2016年6月22日 (水)

相模原市でクマ出没相次ぐ 県がわな設置へ

相模原市でクマ出没相次ぐ 県がわな設置へ

tvkニュース(テレビ神奈川) 6月21日(火)21時12分配信

今月に入って相模原市内でクマの目撃情報が相次いでいることを受け、県はクマを捕獲するためのわなを設置する方針を固めました。

相模原市緑区では今月に入り、クマの目撃情報が10件相次いでいます。
それを受け、相模原市はわなを設置する権限を持つ県に、クマの捕獲を依頼していました。
わなは出没が相次いでいる緑区の牧野地区付近に設置する予定で、大きさはドラム缶2つ分、大人のクマも捕獲できるということです。
捕獲したクマは人里に入ってこないよう人を怖がるように学ばせた後、山に放す予定です。

最終更新:6月21日(火)21時12分

クマが出没したというので、緑区というのは高尾山方面かと思っていました。しかし、地図で確認したところ、緑区というのは、何と、大和市の東側ではありませんか!!位置的に考えると人里というよりもとんでない住宅街です。すごいところにクマが出没したものです。

どうもおかしいと思ってよくよく調べたら、大和市の東側の緑区は横浜市の緑区でした。これとは別に八王子市の南側(津久井湖周辺)に相模原市の緑区がありました。緑区だなんて名称が都会っぽいですが、なるほどここなら山を下りてきたクマが出没してもそれほど不思議はありません。
 
 
先日(6月19日)「小田急沿線自然ふれあい歩道」の鶴巻温泉駅~秦野駅コース歩きました。弘法山(神奈川県秦野市)の山道を登っていたら、後ろでクマよけの鈴を鳴らしている人がいました。権現山の展望台から秦野駅に向かって下りているときも親子連れのグループが鈴を鳴らしていました。弘法山や権現山にもクマが出る恐れがあるのでしょうか。いくらなんでもそれはないだろうと思いますが、備えあれば憂いなしなのかもしれません。
 
「小田急沿線自然ふれあい歩道」で一番クマが出そうなところといえば、新松田駅コースの松田町です。あそこにはシカやイノシシよけのフェンスがあります。野生のシカやイノシシが出るんだからクマが出没しても不思議はありません。

実際、こんなニュースが流れていました。

<クマ>神奈川の東名北側山間地でも出没 注意呼び掛け

毎日新聞 6月21日(火)10時37分配信

 神奈川県山北町の東名高速道路北側の山間地を中心に、クマの目撃情報が相次いでいる。ツキノワグマとみられ、昨年も7~12月にかけて5件の目撃情報があったが、今年は昨年より2カ月ほど早く、同町は自治会などを通じて住民への注意を呼び掛けている。

 町環境課によると、先月21日~今月18日、同町谷ケ、都夫良野地区などで4件の目撃情報が寄せられた。このうち3件は人家にも近い場所で、徘徊(はいかい)しているクマが目撃された。

 このため、町は人家に近い地区6カ所に「注意 熊出没」の看板を設置したほか、自治会を通じての情報提供もした。また、20日夕から約1週間、ロケット花火を打ち上げ、クマの通り道に火薬のにおいをさせて危険防止を図るという。【澤晴夫】

 

有名な童謡「きんたろう」では、

 ♪まさかりかついで きんたろう くまにまたがり おうまのけいこ

と歌われています。この童謡の二番は、

 ♪あしがらやまの やまおくで けだものあつめて すもうのけいこ

となっています。足柄地方というのは昔からクマの生息地として有名だったのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月28日 (日)

小田急線沿線自然ふれあい歩道・「新松田駅コース」を歩く

早咲きの河津桜は今が見ごろです。河津桜は、すぐに散ってしまうソメイヨシノと違って見ごろが延々と1か月ぐらい続きます。二月に咲くので梅と勘違いしている人もいるかと思います。

河津桜といえば静岡県の河津町(原木がある)が有名ですが、小田急線沿線自然ふれあい歩道にも河津桜の名所があります。新松田駅コースの西平畑公園です。今年の松田町の桜まつりは2月13日(土)から3月13日(日)までの約1か月間です。

去年3月15日に新松田駅コースを歩いたときは、散り初めでようやく見頃を過ぎたといった感じでした。

今年は2月5日に新松田駅コースを歩きました。さすがにまだ桜まつりの準備中で提灯を吊るす作業をしていました。それでも少し咲いている河津桜もありました。
 
 

