔太は父親のことは忘れろと言います。しかもあのメモです。あかりはすでに翔太が何を考えているのかわからなくなってきていました。

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月9ドラマ「恋仲」・第3話を観る・その1

●7年前、富山からいなくなった芹沢あかり(本田翼)は、一時仙台の親戚のところに身を寄せていました。あかりの父・寛利(小林薫)はあかりを置いてすぐにどこかへ行ってしまいました。以来、寛利のゆくえは不明です。どこでなにをしているのか、あかりは必死に探しましたが見つかりません。
 
あかりが仙台から東京に出てきたのは5年前です。あかりは子どものころから学校の先生になるのが夢でした。その夢を実現するために、今はバイトをしながら通信制の大学で勉強しています。来月には教員採用試験を受けるつもりでいます。教員採用試験というのは、教員免許がなくても教員免許の取得が予定されていれば受けられるのでしょうか。まあ、一般の企業でも卒業が予定されていれば採用試験が受けられるから同じなのかもしれません。

あかりは居酒屋のバイトで知り合った高梨恵里香(馬場園梓)というちょっと太目の女の子とルームシェアをして暮らしいてます。恵里香は能天気なところが公平(太賀)とよく似ています。何も考えないで生きている……そのライフスタイルがうらやましいです。

●葵(福士蒼汰)は仕事をしていた建築現場で偶然あかりの父・寛利を見かけました。寛利は派遣作業員(?)として働いていました。
 
葵はこの7年間、あかりが一番大変な時に、何もしてあげられなかった自分を責めていました。あかりには翔太(野村周平)がいる……葵はあかりへの想いを押し殺してあかりのことは諦めようとしました。葵はあかりの父親の寛利に会ったことを翔太に伝えました。自分はこれ以上かかわらないで、あとは翔太にまかせるつもりです。葵は、翔太にまかせれば、翔太が、あかりと会うように寛利を説得してくれると考えたのです。

ところが翔太は葵が思っているような男ではありませんでした。翔太は落ちぶれて派遣作業員として働いている寛利の存在を迷惑がっていました。どうしたかというと、寛利を呼び出して金を渡しました。50万円です。

 「今後、二度とあかりの前に現れないと約束してください。あかりの人生から出て行ってください」

50万円は手切れ金です。

翔太が寛利にお金を渡す現場を沢田一葉(新川優愛)が目撃していました。一葉は翔太の同僚の研修医です一葉が、翔太が寛利に何をしたかを、こっそりあかりに伝えることになるのかもしれません。
 
同じころ、あかりは翔太に電話をかけていました。しかしつながりません。あかりは翔太を訪ねて翔太の部屋に行きました。翔太はうっかり机の引き出しのカギをかけ忘れていました。しかも引き出しは引き出されたままです。翔太のいない部屋で、あかりは引き出しの中にあった「ワンピース」の五十一巻を見つけてしまいます。その五十一巻にはあかりが葵宛てに書いたメモが挿んでありました。

   葵へ

 ずっと好きでした。
 来年の花火大会
  同じ場所で
     待ってます。

         あかり

 「何、これ?」

あかりが葵宛てに書いたメモを、どうして翔太が持っているのか、あかりは頭の中が真っ白になりました。翔太は絶対にあかりに見られてはいけない秘密をあかりに見られてしまいました。どうなるのでしょうか……。

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2015年8月 2日 (日)

月9ドラマ「恋仲」・第2話を観る

●金沢公平(太賀)が富山から上京してきました。公平は家業の豆腐屋を本格的に継ぐことになりました。これからは忙しくなります。のんびり遊んでいられるのも今年の夏が最後です。そこで夏休みをとって葵(福士蒼汰)のいる東京に出てきたのです。公平は東京で富山三高の同窓会をやるつもりです。
 
公平は葵の迷惑顧みず、葵のところ居候しようと決め込んでいました。ところがです。てっきり一人暮らしだとばかり思っていた葵のマンションに、ひとりの女が帰ってきました。

最初公平は葵の彼女だと勘違いしました。ところが、公平が「はじめまして」と挨拶すると、「知ってます」といわれてしまいました。その女は公平もよく知っているはずの葵の妹でした。七海(大原櫻子)です。七年前の幼かった七海はメガネザルみたいで色気のかけらもありませんでした。その七海が成長して見違えるほどかわいくなっていました。変われば変わるものです。そういえば今では長身でイケメンの葵も、小学生のころはメガネをかけたチビのいじめられっ子でした。

惚れっぽいタチの公平は七海に一目惚れです。葵からまだ彼氏はいないと思うと聞かされて俄然やる気になってきました。ひょっとしたら、公平のような能天気な男には七海のようなクールでしっかりものの女の子が合っているかもしれません。もちろん七海が公平で我慢してくれればの話です。

