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2016年2月 5日 (金)

マイナス金利が適用されるのは10兆円程度らしいです

個人預金のマイナス金利否定=日銀総裁

2016年2月4日(木)15時48分配信 時事通信

 黒田東彦日銀総裁は4日の衆院予算委員会で、導入を決めたマイナス金利政策について「必要になれば、追加緩和を当然検討する」と述べ、マイナス幅の拡大を辞さない考えを強調した。その上で、既にマイナス金利を採用している欧州の事例を踏まえ「個人の預金にマイナス金利が付くことはないだろう」と指摘した。

2月4日の日経新聞朝刊によれば、日銀は「16日に始まる金融機関が日銀に預けるお金(当座預金)へのマイナス金利の対象が10兆円程度になる」と公表したそうです。その後も10兆~30兆円に抑える方針だとか。

よくわからないのはマイナス金利を適用された預金を金融機関はそのまま放置しておくものなのでしょうか。常識的に考えれば、マイナス金利が適用された預金は速攻で引き出されてしまうと思うのてすが……。

さらに、日経新聞によれば、「2月時点の(日銀の)当座預金残高は260兆円の見込み。このうち210兆円は年0.1%の金利を支払う。マイナス金利の10兆円を除いた残りの40兆円の金利は0%。当座預金は今後、年80兆円程度増える見通しだが、増える分の大半は金利0%とする」とのこと。

そりゃあ当座預金残高260兆円すべてにマイナス金利が適用されるとなれば大問題です。大混乱が起きます。しかしマイナス金利が適用されるのはたかが10兆円程度です。マイナス幅の拡大はできてもマイナス金利を適用する預金残高の拡大はおそらくムリです。世間は何を大騒ぎしているのでしょうか。

マイナス金利よりも今後増加する当座預金残高に対しての金利0%というほうが金融機関にとっては痛いのではないでしょうか。もう金利が貰えなくなります。

今後は当座預金を積み上げても金利は0%だとすれば、金融機関はそれでも日銀に国債を売るでしょうか。日銀は年間80兆円の国債の購入に支障はないと考えているようですが、日銀の国債購入もそろそろ限界みたいです。購入に支障があっても想定内かもしれません。

マイナス金利の導入以来、国債の金利が下がり続けています。一方で株式市場には配当利回りが2%(0.2%ではない!!)を超える銘柄がゴロゴロしています。それなのにマイナス金利に反応して株価が上がったのは、1月29日(金)と2月1日(月)の二日間だけでした。株価はその後元に戻ってしまいました。

この時期、日銀が何を目的としてマイナス金利を導入したのかわかりませんが、もしこれが即効性を狙った株価テコ入れ策だったとしたら大失敗でした。株式市場は金利の低下による金融機関の収益悪化懸念に反応してしまいました。

それでも長い目で見れば、マイナス金利の影響で行き場を失った投資資金が株式市場に回帰してくることも考えられます。この低金利の時代に配当利回り2%というのはあまりにも魅力的です。

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