さて、自然ふれあい歩道の新松田駅コースですが、このコースは新松田駅をスタートしてまず延命寺に向かいます。延命寺を抜けて急坂のヘアピンカーブを上ると、東名高速沿いにしばらく下り坂が続きます。この下り坂で体力を温存して西平畑公園に向かいます。西平畑公園の入口にあたる自然散策路はつづら折りの階段になっています。ここが河津桜の名所です。自然散策路の階段の厳しさは自然ふれあい歩道全70コースの中でも屈指の難所です。ノンストップで階段を上りきると疲労困憊でひと休みしたくなります。ここから眺める大パノラマはまさに絶景です。
 
西平畑公園にはふるさと鉄道(ミニSL)というのがあります。このミニSLは実際に煙を吐いて走るらしいですが、まだ見たことはありません。こどもの館から自然館まで、このふるさと鉄道の線路沿いを歩きます。

自然館から先は舗装されていない山道に入ります。この山道は「松田山みどりの風自然遊歩道」という名前がつけられています。このあたりには野生のシカやイノシシが出るらしく、畑を荒らされては大変です。いたるところにフェンスが張り巡らされています。しばらく行くとシカよけのゲートがあります。カギを開けてゲートをくぐったら、またきちんとカギをかけておかなくてはいけません。何となく"秘境"に来たという気分になります。

ゲートを抜けると舗装された道に出てしばらくは上り坂が続きます。周囲はミカン畑です。上り坂が終わると今度は下り坂になります。この下り坂では随所で大パノラマの絶景が眺められます。下り始めてから河南沢配水池まで、歩数にして約1600歩です。ここは一気に駆け下ります。

配水池を過ぎても下り坂は続きますが、さすがに疲れるのでここからは歩くことにします。配水池からゴールの新松田駅まで約1kmです。

チラシでは新松田駅コースのルート合計は約3.9kmとなっていますが、歩数から計算すると5.5kmぐらいあります(0.75m×7400歩)。アップダウンが多くてけっこうきついコースです。体感的には6kmぐらい歩いた気分になります。甘く見てはいけません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月16日 (火)

小田急線沿線自然ふれあい歩道 いろいろなベスト5

短時間で歩けるコース ベスト5

1.  多摩センター駅~唐木田駅コース
    3.0    5327  3.7  43  1.23  86.7   372890
2.  桜ヶ丘駅~高座渋谷駅コース
    3.5    5003  3.5  44  1.00  79.6   350210
3.  新宿駅~参宮橋駅コース
    3.0    4897  3.5 47  1.17  72.9   342790
4. 本鵠沼駅~藤沢駅コース
    3.7    5645  4.0  48  1.08  82.3   395150
5.  柿生駅(麻生川)コース
    4.0    5728  4.0 49  1.00  81.8   400960
            (分)

長時間かかるコース ベスト5

1.  渋沢駅(渋沢丘陵)コース
    8.0   13401  9.4  126  1.18  74.5   938070
2.  鶴巻温泉駅~秦野駅コース
    7.2   11081  7.6  125 1.06  62.1   775670
3.  六会日大前駅(天王森和泉公園)コース
    9.3   13650  9.6 125  1.03  76.4   955500
4.  渋沢駅(四十八瀬川)コース
    8.4   13017  9.1 115  1.08  79.2   911190
5. 善行(大庭城址公園)コース
    8.3   12455  8.7  112  1.05  77.8   871850
             (分)

コースが平坦で速く歩けるコース ベスト5

1.  多摩センター駅~唐木田駅コース
    3.0   5327  3.7  43  1.23  86.7    372890
2. 狛江駅~喜多見駅(岩戸川緑道)コース
    4.9   6487  5.0  53  1.02 85.7   454090
3. 狛江駅~和泉多摩川駅コース
    5.3   7673  5.4  63  1.02  85.3   537110
4. 富水駅~開成駅コース
    4.6   6806  4.8  56  1.04 85.1   476420
5. 狛江駅~喜多見駅(野川)コース
    6.4   8577  6.0  71  0.94 84.6   600390
                 (m/分)
 
 
 