●公平は同窓会をやるつもりでしたが人が集まりません。同窓会に出席したのは公平が強引に誘ったあかり(本田翼)と翔太(野村周平)だけです。ほかに誰もこないならということで、公平は会場を葵のマンションに移すことにしました。マンションにいた葵の妹の七海も強制参加です。

七年ぶりに旧交を思い出して盛り上がっているところに何も知らない葵が帰ってきました。葵は残業を口実に同窓会は欠席のつもりでした。あかりと翔太に会うのがつらかったのです。ところが欠席のはずの同窓会が自分の住んでいるマンションに移動して葵を待ち受けていました。いやでもあかりや翔太と顔をあわせなくてはなりません。思いがけない状況に葵は不機嫌になっていました。だれとも話そうとしません。気まずい空気が流れました。何も知らずにはしゃいでいるのは公平だけです。

そこへさらに招かざる客がやってきました。葵の元カノの冴木瑠衣子(市川由衣)です。瑠衣子は新しく好きな男ができて葵とは別れたはずなのですが、なぜか突然やってきました。瑠衣子は先客がいてもおかまいなしです。慌てふためく葵を無視して当然のように上がり込んでしまいました。瑠衣子も「同窓会」に参加です。いや瑠衣子は富山三高の卒業生ではありません。同窓会が単なるホームパーティになってしまいました。
 
七海によれば、瑠衣子は住宅メーカーの超優秀な営業ウーマンということです。

 「お兄ちゃんにはもったいないよ。そりゃフラれるわ」

だって。
 
 
●盛り上がっていたのか白けていたのかよくわからなかった「同窓会」もそそろお開きです。最初に抜け出したのは翔太でした。翔太は病院からの呼び出しで病院に戻ることになりました。

はしゃぎすぎて酔いつぶれてしまった公平は葵と七海に担がれて葵の部屋に連れていかれました。ベランダにはあかりと瑠衣子のふたりだけが残りました。

瑠衣子は葵の様子を見ていて、葵とあかりは単なる幼なじみではないと感じていました。葵の態度を見ていればだれでもピンときます。それに気がつかないのは公平ぐらいなものです。

瑠衣子から

 「葵とつき合っていたの?」

と突然訊かれてあかりはあわてました。

 「えっ!?」
 「ただの幼なじみって感じじゃなさそうだし」
 「いえいえ、ただの幼なじみです
(どうしてわかったんだろう)
 「ふう~ん
(ムリしちゃって)

今度はあかりが恐る恐る瑠衣子に訊きました。

 「あの~、どうして葵と別れたんですか?」

瑠衣子はあかりが今の彼氏(翔太)と無意識のうちに別れたがっていることを見抜きました。女の勘です。そこでとっさに作り話をしました。

 「ほかに好きな人ができちゃって。仕事でいろいろあって落ち込んでたとき支えてくれた人。弱ってるときに優しくされてつい揺れちゃった~みたいな。そういうことってない?」

あかりはあいまいに「さあ?」と答えましたが、身につまされていたと思います。

 「で、葵と別れてその人とつきあったんだけど……結局うまくいかなかったんだよね。何だか知らないけど、葵といるほうがホッとするな」

 「わかります。葵、昔からそういうとこあったから」

危険な香りはしないけどいっしょにいる人をホッさせてくれる葵の性格を瑠衣子は理解していました。あかりは、葵に対して瑠衣子が自分と同じ感想を抱いていることを知って、少しうれしくなりました。いや、油断ならぬと思ったかもしれません。

●公平がわざわざ東京にやってきたのは、あの楽しかった高校時代のように葵たちと最後の夏休みを過ごしたかったからです。最初は公平の突然の訪問を迷惑がっていた葵でしたが、公平の過去の良き時代を懐かしむ健気な気持ちを知って、何とか公平の期待に応えてあげようと考えるようになりました。喧嘩別れのようになって富山に帰ろうとした公平を葵は呼び戻しました。最初は嫌がっていた映画にも公平とあかりの三人で出かけることにしました。気合を入れて何の映画を観るか一生懸命調べたりもしました。
 
映画に行く日のことです。待ち合わせ場所であかりといっしょに公平を待っていると、公平から腹痛でいかれないと連絡がありました。ドタキャンです。公平は気を利かせて葵とあかりを二人だけにしてあげようと仮病を使った……わけではりありません。公平にそんなデリカシーはないです。本当に腹痛でした。
 
図らずも葵とあかりは二人だけで映画を観ることになりました。昔に戻って楽しい思いをしたのは、公平ではなくて葵のほうでした。あかりといっしょだと葵は言いたいことが言えるし話も弾みます。久しぶりのあかりの蹴りも高校時代を思い出させます。こんなに生き生きとした楽しい気分を味わったのは葵にとっては久しぶりでした。