坂や階段が多く速く歩けないコース ベスト5

1.  鶴巻温泉駅~秦野駅コース
    7.2   11081  7.6  125  1.06  62.1   775670
2.  新松田駅コース
    3.9    7603   5.3   74  1.36  71.9    532210
3. 新宿駅~参宮橋駅コース
    3.0    4897   3.5   47  1.17  72.9    342790
4. 渋沢駅(渋沢丘陵)コース
    8.0   13401  9.4  126  1.18 74.5.   938070
5. 藤沢本町駅コース
    5.5    7988   5.6   75  1.02 74.6    559160
                  (m/分)
※新宿駅~参宮橋駅コースは信号待ちによる影響です。

地図のルート合計が???のコース ベスト5

1. 本厚木駅コース
    5.5   10943  7.7    96  1.40  79.8   766010
2.  新松田駅コース
    3.9    7603   5.3    74  1.36  71.9   532210
3. 黒川駅~栗平駅コース
    3.2    5791   4.1    49  1.28  82.7   405370
4. 小田急多摩センター駅コース
    6.5   11697   8.2  106 1.26  77.2   818790
5. 多摩センター駅~唐木田駅コース
    3.0    5327   3.7    43 1.23  86.7   372890
  (A)      (B)    (B/A)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年2月26日 (水)

小田急沿線自然ふれあい歩道・桜の名所30選

桜の季節が近づいてきました。そこで「小田急沿線自然ふれあい歩道・桜の名所30選」というのを紹介したいと思います。
 
この桜の名所30選の選定に際しては、公園などにまとまってドカンと植えてある桜よりも緑道や川沿いに延々と続いている桜並木のほうが有利です。並木になっていると季節はずれに歩いても強く印象に残るからです(公園やお寺でここだけは外せないという桜の名所がチェック漏れになっているかもしれません)。
 
 
小田急沿線自然ふれあい歩道・桜の名所30選
 
04 世田谷代田駅~下北沢駅コース
  ●北沢川緑道
 
07 千歳船橋駅~経堂駅コース
  ●桜丘小学校から世田谷通りにかけて/馬事公苑/烏山川緑道
 
08 千歳船橋駅コース
  ●蘆花恒春園
 
09 祖師ヶ谷大蔵駅コース/10成城学園前駅コース
  ●仙川沿い
 
11 狛江駅~喜多見駅(野川)コース
  ●野川沿い
 
12 狛江駅~喜多見駅(岩戸川緑道)コース
  ●岩戸川緑地公園
 
14 登戸駅~向ヶ丘遊園駅コース
  ●二ヵ領用水(宿河原線)沿い
 
15 向ヶ丘遊園駅(日向山)コース
  ●二ヵ領用水(新川)沿い
 
16 向ヶ丘遊園駅(枡形山)コース
  ●枡形山広場
 
17 読売ランド前駅コース
  ●菅さくら公園
 
19 柿生駅(麻生川)コース
  ●麻生川沿い
 
21 鶴川駅コース
  ●岡上営農団地沿いの農道
 
22 玉川学園前駅コース
     昭和薬科大西側の尾根道(次点)
 
23町田駅(芹ヶ谷公園)コース
   ●芹ヶ谷公園/恩田川沿い
 
27相武台前駅コース
   ●かにが沢公園
 
30海老名駅~厚木駅コース
   ●県立相模三川公園
 
31本厚木駅コース
   ●ぼうさいの丘公園
 
33伊勢原駅(市民の森ふじやま公園)コース
   ●市民の森ふじやま公園
 
36鶴巻温泉駅~秦野駅コース
   ●弘法山公園の馬場道
 
39渋沢駅(渋沢丘陵)コース
   ●頭高山
 
40新松田駅コース
   ●西平畑公園の自然散策路
 
45小田原駅コース
   ●小田原城址公園/西海子小路
 
47東林間駅~中央林間駅コース
   ●さくらの散歩道
 
51桜ヶ丘駅~高座渋谷駅コース
   ●引地川沿い
 
53長後駅~湘南台駅コース
   ●境川沿い
 
54六会日大前駅(引地川)コース
   ●日大キャンパスの西側
 
56善行(大庭城址公園)コース
   ●大庭城址公園
 
58藤沢本町駅コース
   ●伊勢山公園
 
66小田急永山駅コース
   ●都立桜ヶ丘公園など
 
67小田急多摩センター駅コース
   ●乞田川沿い
 
69多摩センター駅~唐木田駅コース
   ●富士見通り

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月 7日 (土)

小田急沿線自然ふれあい歩道・「本厚木駅コース」を歩く

●本厚木駅の北口周辺の繁華街を歩いていると最初はよく道に迷ったものです。
 
たとえば、本厚木駅の北口からスクランブル交差点を渡って有隣堂に向って歩いたとします。有隣堂の手前の道を右折すると厚木一番街に出られます。同じように有隣堂の先の「中町3丁目」の信号を右折しても厚木一番街に出られるような気がします。ところが、この信号を右折した道路は厚木一番街と並行に走っていてどこまでいっても厚木一番街には辿り着けません。「おかしいなあ」と首をかしげながらよく迷ったものです。
 
有隣堂の先にある「中町3丁目」の交差点が斜めに交差していることに気がついたのは何年も経ってからでした。この交差点が直角に交差していると思い込んでいたため、頭の中の地図がおかしくなって道に迷っていたのです。本厚木の繁華街はどうも道に迷うと不思議に思っている人はそういうことですので気をつけてください。
 
 
 
●さて、小田急沿線自然ふれあい歩道の「本厚木駅コース」ですが、以前「中央公園西側」の信号のところにあった歩道橋がなくなってしまいました。ここはただでさえ迷い易いところなのに貴重な目印がなくなってしまいました。ぼんやりしていると交差点を左折して大通りを本厚木駅に向って歩いてしまうので要注意です。
 
大都会(?)の本厚木も少し駅を離れるとのどかな田園風景が広がっています。このコースのメインは「ぼうさいの丘公園」です。「ぼうさいの丘公園」は見晴らしのよい丘の上に造られた約9haの総合公園です。隣りには東京農業大学の広大なキャンパス(農場?)が広がっています。東農大の敷地に沿って歩いていると鉄塔の手前の畑で学生と思しき若者がのどかに畑仕事をしているのがみられます。
 
この「本厚木駅コース」はルート合計が約5.5kmとなっていますが、5.5kmにしてはどうも疲れるし時間がかかります。最初は坂道が多いせいかと思っていましたが、そうではありませんでした。ルート合計が実際は7km以上あったのです。このコースのルート合計には、公園や緑道などの入口から出口までの長さがすっぽり抜けていたりします。最近ようやくそのことに気がつきました。
 
「本厚木駅コース」の長さを実際に歩数計で測ってみると、スタートからゴールまで10723歩ありました(三島神社や地頭山古墳への寄り道は省略)。1歩を70cmとすると、
 
 70×10723=750610
 
約7.5kmになります。
 
 
  歩数計 
 2085 本厚木駅         
 5733 亀の子橋の信号      
 6978 ぼうさいの丘公園(入口)  
 8025 ぼうさいの丘公園を出て右折する分岐点
 9873 地頭山古墳        
11713 小田急線高架下     
12808 本厚木駅 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月28日 (木)

小田急沿線自然ふれあい歩道・「大和駅コース」を歩く

いつのころからか、自然ふれあい歩道を歩くときは意識的に道順を覚えるようにしています。コースによっては2、3ヵ所ポイントを抑えておけば簡単に道順が覚えられるコースもありますが、「大和駅コース」は道順が覚えにくいということでは、最難関のコースのひとつです。
 