この七年間、あかりは葵にフラれたと思って生きてきました。葵もあかりにフラれたと思っていました。それなのに二人きりになると、二人を包む満たされた気分は昔のままです。お互いにフラれたと思っていても、なぜかこの二人は魅かれていきます。昔の人は、こういう二人のことを、「小指と小指が赤い糸で結ばれている」といったものです。

   葵へ

 ずっと好きでした。
 来年の花火大会
  同じ場所で
     待ってます。

         あかり

「ワンピース」の五十一巻に挿んであったメモは、あかりの渾身の告白です。しかし翔太が葵よりも先にこのメモを発見してしまいました。そして、葵に知らせることなく、このメモを持ち去りました。翔太はあかりの葵に対する本気の想いを知らされると同時にいつどこへ行けばあかりに会えるのかを知りました。

翌年の花火大会にあかりの前に現れたのは葵ではなく翔太でした。翔太は偶然を装っていました。あかりは葵を待っていました。でも葵は来ませんでした。あかりは葵にフラれたと思いました。ひどいじゃありませんか。

どんなに頭がよくても、どんなに医者として優秀でも、翔太は人間として失格です。そりゃあ、友だちの彼女だろうと人妻だろうと、好きになってしまうことはあります。それはそれとして仕方ありません。でも、ずるはいかんよ。

第3話では、あかりが翔太の机の引き出しから自分が葵へ伝えようとしたメモを発見してしまうみたいです。翔太はなんと言い訳するのでしょうか……。

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2015年8月 1日 (土)

「ハードディスクの問題が検出されました」の対処方法

あくまでも「ホンマでっか!?」レベルの話だと思って読んでください。

ハードディスクの問題が検出されました
 

データの損失を防ぐためにディスク上の
ファイルを直ちにバックアップしてから
コンピューターの製造元に連絡して
ディスクの修理または交換が
必要かどうかを確認してください。

以前から自宅のはパソコン(TOSHIBA dynabook D614/54LB)を起動するとこのエラーメッセージが必ず表示されるようになっていました。特に動作に問題はなかったので、エラーメッセージそのものがエラーだろうと考えて放置していたら、段々動作が重くなってきて最近は文章を1行入力するのに5分も10分もかかるようになってしまいました。いつ壊れてもおかしくない状態です。

「Windows+X」キー→「タスクマネージャー」をクリックすると、ほとんどがら空きのはずのディスクの状態が断続的に99%とか100%になっていたりします。原因は不明です。

さらに最近は「長時間実行中のスクリプトが原因で応答しません」というエラーメッセージが頻繁に出るようになりました。とにかく「応答なし」の状態が頻発します。「リフレッシュ」や「リカバリー」をやろうとしても、動作が極端に遅いために実行できません。これはいよいよ修理に出さないとだめかと思いましたが、どうせ修理に出すなら素人にもできることで効果がありそうなことはなんでもやってみようと思いました。ダメモトで最後の抵抗です。

Yahoo知恵袋などのQ&Aをチェックすると同じ現象で悩まされている人がかなりたくさんいました。パソコンに詳しい人がいろいろ対処法を教えてくれていますが、素人には難し過ぎてわけがわかりません。それでも、これなら出来そうだというのがいくつかありました。それを紹介したいと思います。

1 .まず最初にやったのは「Google Chrome」の削除です。効果があったかどうかはわかりません。今は「Google Chrome」はごみ箱の中に入れてあります。 

2. 次にウィルスの可能性も考えられるので、「3年版 ウイルスバスター クラウド」(パソコン同時購入用)をインストールしてウイルスに侵されていないかチェックしました。とにかく動作が遅いのでウイルス対策ソフトのインストールでも大丈夫かと思うほどやたらと時間がかかりました。インストール完了後、スキャンをしましたが問題はみつかりませんでした。素人考えですが、このウイルス対策ソフトにはウイルスからパソコンを保護するだけでなく、パソコンの動作を遅くしているようなちょっとした不具合も除去してくれる機能があるみたいです。勘違いかもしれません。
 
3. 次にやったのが「Internet Explorer」の初期化です。「ALT+ X」キー→「インターネット オプション」→「詳細設定」→「リセット」→「個人設定を削除する」をチェック→「リセット」→再起動。

ほかにもいろいろやりましたが、素人にもできることで効果があったのではないかと思われるのはこの3つです。あんなに重かった動作がウソのように軽くなってサクサク進むようになりました。タスクマネージャーをチェックするとディスクの欄が常に数%で安定するようになっていました。起動時に出ていた「ハードディスクの問題が検出されました」のエラーメッセージも出なくなりました。めでたしめでたしです。

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