「大和駅コース」の道順を文章で書くと次のようになります。
 
銀行と銀行の間のプロムナードを東へ向って歩く。突き当たりの相鉄線の線路が地上に現われるところで左折。2本目の十字路を右折。しばらく歩いていくと道が二又に分かれているので左の道を進む。突き当たりのT字路を左折。新築の住宅の手前を右折。境川の水門に出る。境川の水門のところを左折。境川に沿って歩き、深瀬橋を渡る。瀬谷本郷公園に入り、野球場の周りを時計回りに進む。突き当たったら左手の大通りに出る。大通りを渡って最初の道を進む。小さな緑地のある五叉路のところで直角に左折する。しばらく行くと日枝社がある。日枝社のところで右折して大通りに出る。大通りを右折して坂道を上る。「瀬谷図書館前」の信号を右折。徳善寺まで歩く。善得寺のところで右折。突き当たったら左折。また突き当たりを右折して境川に出る。左折して境川沿いを歩き、入村橋を渡る。入村橋を渡ったら左折。相鉄線の高架下を通る。ここからは道なりに光丘中学校まで歩く。光丘中学校まで来たら、左折、右折、左折を繰り返して江ノ島線の線路沿いを歩き、踏切を渡る。直進して一つ目の信号の少し先の歩道橋のある道を左折。柳橋小学校の前を通る。LPガス貯蔵所(注意していないと見落とす)のところで右折。突き当たりを左折。引地台中学校の正面の道を右折。引地台公園沿いを歩く。大下さくら橋は渡らずに手前の階段で橋の下に入る。階段を下りたら右折して引地川沿いの道を歩く。大通りに出たら道なりに進んで、一つ目の信号の先にある駐車場と酒屋の間を左折。突き当ったら右折して引地川に沿って歩き続ける。大きなグランドのところで右折、すぐに左折してグランド沿いを歩く。道なりに進んでいくと大通りにでる。左折するとすぐ手前に「草柳一丁目」の信号がある。信号を右折してすぐに左折、直進して相鉄線に出合ったら右折。プロムナードを大和駅まで歩く。
 
この文章を読んで道順を覚えろと言われてもほとんど無理です。まるで呪文のようです。ところが、一度コースを歩いてみると、この複雑怪奇な道順がしっかり頭の中に入っているから不思議です。実際に歩いてみることが記憶にとっていかに大切かがわかります。また、一度迷ったことのある箇所というのは鮮明に記憶に残っています。苦労して迷うことも記憶には大切です。
 
地図に頼っていると道順はなかなか覚えられません。なるべく地図を見ないようにします。
  
道順を覚えるコツとしては、文章としてではなく頭の中に地図を思い浮かべて映像として覚えるようにします。歩きながら頭の中で正しい道順のシュミレーションを何度も何度も繰り返します。そうすると連想ゲームのように分岐点、右折地点、左折地点などのポイントが順番に浮かんできます。スタートからゴールまで2時間以上かかるコースでも、頭の中のシュミレーションなら1分もかからないでゴールインできます。このシュミレーションを歩きながら何度も何度も繰り返すのです。その気になれば、一度歩いただけでも覚えられます。
 
  
役者はどうして台本のセリフを簡単に(?)覚えられるのだろうと常々不思議に思っていましたが、おそらく何か似たようなコツがあるのだと思います。コツがわかると台本のセリフも案外簡単に覚えられるのかもしれません。
 
自分のセリフだけを覚えるのではなくて、相手のセリフも覚えるておくと、相手のセリフを聴いた瞬間に自分のセリフが思い浮かんでくるという話を聞いたことがあります。素人考えで自分のセリフだけを必死に覚えようとするとかえって効率が悪いのかもしれません。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年9月19日 (木)

小田急沿線自然ふれあい歩道・「黒川駅コース」を歩く

真夏のウォーキングはつらいです。炎天下を歩くと滝に打たれたように汗だくになります。自然ふれあい歩道のウォーキングも、最高気温が30度を超える7月下旬から9月上旬にかけては「夏休み」を余儀なくされます。
 
最近ようやく残暑も和らいできました。そこで9月17日から自然ふれあい歩道のウォーキングを再開することにしました。17日は台風一過の秋晴れです。まだ日差しは厳しいですが、それでも木陰に入ると風がひんやりとしていて気持がいいです。
 
この日(9/17)は「黒川駅コース」を歩きました。もうすっかり馴れましたが最初にこのコースを歩いたときは迷ったのなんのって大変でした。
 
「黒川駅コース」は迷いやすいところが4箇所あります。
 
1.JAセレサ川崎(農産物直売所)の先にある右折地点
地図を見ると、川に橋が架かっていて橋の手前を右折することになっているのですが、どこまで行っても橋が見当たりません。完全に道に迷ってしまって何度も同じところをグルグル歩き回ったものです。
JAセレサ川崎から約200m行ったところに、橋というよりも道の下に小さな川が流れているところがあります。欄干のある橋だとばっかり思っていたのでうっかり見落としていました。そこが右折地点でした。
 
2.「よこやまの道」の小さな標識のところ
見落としそうな本当に小さな標識です。ここでは行止りの道(私道)に迷い込んでしまいました。よく見ると、2本の舗装道路の間に舗装されていない土の道がありました。その土の道が「よこやまの道」に通じている道でした。
 
3.「もみじの広場」の先にある五叉路
「もみじの広場」の先にある五叉路は迷いやすいです。拡大図をよく見て慎重に道を選ばなくてはいけません。しばし地図とにらめっこです。右から二番目の坂道を下っていきます。
 
4.「海道ひだまり公園」の先
「海道ひだまり公園」の先には地図にはない分岐点があります。もっともらしい右の道(下り坂)ははずれです。一見私道ではないかと思ってしまう左の道が正解です。
 
 
「よこやまの道」の雑木林には夥しい数のドングリが落ちていました。落ちていたというよりもばら撒かれていたという感じです。おそらく前日の台風の影響だと思います。1時間もドングリ拾いをすれば簡単に5kgぐらいになってしまいそうです。そんなにドングリを拾ってどうするの?わかりません。
 
よこやまの道を歩いていてもほとんど人を見かけません。木漏れ日の雑木林はほとんど無人の世界です。蝉の鳴き声(オーシンツクツク)だけが聞こえてきます。小さな標識のところから「海道ひだまり公園」にかけて、この日すれ違ったのは1人だけでした。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 7日 (日)

小田急沿線自然ふれあい歩道・「海老名駅~厚木駅コース」を歩く

「海老名駅~厚木駅コース」は何度も歩いています。今では地図なしでも楽勝です。「勝手知ったる他人の庭」です。初めて歩いたときはケヤキ屋敷林の手前で道がわからなくなって困ったものでした(拡大図はあるもののそれでも迷った)。
 
ひさしぶにこのコースを歩いてみてびっくりしました。なんと、JR海老名駅の北側の田圃が消滅していました。再開発ということで工事中です。コースに含まれていた田圃の畦道もなくなってしまいました。
 
「海老名駅~厚木駅コース」は、迂回して田圃の畦道を歩いたり、保存樹木の屋敷林を眺めたりしますが、メインは相模三川公園です。相模三川公園は開園が2004年3月ということでまだ新しい公園です。古い地図には載っていません(この公園も樹木のネームプレートがけっこう充実しています)。
 
この相模三川公園からはあつぎ鮎まつりの花火大会で打ち上げられる花火がかなり近くで眺められます(河川敷で打ち上げられる花火を上流から眺めることになる)。花火を見るには絶好のロケーションです。おそらく地元の人にはよく知られている穴場です。遠方から花火を見に来る人も、芋を洗うような相模大橋やあゆみ橋方面は避けて、相模三川公園に行くといいです。海老名駅から徒歩で約20分です。
 
この相模三川公園では何やら拡張工事が行われていました。どうやら花火大会に備えているみたいです。そのうち何年かすると、相模三川公園にも花火の見物客がドッと押し寄せるようになっているかもしれません。
 
 
相模三川公園を一周したら相模川沿いの遊歩道を歩きますが、有鹿神社から先の遊歩道は圏央道の工事のためこれまでは通行規制が敷かれていました。以前歩いたときは、まるで工事現場の中を歩いているような感じでした。ここにきてようやく圏央道も開通して通行規制も大幅に解除されました(橋桁の下ではまだ工事が続いている)。
 
圏央道沿いの住宅街からゴールの厚木駅までの約1.5kmは単なる帰り道といった感じです。見るべきものはほとんどありません。平凡な住宅街の中を歩きます。
 
コースが短過ぎて物足りないという人は、厚木駅に向わずに、相模大橋(またはあゆみ橋)を渡って本厚木駅を目指すといいです。橋の上から眺める相模川もなかなかのものです。遠方に丹沢の山が見えます(富士山は見えない)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月24日 (月)

小田急沿線自然ふれあい歩道・「鶴巻温泉駅~秦野駅コース」を歩く

小田急線の東海大学前駅と秦野駅の間にはトンネルがあります。下り電車に乗ってこのトンネルをぬけると進行方向の右手の山の頂上にお寺のような奇妙な建物が見えます。あの建物はいったいなんだろうと常々不思議に思っていました。電車の窓から建物を見ていると、建物がだんだん近づいてきてかなり大きく見えるようになります。そしてまただんだん遠ざかっていって電車は秦野駅に着きます。
 
自然ふれあい歩道の「鶴巻温泉駅~秦野駅コース」を歩いていたら、なんとコースに、小田急線からよく眺めていたあの奇妙な建物が含まれているではありませんか。ようやく数年来の謎が解けました。なんのことはない、あの建物は弘法山公園(権現山)の展望台でした。地元の人ならだれでも知っている有名な展望台です(たぶん)。

「鶴巻温泉駅~秦野駅コース」はルート合計は約7.2kmですが、アップダウンが激しく小田急沿線自然ふれあい歩道全70コースの中のでも間違いなく最難関のコースです。特に弘法山の山頂に至るまでの登山道が険しく、お手軽な散歩というには程遠いです。息を切らせて休み休み登ることになりました。山頂に辿り着くと汗ぐっしょりでさすがにひと休みしたくなります。
 
弘法山の山頂には猫がいます。普通の猫は人が近づくと警戒して逃げて行きますが、弘法山の猫は人懐っこいです。猫のほうから近づいてきます。付近には民家がないのでおそらく野良猫です。人を見ると近づいてくるのは、登山客がエサをあげるので味をしめているのかもしれません。
 
弘法山の山頂からは一度坂道を下ります。そして明治時代には草競馬が行われていたという馬場道を上って権現山の展望台に辿り着きます。電車からよく眺めていた建物です。なるほど絶景が眺められます。
 
  
権現山の展望台から秦野駅に向うルートはただひたすら階段を下りることになります。ここで道を間違えると、馬場道の坂下に戻ってしまうので要注意です(経験者は語る)。ここからの下りは、いくら下ってもなかなか下界(?)に辿り着けません。いかに上りがきつかったかが偲ばれます。下界に辿り着くころにはもう疲労困憊になっています。このまま駅に向ってくれればいいのに、わざわざ迂回して「弘法の清水」に寄らなくてはなりません。コースがそのように設定されているからです。秦野駅には踏み切りを渡って南口(?)から戻ります。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小田急沿線自然ふれあい歩道・樹木の名前が覚えられるおススメコース

小田急沿線の自然ふれあい歩道を歩いていると、公園や緑道などの樹木にネームプレートがついていることがよくあります。このネームプレートによって、サクライチョウぐらいしかわからなかったわたしも相当樹木の名前に詳しくなりました。
 
最初に覚えたのがケヤキクスノキです。自然ふれあい歩道を歩くようになる前はケヤキクスノキも名前を知っているだけで実際にどういう木なのか見てもわかりませんでした。ケヤキがわからないなんてそんなバカなと思うかもしれませんが、身近なところにケヤキ並木があって毎日ケヤキを眺めている人でなければ、ケヤキさえよく知らないというのが一般人(?)にとっては普通だと思います。
 
名前だけは有名なクスノキにしても同じです。たとえば、西新宿の甲州街道と新宿文化クイントビルの間には三列の並木が並んでいます。甲州街道側の並木は(葉が茂っていれば)イチョウだとわかります。クイントビル側の並木は(花が咲いていれば)サクラだというのはほとんどの人がわかると思います。
 
それでは、真ん中に植えてある並木は何の木でしょうか。おそらくほとんどの人は答えられないと思います(正解はクスノキです)。
 
サルスベリ、ハナミズキ、キンモクセイ、シラカシ、ヤマモモ、マテバシイ、カツラ、コナラ、カクレミノ、イヌマキ、モチノキ、ユズリハ、ユリノキ、プラタナス、ヒイラギ、タイサンボク、トウカエデ、ヒマラヤスギ、メタセコイア、コノテガシワ……比較的早い時期に覚えた樹木の名前を列挙してみました。自然ふれあい歩道を歩いているとこういう樹木の名前を自然に覚えるようになります。
 
自然と覚えるのではなくて、積極的に覚えようと思ったらネームプレートの充実しているコースを集中的に歩くのが一番です。そこで、樹木の名前を覚えるのに適している「自然ふれあい歩道」のおススメコースを紹介します。
 
1.狛江駅~喜多見駅(野川)コース 野川緑地公園
  狛江駅~喜多見駅(岩戸川緑道)コース 岩戸川緑道
 
2.相模大野駅コース 相模緑道緑地
  東林間駅~中央林間駅コース 相模緑地緑道
  
3.小田急多摩センター駅コース

 
 
なお、「向ヶ丘遊園駅(枡形山)コース」の生田緑地公園には樹木の名前あてクイズが楽しめる(?)グリーンアドベンチャーコースというのがあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)